■僕は恐妻家ではないゾ

　数日前、ワイフに言われた。「キミが最近の日記に書いていた『日記中毒』のハナシ。アレと似たことが別役実さんの本にも出ていて、ホント、日記は中毒になるから毎日更新するのはヤメなさい」と。知らなんだ。
　さらに昨晩は「怒濤の長電話して、日記更新して、BBSに書き込みしてって、それだけでしょ？キミの1日は」と非難された。げっ。ヤバい。
　確かに毎日ぐ〜たらし過ぎてるという自戒はあるんだけど、ほとんど仕事に追われる身の上でもないし、「ベイスボール英語辞典」や小説の続きなんかに立ち向かうのはなかなか骨の折れる作業で、ついつい日記でも書こうというコトになっちゃうのだ。とりわけ「ベイスボール英語辞典」の作業では、この春先に作業していた環境と今日を比べると大いなる変化が身に起こり、今では遠視用メガネ着用での作業となっちゃったんだいッ。環境大激変なんだいッ！　と言いつつ、さっきまで「E」の項目をメガネかけつつシコシコ作業。やり始めると、案外面白い。「そうだった。自分で面白かったから始めたコトだった」と、再確認。
　きっとコレだけに没頭すれば2カ月程度でとりあえずの項目網羅はできるのだろうが、なにせこちとら気が多い。ただし、来年にはゴジラ松井クンも渡米して、いよいよ大リーグ熱やら需要予測もあるんで、できるだけ早い完成をめざしてどこぞの出版社に売り込んでみる所存。実は、A・B・C・Dまでしかない僕の「ベイスボール英語辞典」のアクセスは、すでにかなりのモノなのだ。ただし、自分で確認のために入ってみると、紙の書籍スタイルとなった方が検索性は数段イイだろうし、役にも立てていただけそうだという思いもある。どこかの出版社、買ってくれ〜〜ッ！！
　ところで僕は、周囲からはほぼ恐妻家と見られているフシがある。コピーライターとして嘱託勤務し、おマケに翻訳やノベライズやらで本も出し、八面六臂に活躍する女性だから、さぞかしお前のようなロクデナシはアタマが上がらないだろうという予測。残念でした。気は使うけれど、アタマは上げっぱなしだし、感謝はすれどコビは売らずの対等関係である。ソレの証拠に、本日だって日記を書いたじゃないか。きゃは。
●今日の１句　　老眼鏡使えば嬉し馴染めば寂し
●今日のもう１句　　お遊び前のアリバイ工作だ