■掃除の鬼となるゾ

　他にゃまったく欠点の思い当たらない良くデキた人間の僕なのに、整理整頓だけは大いにニガ手だ。今、僕の部屋は、多分この春先に少々モノを動かして以来、まったく手つかずの聖地と化している。聖地巡礼者は僕だけで、巡礼者は毎度呪文を書いた原稿やら、原稿のための雑誌・新聞・書籍などを、元何物かあった床や机やソファーベッドの上にどんどんと積み残していくから、聖地はいよいよウズ高いゴミいや呪文あるいは聖なる書物の無分別な山となってしまったのである。こうなると、どこから手を付けてイイものやら、まったく手の施しようのない無法地帯である。それでも、敷きっぱなしの万年床とコンピュータのあるデスクとそれに向き合うための事務イスのスペースは確保されているんで、この生活が続く限りは困るコトはない。
　ところが、月の明けたこの週末をはじめ、中旬には数人の友人を宿泊させたりと、何回かの来訪者が予定されていて、その来訪者の目的のひとつに複写機を使わせるコトというのもある。デスクサイドにあるファクス＆コピーの複合機は、確か昨年に導入して以来、さして活躍もしていない。おマケにデスクサイドということは、即物置スペースにもなってしまうので、コピーしようという来訪者は聖なるゴミの山をかき分けて、その中に足場を確保しなくてはならないという寸法だ。ひゃは。いよいよ放っておけない期限がやって来たんで、この日記のアップが終わったら「掃除の鬼」となるしかないワケだ。イスに座ったまま右、背後、左と見回すと、愕然とするほどの散らかり放題。嗚呼！
　この日記の最大のメリットは、「言われてもやらない」「言っても口先だけ」のぐ〜たらな僕の性根を「有言実行」に駆り立てるための道具になることだ。ぎゃはは。
●今日の１句　　フロッピーどうしてそんな所にあるの？
●今日のもう１句　　探してもいなかった探し物が見つかるんだよ