■Tokyo・New York・Alaska

　ついさっき、2002年大リーグのワールドシリーズが終了。肩入れしていたAnaheimが勝って、大いに溜飲を下げているところだ。で、今年のワールドシリーズが面白かったのは、何もそのゲーム内容だけが理由ではなかった。
　8月にヌーヨークで知り合ったTaro Okamotoからも、さらにはアラスカ在住でこの春に来日した折には初の面会を果たした「アラスカ・ビル」ことBill Ralstonからも、事前や途中でメールをもらい、いずれもAngelsを応援していた3人なんで、本日はこれからそれぞれに祝賀メールを送らなくちゃならないのだ。
　僕ら3人はそれぞれシーズン中には別の応援ティームがあったはずなのに、今シーズン後半からポストシーズンにかけてどんどん盛り上がったAngelsに引き込まれるように魅入られたクチで、相手のGiantsにたとえ新庄クンがいるから、あるいはBarry Bondsがいるからと言っても、決してSan Franciscoにゃなびかなかったのである。もっとも、僕の大嫌いなまるで甲子園の応援風景みたいになっちゃったAnaheimのノイズスティック打ち鳴らすファンのスタイルは、あくまで無視なんだけれど。
　何が面白いかって、まったく同時刻に、アメリカ大陸の東西の端っこにいる2人、さらには太平洋を挟んだ極東の地にいる僕の合計3人が、ほぼ同じ関心を持ってTV画面に食らいついていたコトだ。で、おそらく3人ともえらく満足しているはず。考えてみると、奇遇だよナァ〜。今、僕の身近にはほとんどベイスボール・ファンはいないって言うのにネェ〜。ひゃはっは。
●今日の１句　　9.11も影響ありだよアメリカのご唱和主義
●今日のもう１句　　タマゴ産み続ける女の歌のライブにお誘い
●今日のもうもう１句　　およそ明けない秋である