■プレッシャーのかかる宿題

　ワイフの江崎リエが、またまた訳書を上梓した。今回は英訳それも彼女がいちばん希望していた小説の翻訳で、この26日に角川書店から発売だという。祝賀〜〜ッ！
　確か6月あたりから刻苦勉励いや翻訳作業に精を出し、途中で聞いたのは「300ページでしかも2段組の本になるらしい」というコトだった。ひゃ〜〜、すげぇ！　数日前に編著者分の10冊ぐらいが宅配便で届き、梱包を解いた彼女から1冊進呈された。珍しいコトなのだ。読書傾向にえらく偏向のある僕にも、今回のアメリカ小説なら読めるはずだと言いやがるのだ。だったら300ページの2段組なんてすげぇボリュームじゃない訳著の時に読んでおくんだったと後悔しているが、与えられた宿題だから読もう。
　銀座の広告制作会社で嘱託のコピーライターと兼業しながらの今回の彼女の翻訳作業のクライマックスは、ちょうどヌーヨーク旅行前後に集中し、ゲラのチェック、訳者あとがき等の最後の作業をこなしつつの「ワイフだけ強行軍」の旅だったのである。う〜〜んむむ。ガンバるヒトじゃ。
　で、肝心の書籍は、角川の「BOOK PLUS」というシリーズのペイパーバックスタイルで、なかなか感じが良くて軽く手にしやすいイイ装丁。おシャレな文庫のイメージかな。
　原題「Money, Love」の邦題は『僕の夢、パパの愛』。ブラッド・バークレイという作家の作品だ。角川書店のサイトにあった「今月の新刊」から、内容紹介を引っ張ってきた。まだ表紙写真は入手していない。そのうちトップで大宣伝！
※｢ビッグでリッチになってやる｣セールスマンの仕事に夢をかける父さんに、愛想をつかして家出した母さん。もう一度やり直す為、父さんは息子の僕を連れて地方巡業に繰り出した……ハートウォーミングな親子の物語。
発売日：2002年09月26日　定価：本体1000円（税別）/Ｂ６版
ISBN：4-04-897033-X-C0397
●今日の１句　　また1冊ワイフの書架のみ肥える秋
●今日のもう１句　　僕の夢もペイパーバックの小説です