■ブサイク

　ホントに珍しくおヒゴト資料の買い漁りに昼過ぎから都心に出掛けた。ヒンジュクまで行ってしまうと「サムライ」がオイデオイデしていそうで、ここは蛮勇を奮って高田馬場で下車。無事に大型書店で資料を買いそろえたところで、先頃ここでも紹介した村井康司さんのご著書「ジャズ喫茶に花束を」中に登場していた「イントロ」に、ついフラフラと足を運んだ。若い女性店員１人と客は僕だけ。聞けば、この１年ぐらいは喫茶タイムをヤメていたらしい。ルー・ドナルドソンのアルトがきらびやかに鳴っていた。
　さて、往復の電車の座席正面はいかにも僕にとって悔しい同乗者で、行きは20歳ほどの茶髪のおネーチャンの傍若無人なケータイ大笑い＆キミの剃り上げた眉毛の眉尻はどこまで広がるホイサッサ＆修復不能もいと哀し。帰りには女子高生3人組電車に乗ったらこっちのもんヨ＆小結級豊満ムスメの睫毛クルクル矯正器他人の目なんざ気にしてられっかこれでもか！に遭遇。なんだかナァ〜。美醜のコトをとやかく言う資格もないし、イケないコトとは知りながら、思わず「ブサイク」と心の中で呟いちゃった僕なのである。
●今日の１句　　途中下車で誘惑を絶ったそこに誘惑
●今日のもう１句　　イントロに行けばイントロに思い出がある
●今日のもうもう１句　　太いのはココロが太ぇヤツだからだ