■歯を磨こう

　奥歯のハイタタタをキッカケに通い始めた歯医者で、全面補修作業の最中だ。虫歯、欠け歯、ヤニ歯などの一斉退治とゆーワケなのだが、毎度の拷問並み診療とりわけ歯石だか歯垢の除去には参る。心の中で「ふんぎゃ〜」と泣いているんだけれど、その除去作業の担当は医者にあらずの歯科助手さん。若いムスメっ子で、そーゆーヒトにはナメられたくない僕は、必死に堪える。８年前に倒れて以来、毎日が蟄居生活で他人に出会うことも少なかったんで、完全に歯磨きの習慣をなくしていた。月に１度あるかないかの外出時、あるいは歯医者に行く直前というのが、希少な歯磨きの機会という不潔漢だった。完全無欠にして生粋のぐ〜たらなんである。
　その歯医者に、今回最初に診察を受けて知らされたのは、僕の歯は無類に「噛み合わせがイイ」というコトだった。言外に「手入れの悪さで、見かけはこんなにボロボロなのになぁ〜」というニュアンスもあったけれどネ。きゃは。噛み合わせがイイ原因のひとつに考えられるのは、僕が「歯ぎしりオトコ」だからなんじゃないか？
　ま、コレを機会に歯磨き励行。おデート時にはニカッと白い歯を見せて女性たちをたぶらかす所存である。だっはっは。