■ヤブヘビプレゼント　9/20�F

　案の定、翻訳家の野中邦子さんから誕生プレゼントをいただけた。快哉！　去年は大ぶりデラックスな花束だったが、今年はスニーカー。ん？　どっか見覚えのあるスニーカーと似ていなくもない。そいや、半年以上シューズと無縁だ。それに、メッセージもどこかお叱りを受けているようでバツが悪い。早く良くなって、スニーカーはいてお出掛けなさいネという優しい気持ちと、そもそも医療拒否なんぞという不自由極まりない精神の拘束状態がイケないのだ、心にスニーカーをはいてもっと自由におなんなさいネ、という気分が十分すぎるほどうかがえて、少しうつむく僕なのであった。


by Kuniko Nonaka

●今日の１句　　骨の出る52歳の夜明け前
●今日のもう１句　　そうは言っても出不精なのだ




　　　→なんと誕生日明けて早々に出てきた骨片だ





■忘れちゃイヤよ　9/19�E

　いや、ついに死んじゃったワケではない。だから遺影ではない。もう3年ほど前にプロの女性カメラマンが撮った雑誌掲載用写真。3年サバ読んでもわざわざ顔出ししたのは、現実にこの半年以上どこにも出掛けていないんで、もう忘れられちゃったんじゃないかという恐れと、明日は僕の誕生日だヨ〜ンの告知のためのスペシャルサービスなのである。ひゃは。現在の僕は、左写真同様に髪は伸び、ヒゲは仙人みたいにボーボー状態。目は腫れぼったくて頬はこけ、要するに病人らしい顔つきに変化しているはず。恐ろしくてまともに鏡を見られないので、自分の顔ながら想像で紹介しておく。それにしてもまさか52歳まで生きるとは思わなんだ。そんなコトなら若い頃にもっとちゃんと脚の治療に専念しておきゃヨカッタとも思う。今や医療拒否者転じて医療恐怖症患者に成り下がった。
　そりゃそーと、去年はネットで花束を頂戴したりなんかして望外の喜びであった。今年も催促しちゃおう。顔思い出したら、何かメッセージでも何でもイイからチョーダイ。なにしろこちとら社会から隔絶された隠遁生活に大いに辟易としちゃっているんで、人恋しくて仕方がないのだ。
●今日の１句　　なんまんだぶ我が遺影に合掌す
●今日のもう１句　　結局お前は何者でもない

■栄養ドリンク　9/18�D
　いけね。日記をサボった。ケイコさんから「日記を書けないほどタイヘンなの？」とメールでヒンパイされちゃったけど、正しくは「日記を書く気になれない程度」に体調不良ではあった。それでも、ここのところ少し長時間眠れるのがありがたい。痛み止めを飲んだ1時間後ぐらいからなら4時間は継続睡眠がとれるんだナ。むひひ。
　それにひても食が細って、モノを食う気になれないのであった。ビールと共におつまみちょっぴりの生活で、さすがに体重の減少が気になってきたんで、先日ワイフに頼んで栄養ドリンクを各種買い揃えてもらった。普通のユンケル、安いユンケル、リポビタンのナントカカントカ、リゲインやらその他ナントカカントカのオンパレードで、不思議なモノで毎日ソレ１本飲むだけで、大いに滋養強壮されちゃう気分になるんだから便利なもんだと思う。近々、H氏が様子見に拙宅を訪れてくれるというから、それまでに伸び放題のヒゲぐらいはあたっておこう。
　そりゃそーと。大リーグも終盤戦。どうもペナントの行方に四苦八苦し一喜一憂するこの時期から、僕のテンションは下がってしまう。勝負なんてどうでもイイのだ。毎日どこかで今日も相変わらずbaseball gameが行われている。そのコトの方が大切なのだ。一方、日本のプロ野球ではあの暴力カントク率いる兵庫県の西宮タイガースが優勝した。薄汚れた道頓堀川に飛び込んで50人とか100人の死者が出たら、メディアはどう責任をとるのだろうかと観察していた。だって、飛び込むのは危険だ危険だと事前報道するメディアのメッセージは「飛び込め飛び込め」としか聞こえてこなかったもんネ。優勝初日に5300人のおバカさんが飛び込んだとは聞いたが、さらに翌日になって死者が出たらしい。見たくもないのに見せられた暴力カントクの甲子園球場での優勝メッセージは、いわゆる観客とファンに向かった「タメグチ」で、そこにあの男の本質的なイヤらしさを感じない方が僕はおかしいと思っている。気色悪い。
●今日の１句　　寝ることができるだけでもめっけもん
●今日のもう１句　　今日の１句が負担になったゾこのところ　むひゃ