■親バカ国際電話にヤニ下がる

　つい今し方、夕方5時近くにL.A.のセガレからおヒサシ節の電話。ワイフ在宅中のタイムリーな電話は、多分4カ月ぶりぐらいだろうか。受話器を取ったら「ハーイ」などとカッコつけやがって、「ハウユードゥーイング？」と来たもんだ。それより前、最近になってセガレが通うベルリッツ系ELSって語学学校が近々L.A.の別の地域に移転するコトとなって、せっかく友人2人とアパートをシェアする生活を始めたばかりのセガレの居住地からえらく遠くなると言うんで、学校を替える相談のメールがワイフ宛に来て、おマケにそれが予想もしなかった英文メールだったんで、ワイフ大いにヨロコビ、半分ウルウルしていたのだった。僕も即座にメール出し、「プリントアウトした上、我が家の家宝にしちゃろーかいと思ってる」などと冷やかしたばかりであった。
　ELSでの9グレードあるクラスの内、2番目から始めたセガレはどうやら8グレードの授業を受けるようになっているらしく、それだけで僕ら夫婦は腰を抜かすほど驚いちゃっているワケなのだが、なんでも9グレードはかなり難しいらしく、お墨付きを得てあちらの大学入学に足りる英語能力となるらしい。で、学校が移転しちゃって別の語学学校に行くことになれば、お墨付きの方はほぼパーになるらしいが、資格取るために渡米したワケでもないと、ちゃんと自覚しているセガレは、あまりソレを頓着していないようだった。それでイイ。
　向こうでガールフレンドもできたらしく、即座に黒白褐色赤緑などさまざまな人種を思い描いたのだが、どうやら日本人留学生らしく、なぁ〜んだと言うことになった。それより何より、「毎日が面白くってしょうがない」というコトバを聞くにつけ、夫婦で満足しちゃう親バカぶりは僕自身でもちょっと意外。
　さて、電話も済んだ。小雨そぼ降る中、ジャズバー「サムライ」での風変わりおデートのため、これよりヒンジュクに参る。むひゃ。
●今日の１句　　諸々運搬係今夜もバーを徘徊す