Les Ames girses(Livre de poche 30515) ISBN9782253109082 Philippe Claudel ［灰色の魂」 フィリップ・クローデル （みすず書房） 2007年 【1165】Les Ames girses前文 リエ 07/5/14(月) 0:21 ななさんの本が来るのをまちつつ、ぼちぼちと新しい読書会を始めようと思います。 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 本なしでコメントだけでもかまいませんので、自由にご参加ください。 読み終わった読書会ログを私のHP上に記録しています。 この読書会への発言・コメントは、読書会ログに記録として残ることを 承認のうえでお願いします。 アクサン文字のかわりに以下の記号を使って代用しています @ = a + accent grave 　 　　 ] = e + accent circonflexe [ = a + accent circonflexe 　　 & = e + trema　 \ = c + cedille 　　 { = e + accent aigu　　　　 ^ = i + accent circonflexe } = e + accent grave | = u + u accent grave 　` = o + accent circonflexe ~ = u + accent circonflexe　 まずは前文から Je suis l@. Mon destin est d']tre l@. Jean-Claude Pirotte, Un voyage en automne. ジャンクロード・ピロットはベルギー人の小説家、詩人だそうです。 2006年、小説「ゲルドルでの青春時代」でドゥ・マゴ文学賞受賞。 ドゥ・マゴ文学賞というのもありましたね。詳しくは以下へ。ピロットさんの写真もあります。 http://www.bunkamura.co.jp/shokai/bungaku/paris/index.html 最初の一行は漠然としているので難しいですね。 l＠を、そこ、あそこ、ここ　のどれを選んで訳すかでまず悩みそうです。 ]tre de ?＝?の出身である。?に属する 私の運命はそこに属している 私の宿命は、そこにつながっていることだ このほかにもいろいろな解釈ができそうです。本を読んだ後でもう一度前文を 読むと「ああ、そういうことか」と納得するのかもしれませんね。 【1171】Re:Les Ames girses前文 なな -07/5/15(火) 6:21 - ▼リエさん： 本が手元になくても、なんとなくどんな文章を書く人か、雰囲気が伝わってきます。 ちょっといい感じですね。 【1171】Re:Les Ames girses前文 伊藤愿 - 07/5/15(火) 21:06 >タイトル: Re:Les Ames girses前文 今晩は。いよいよ始まりましたね。 今回は遅れないようについていって完走したいです。 >]tre de ?＝?の出身である、?に属する >私の運命はそこに属している >私の宿命は、そこにつながっている さて　e^tre de +inf ですが 下のような説明があります。 je cite ------------------------------ de 2((不定詞とともに)) g)((属詞：動詞がe^treの場合))▲用例 Notre objectif principal est de re'duire le cho^mage.我々の主要な目標は失業を減らすことである 『ロワイヤル仏和中辞典』 ---- よって、 Mon destin est d'e^tre la`. は 「私の運命はここにいることである」と、私は考えます。 【1172】Re:Les Ames girses前文 伊藤愿 - 07/5/16(水) 11:24 >タイトル: Re:Les Ames girses前文 1171の文は、眠た眠た書いていたので送信してから初めて、 リエさんが単純に読み間違いされていたことに気づきました。 Mon de'stin est de la`. と勘違いされたんですね。 【1173】Re:Les Ames girses前文 リエ - 07/5/16(水) 15:23 伊藤さん 私の書き方が足りなかったようですが、読み間違いではありませんよ。 ]tre de ＋　]tre　l@ の一解釈例として 私の運命はそこに（存在するということに）属している 私の宿命は、そこに（あることに）つながっている と書きました。 「そこ（ここ）にいる」ということを運命づけられている と解釈すれば、 「私の運命はここにいることである」となると思います。 言っている内容はほぼ同じことだと思いますが、具体例がないのでどの訳語が ぴったりかは本を読んでからわかってくるだろうと思います。 1176】Re:Les Ames girses前文 伊藤愿 - 07/5/16(水) 18:31 こんばんは。 >]tre de ＋　]tre　l@ >の一解釈例として >私の運命はそこに（存在するということに）属している >私の宿命は、そこに（あることに）つながっている >と書きました。 e^tre de で　由来・起源・出所・所属を示す場合は、de　の後には名詞が来ると思いますが... ここは単純に　「??は(e^tre)??(動詞不定形)である」と言いたい時に 不定形の動詞の前に置く　de　ではないでしょうか。 Le mieux est de rester sans rien faire.いちばんいいのは何もしないでいることだ。 L'important,c'est de ne pas oubleir la clef. 重要なのは鍵を忘れないことだ。 『小学館ロベール仏和大辞典』 【1177】Re:Les Ames girses前文 リエ - 07/5/16(水) 19:15 伊藤さん ＞e^tre de で　由来・起源・出所・所属を示す場合は、de　の後には名詞が来ると思いますが... おお、名詞じゃないと由来とか所属の意味はなくなるのですか？ ここは単に動詞を名詞化するためのdeというわけですね。 わかりました、ありがとう。 【1178】Les Ames girses前文２　リエ - 07/5/17(木) 0:35 前文にはもう一人の引用があります。 Jean-Claude Tardif ヤフーフランスで検索したら、L'Homme de peuが最初に出てきました。 彼も詩人のようです L3 greffier(n.m.)＝（裁判所の）書記 L4 quelconque =なんらかの、ある、任意の L4 assesseur(n.m.)＝陪審判事、補佐役 L4 r'der =(あてもなく)さまよう L5 se m{langer =混合される、まざる L6 homme de peu =取るに足りない人間 この小説が何かの記録であることを示唆するようなイメージですね。 【1190】Les Ames girses P11 リエ - 07/5/24(木) 23:26 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P11 L1 commencer par + inf. =まず?する ふつうはcommencer @ + inf.＝?し始める　です。parは列挙するイメージですね L3 reprendre = 取り戻す L4 plaie(n.f.)＝傷 L6 travailler -苦しめる、悩ませる L8 plonger =(ナイフなどを)突き刺す、差し込む L8 @ pleine(s) main(s) =しっかり L9 rien @ rien =（話）全く何も（?でない） L14 ils = les faits L16 recoudre=（傷を）縫合する 　ナイフで体を切り開くように謎を切り開くという文を受けて、外科医を イメージさせる動詞が使われています L19 d{filer =次々に現れる 　最初に語る影（人物）は、ピーエル・アンジュ・デスティナという男性です 【1191】RE: Les Ames girses P11 伊藤愿 - 07/5/25(金) 18:30 楽しい読書会が始まりましたね。リエさん、いつもご苦労様でございます。 私の解釈の細かい相違点を、正直に書きます。 実際に対面していれば、口調で、丁寧さやフレンドリーさを出せるのですが、 書いた言葉だけだとつっけんどんな印象が強調されてしまいがちです。 でも、決して、敵対的に読書会に参加するつもりはないので、その点ご承知おきくださいね。 >P11 >L8 plonger =(ナイフなどを)突き刺す、差し込む ここの　plonger は、自動詞で、(自分が)「飛び込む」のように感じます。 >L16 recoudre=（傷を）縫合する >　ナイフで体を切り開くように謎を切り開くという文を受けて、外科医を >イメージさせる動詞が使われています 「脈絡がなくばらばらの事実を集め、つなぎ合わせる」で、私は「縫合する」というイメージは感じません。 >L19 d{filer =次々に現れる >　最初に語る影（人物）は、ピーエル・アンジュ・デスティナという男性です ombre 影 は、直接人物を指すのではなく、「je 私」がその人物について描く描写、と私は考えます。 【1192】Re:RE: Les Ames girses P11 リエ - 07/5/26(土) 10:20 伊藤さん、こんにちは(^_^)。 フランス語の本に限らず、日本語の本でも読む人によっていろいろな見方があると思います。それが作者が言いたかったことかどうかも、実のところわかりません。私が書くとこれが正解と取られがちかもしれませんが、「私は読んでこう感じた」くらいに思ってくれればいいと思います。私もあまり断定的な言い方にならないように気をつけますね。それに対して、伊藤さんの読み取ったことを書いてくれれば、読み方が重層化しておもしろいと思います。 【1193】Les Ames girses P12 リエ- 07/5/26(土) 20:59 P12 L2 procureur(n.m.)＝検事 　V.は地名のようです L4 s'{mouvoir =心を乱す、動揺する L4 tomber en panne =故障する 　人物を時計にたとえているので、この表現があるようです L6 se mettre en valeur =自分を目立たせる、立派に見せる L9 mimique(n.f.)＝身振り、ジェスチャー 　「あの事件」について語るときには、ため息と身振りがつきものだった ようです 1917年の物語なのですね。若い作家ということっだったので、現代が舞台 かと思いましたが。 L21 fracas(n.m.)＝激しい音、大音響 L22 charrette @ bras(n.f.)＝手押し荷車 L23 puant(e)=臭い L29 pensionnaire =居住者 L30 cellule(n.f.)＝（監獄の）独房 　語り手はV.の監獄にいます 【1194】Re:Les Ames girses P12　リエ - 07/5/27(日) 14:56 L30 cellule(n.f.)＝（監獄の）独房 　語り手はV.の監獄にいます すみません、これは間違いでした。 語り手は独房の扉の見たことがあるだけでした。 【1195】Les Ames girses P13 リエ - 07/5/27(日) 15:14 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P13 L1 ch]ne(n.m.)＝オーク L5 proc}s(n.m.)＝裁判 L6 Nous autre dans la rue 語り手はの中の一人です L9 Les femmes modesties Nous autre dans la rueと同階級の女性たちということでしょう L11 son monde 　検事と同階級の人たちは挨拶の仕方が違います L12 goutti}re(n.f.)＝樋 L13 m{pris(n.m.)＝軽蔑 L15 d{tachement(n.m.)＝無関心 　検事にはいろいろな呼び名がありました。囚人たちにはBoit-le-sang (血の森でしょうか)、村（町）人からは、Monsieur le Procureur(検事の先生)、ある女の子からはTristesse（悲しみ、かわいそうなおじさん）と 呼ばれていました。 L19 un grand monsieur =りっぱな紳士 L20 mitraille(n.f.)＝一斉射撃 L20 faucher =なぎ倒す、一掃する L20 compagnie(n.f.)＝（軍隊）中隊 L21 gaillard(n.m.)＝屈強な男 L22 relever de = deの領域である L23 artisanat(n.m.)＝手仕事 【1196】RE: Les Ames girses P13　伊藤愿 07/5/27(日) 22:25 こんばんは。お返事ありがとうございます。いろいろ書き込んでこの読書会を盛り上げたいと思います。 >検事にはいろいろな呼び名がありました。囚人たちにはBoit-le-sang >(血の森でしょうか)、村（町）人からは、Monsieur le Procureur(検事の先生)、 >ある女の子からはTristesse（悲しみ、かわいそうなおじさん）と >呼ばれていました。 原文は　Bois-le-sang になっています。「血を飲め」？ エイチ・ティ・ティ・ピィ://littera05.free.fr/amesgrises.htm　にこの作品の紹介があって surnomme' Bois-le-sang pour les multiples condamnations a` mort qu'il obtient, とあって、多くの被告を死刑したからこのあだ名があるようです。 「ある女の子」というのが　事件の被害者なんですね？ 【1197】Re:Les Ames girses P13　なな - 07/5/28(月) 8:12 ▼リエさん： 楽しんでいます、が、前回の本よりもうんと単語の数が多くて、苦しんでおります（笑） grandのような、簡単な形容詞に戸惑うようになってきました。 多分なんとか内容に付いてゆけるようになってきたのだと思って、しめしめと喜んでいます。 下から３行目の"demander"は主語になっているのですね。 伊藤さん。 なんとかみなさんにくっついてゆきます。よろしくお願いいたします。 【1198】Re: Les Ames girses P13 リエ 07/5/28(月) 23:46 >原文は　Bois-le-sang になっています。「血を飲め」？ あ、ほんと。読み間違えました。 「血を飲め」とは、ちょっと残虐なイメージですね。 【1202】Les Ames girses P14 リエ 07/5/29(火) 22:36 P14 L2 bougre(sse)=（話）奴、野郎 L2 assommer=殴り殺す L2 postier()re)=郵便局員 L3 {ventrer =腹を裂く L4 cabriolet (n.m.)＝？　 　辞書にはオープンカーと出ているのですが、ここでは囚人が手に持つか、しているものですね。縄ひもか手錠でしょうか？ L5 c'est @ peine si + 直説法＝ほとんど?しない、かろうじて?する L7 s'acharner contre =?に激しく襲いかかる、しつこく迫る L8 en chair et en os =（話）生身の、骨と肉を備えた L11 hurler=泣き叫ぶ、どなりちらす L11 {nonce{=発表、言明 　{nonc{ du jugement =判決文 L13 cat{chisme(n.m.)＝（キリスト教）教理問答集 L16 r{quisitoire(n.m.)＝（検事の）論告求刑 L17 raffin{(e)=洗練された、凝った L17 tremper =浸す、濡らす 　紫のインク、珍しい気がしますが、当時は普通のインク色なのでしょうか。 L18 une poign{e de mots＝ひとつかみの言葉、少量の言葉 L18 assistance(n.f.)＝聴衆 　法廷なので、傍聴人ということですね L20 b[tir =建てる L20 {chafaud(n.m.)＝死刑台 L21 en deux temps trois mouvements=（話）たちまち、すばやく L22 menuisier(n.m.)＝建具屋 L24 condamn{(e)=受刑者 L27 hermine(n.f.)＝（司法官の）アーミン（白てん）皮の帯 L28 Caton 　Micro Robert２によるとローマの政治家の名前で、徳のシンボルだったそうです。 ここでは正義を具現したような厳めしい雰囲気 くらいでしょうか。 L29 Veuve(n.f.)＝（古、隠語）ギロチン、絞首台 　{pouser la veuve =ギロチンにかけられる 　ここからle future mariという表現が来ているのですね L29 plaintif(ve)=嘆くような、うめくような 【1203】Re:Les Ames girses P14 なな - 07/5/30(水) 8:23 ▼リエさん： >L28 Caton >　Micro Robert２によるとローマの政治家の名前で、徳のシンボルだったそうです。 先週から塩野七生さんの「「ローマ人の物語」を読み始めています。Catonのことはまだまだ出てきません。 >L29 Veuve(n.f.)＝（古、隠語）ギロチン、絞首台 >　{pouser la veuve =ギロチンにかけられる >　ここからle future mariという表現が来ているのですね そういうことだったのですね。 【1205】Les Ames girses P15 リエ 07/6/3(日) 20:55 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P15 L1 {nonc{ (n.m.)＝文面、発表 　un {nonc{ de la loi =法律の条文 　un {nonc{　du jugement ＝判決の言い渡し L4 g[mir =（苦痛に）うめく L7 menotte(n.f.)＝（pl）手錠 L11 revenir　de =deから立ち直る L14 R{billon＝レビヨン　レストランの名前です 　裁判が終わるたびに、デスティナはカテドラルの向いのレビヨンで昼食を 食べました L15 endive(n.f.)＝アンディーブ L18 Bourrache =ブーラッシュ 　レストランの主人の名前です L19 bl[mer =非難する、とがめる L20 allure(n.f.)＝（話）物の外観、様子 L21 sangler= 帯で締める 　ここでは前掛けを締めた様子の描写です L23 langueur(n.f.)＝もの憂さ、わびしさ L25 brouillard(n.m.)＝霧、もや 　ここは１１月には霧が出るような気候のようです L25 d{sarroi(n.m.)＝（心の）混乱、同様 L27 en d{finitive =結局、つまりは 　「事件」はこの店の３人の娘に関わりがあるようです {1217】RE: Les Ames girses P15 伊藤愿- 07/6/15(金)0:44 P15 L30 une pointe de sang pur 　　頬の肌にさしている赤み、でしょうか？ 【1209】Re:Les Ames girses P16 リエ 07/6/9(土) 21:15 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P1６ L1 rehausser =引き立たせる L1 le = le teinte＝色合い、色調 一番下の子は10歳になっていませんでした 上の二人はアリーヌとローズ、下の子はベル（かわいい、美人）という愛称で呼ばれていました。 L８ rajouiter =付け加える L8 belle de jour(n.f.)＝昼顔 　ドヌーブの映画を思い起こさせますね L10 litron(n.m.)＝（話）ワインの１リットル L12 {garer＝置き忘れる L13 malice(n.m.)＝茶目っ気、からかい 3人の娘たちは店の手伝いをしていました L19 r{tr{ci(e)=狭められた、狭い 　ここでは名詞なので、刑が確定した人。そして、検事の仕事からすると極刑の決まった被告ということでしょうか。 L21 installer =座らせる L22 meilleure(n.f.)＝最良の席 L24 se frotter =自分の?をこする L24 po]le (n.f.)＝フライパン L24 faience(n.f.)=陶器 L25 figrure(n.f.)＝図、図版 　デスティナは常連でいい席を用意されていましたが、最上席はミネルク判事のために用意されていました。 L28 bomb{(e)=張り出した、丸くなった L28 balafrer=切り傷をつける L29 couperose(n.f.)＝赤色膿発疹 【1218】Re:Les Ames girses P16 伊藤愿 - 07/6/15(金) 1:51 >L24 se frotter =自分の?をこする　 ((se frotter a` qn.)) (…に) 立ち向かう, 刃向かう　という表現があるので、 それから類推して「ストーブに向かいあっている」かな、と思います。 >L24 po]le (n.f.)＝フライパン　　 ここは「ストーブ」だと思います。 >L25 figrure(n.f.)＝図、図版 原文ではrideaux a` gifrures となっていますが、ggifrure をoogleで検索しても出てきません。これはタイプミスでしょうか？ rideaux a` figures　で検索しても何も出てきません。 【1221】Re:Les Ames girses P16 リエ 07/6/16(土) 0:55 P16 ＞L24 po]le (n.f.)＝フライパン　　 ここは「ストーブ」だと思います。 ほんとだ、間違えました。 >L25 figrure(n.f.)＝図、図版 これはgifrureの読み間違いでした。カーテンの種類か材質のようですね。 【1210】Les Ames girses P17 リエ 07/6/10(日) 20:14 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P17 L2 d{loger=立ち退かせる、追い出す L4 en de |a de qc =（何の）こちら側に L6 opposer ＝対立する 　デスティナはそれほどひんぱんにこの店に来るわけではありませんでしたが いつも決まった席が空けられていました L13 contr{e(n.f.)＝国、地方 L14 s'empiffrer de =（話）deをたらふく食う L15 t[ter =(手で)触る L15 croupe(n.f.)＝（馬などの）尻 L16 prume(n.f.)＝プラム酒 L17 bordel(n.m.)＝（卑）売春宿 L19 bestial(ale)=獣のような L20 pr{tendre =強く主張する L20 exiger=（強く）要求する 　どんなに店が混んだ時でも、デスティナの席は空けられたままでした L23 fumier(n.m.)＝堆肥 L25 asticoter =（話）悩ませる、いじめる 主人はデスティナの席を「王の食卓」と呼んでいます。それだけ大事な客と 思っていたのでしょう。 【1211】Re:Les Ames girses P17 なな - 07/6/11(月) 8:28 ▼リエさん： 　>主人はデスティナの席を「王の食卓」と呼んでいます。それだけ大事な客と >思っていたのでしょう。 糞まみれの足で坐られるよりは、王のいない、つまり空席のままの「王の食卓」を キープしておいた方がまだまし、ということなんですね。『王』と言う身分もあん まり好きじゃないんだな？というニュアンスも少し感じます。 【1219】RE: Les Ames girses P17 伊藤愿 - 07/6/15(金) 2:18 >P17 >L4 en de |a de qc =（何の）こちら側に en dec,a de la ve'rite' 真実から程遠い >L6 opposer ＝対立する　ここは「対立させる」主語はtout だと思います L16 se soulager　射精する(ロベール仏和大辞典) L18　foutu →foutre ほうる >L19 bestial(ale)=獣のような　　ここは形容詞ではなくて名詞です　 bestiau =n.m 家畜 L23　fumier 　n.m.【1】堆(たい)肥, 厩(きゅう)肥，積み肥 【1220】Re: Les Ames girses P17　リエ 07/6/16(土) 0:42 P17 >en dec,a de la ve'rite' 真実から程遠い 真実のこちら側、というニュアンスだと「真実ではないかもしれないが」 くらいの感じだと思っていましたが、「ほど遠い」というニュアンスですかね。 >L6 opposer ＝対立する　ここは「対立させる」主語はtout だと思います そうか、「対立する」と書くと自動詞のように受け取られてしまいますね。 私もtout oppose deux hommes　とは思いました。 対立する（対照的な、くらいのニュアンスでしょうが）二人の男が、それでもおなじ日常を 分かち合っている >L16 se soulager　射精する(ロベール仏和大辞典) 　お、こんな意味がありましたか。私は単に「心を軽くする」という意味で 　売春宿に遊びに行くのだと思っていた(^_^) >L19 bestial(ale)=獣のような　　ここは形容詞ではなくて名詞です　bestiau =n.m 家畜 　あ、un marchand de bestiauxでしたね。deを見落としたみたい。 【1215】Les Ames girses P18 リエ - 07/6/14(木) 0:05 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P18 事件が起ったのは1917年12月の最初の月曜日です L2 un temps de Sib{rie=シベリアのような天気 L6 tremp{(e) =浸した、ぬれた L6 argouisin(n.m.)＝（悪口でいささか時代めく）巡査、ポリ公 L7 courtaud(n)＝ずんぐりした人 L8 cochon sauvage(n.m.)＝野性の豚、いのしし 　現場には二人の警官、ベルフーシュとグロスペイユがいました L11 berge(n.f.)＝土手 L12 gaillard(n.m.)＝屈強な男 L13 pansu(e)=太鼓腹の 女の子の水死体を発見したのはブレシュの息子です L14 trituer ＝こねまわす L17 {criture(n.f.)＝（pl）簿記 L17 capitainerie(n.f.)＝湾長事務所 L19 cr[ne(n.m.)＝頭蓋 L19 lisser=なめらかな、すべすべした L19 banquise(n.f.)＝大浮氷群 　２０年以上立った今では、頭は氷塊のようにすべすべ、つまりはげているということです 【1216】Re:Les Ames girses P18 なな - 07/6/14(木) 9:30 ▼リエさん： >　２０年以上立った今では、頭は氷塊のようにすべすべ、つまりはげているということです ここの因果関係が読み取れませんでした。つまり２０年経った、と言うことと、今はげていると言うことが?です。 話が動き始めて、面白くなってきました。 【1223】Les Ames grises　P19　リエ - 07/6/18(月) 0:30 P19 L7 roussi(e)=赤褐色の L11 taureau(n.m.)＝雄牛 L12 semelle(n.f.)＝靴底 L13 oie(n.f.)＝（鳥）ガン L14 balourd(e) =愚鈍な L15 se tasser= （話）体が縮む L16 s'effilocher=ほぐれる、ぼろぼろになる L19 hasarder =思い切って言う 　女の子を市をenfin la paixというところに物語を感じさせますね L24 messieurs(n.m.pl)＝紳士方 　ここでは町の有力者、事件を処理するお偉いさん、ということでしょう L27 chr{tien(ne)=（話）慈悲深い、寛大な 　des heures peu chr{tiennes で、ひどい時間という意味のようです L28 temps(n.m.)＝時間、天気 　temps de chien =ひどい天気 犬も表で出せないような、という記述があるので、（外出するには）ひどすぎる天気、というイメージでしょうか 【1224】Re:Les Ames grises　P19　なな - 07/6/18(月) 7:48 リエさん： とっても寒い様子がよく表れていますね。 【1233】Les Ames grises　P20　リエ- 07/6/27(水) 0:58 P20 L2 cro~te(n.f.)＝（医学）かさぶた L2 vilain(e)=醜い、汚い L3 ecz{ma(n.m.)＝（医学）湿疹 L3 d{vorer =苦しめる L4 grad{(e)=下士級の L4 se prender pour? =自分を?と思う L5 demi-rond(n.m.)＝（製靴工が使う）小刀 　ここでは、半円、半人前くらいの意味のようです L5 flan(n.m.)＝（話）いい加減、でたらめ L8 tourner de l'oeil＝目を回す、気絶する L9 pavaneur(n.m.)＝クジャクのように威張って歩く人 L10 baionette(n.f.)＝銃剣 　（I トレマです） L11 armurerie(n.f.)＝武器製造工場、武器販売店 L12 impeccablement=完璧に L12 ]tre taill{(e) pour =?に向いている L14 la faire la=la guerre L14 fourneau(n.m.)＝炉 L14 fonte(n.f.)＝鋳鉄 L16 lambris(n.m.)＝室内の壁石、羽目板 L17 pampille(n.f.)＝小さな房飾り L19 flonflon(n.m.)＝どんちゃかいう音 L19 perruqu{(e)=かつらを被った L21 chapeau Cronstadt 帽子の名前のようです L22 rupu(e)=飽食した L22 ch}re(n.f.)＝ごちそう L22 p}tesec=威張りかえった人 L24 attendrir =心を動かす L29 se goinfrer =がつがつ食べる ミエルク判事は冷たい目で死体を見ています。 【1235】Re:Les Ames grises　P20　なな - 07/6/27(水) 8:23 ▼リエさん： >L9 pavaneur(n.m.)＝クジャクのように威張って歩く人 この言葉は私の辞書にはないのですが動詞から想像できました。 「亡き王女のためのパヴァーヌ」（原題：Pavane pour une infante défunte）というピアノ曲があります。フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1899年に作曲したものです。多分パヴァーヌという踊りが気取った宮廷舞踊なのなか？と勝手に想像しています。 【1236】Les Ames grises　P21リエ - 07/6/27(水) 23:23 - P21 L2 @ deux pas=ごく近くに L7 cabriole(n.f.)＝（バレエ）カブリオール（飛びながら片足で別の足を打つこと） 　ここでは両足の踵を揃えて打ち付ける動作のようです L9 qu'est-ce que \a me foute ? それがどうしたって言うんだ？ 　なじみの店で給仕をしていた女の子でも、死体は死体というわけ　です L12 point @ la ligne =ピリオド、行替え。話題を変えよう L13 il la tenait. La=la place L15 d{pouille(n.f.)＝（文）遺体 L17 cassant(e)=横柄な L17 rieur(se)=楽しそうな L20 ch`mer =失業する L21 s'ascarner=熱中する 　軍服を着て人殺しに熱中するほうがいいので、人殺しが減っている（失業している）戦時中、という皮肉な言い方をしています L22 pays(n.m.)＝村の人たち、住民 L24 d{go~t(n.m.)＝強い嫌悪 　好かれてはいなかったが尊敬されていた判事だが、この時の態度 を見た住民はこれ以降彼に背を向けた L25 chantonner=くちずさむ L26 jeu de quills(n.m.)＝九柱戯 L28 lubie(n.f.)＝気まぐれ L28 oeuf mollet(n.m.)＝半熟卵 L29 oeuf @ la coque (n.m.)＝半熟卵 　Molletのほうがやわらかそうですね L30 sur-le-champ =ただちに 　死体の横、外の川岸で半熟卵を食べようという発想がすごいですね。 【1239】Re:Les Ames grises　P21　なな - 07/6/28(木) 7:57 ▼リエさん： >　Molletのほうがやわらかそうですね >　死体の横、外の川岸で半熟卵を食べようという発想がすごいですね。 すごいですねぇ?。もう圧倒されますね、この発想に！！ 【1242】Re:Les Ames grises　P21　リエ - 07/6/28(木) 18:46 ＞L29 oeuf @ la coque (n.m.)＝半熟卵 ＞　molletのほうがやわらかそうですね スタンダード仏和を見たら、molletより生に近い、という記述がありました。 判事は、微妙な茹で具合を要求しているわけですね。 【1244】Les Ames grises　P22　リエ - 07/7/11(水) 0:24 - ちょっと時差ぼけですが、とりあえず１ページだけすすめておきます P22 L4 d{poser=取り除く L4 chochotte(n.f.)＝上品ぶった女 　辞書には無いのですが、フランス語の授業で、女のような男をからかって 言うと習いました。ここでは気絶した将校のことでしょうか L5 cavaler =（話）走る、絶えず動き回る L5 d{nicher（話）探し出す L9 massette(n.f.)＝ハンマー L9 ciseler =彫る L10 gousset(n.m.)＝小ポケット 　卵の殻割り用のハンマーを常に持っているのですね L11 lubie(n.f.)＝気まぐれ L11 se barbouiller=自分を汚す L14 siffloter =軽く口笛を吹く L19 dor{navant=今後 　遺体となってからは、判事は女の子を「昼顔」とは呼ばずに被害者と呼びます L23 fouiller =調べる 　判事はだいいち発見者のブレシュの息子に話を聞きますが、ゆで卵が届かない ことにいらついています。 【1252】Les Ames grises　P23　　リエ - 07/7/17(火) 0:16 P23 L1 consentir ＝認める L5 pan(n.m.)＝すそ L7 battre la mesure =拍子を取る L7 s'enfoncer =沈む L9 miette(n.f.)＝ごくわずかなもの 　pas une miette =ひとかけらも?ない 　判事は卵のことを忘れて発見者の話に聞き入ります L13 se faire +inf =?してもらう L13 rincer= 洗う、すすぐ 　ここでは一杯飲ませてもらう、ということのようです L14 saoul=酔った L15 brailler＝怒鳴る L16 f{brile=熱っぽい L17 canon(n.m.)＝（話）グラス一杯のワイン L18 goret(n.m.)＝子豚 L22 d{border de =deからはみ出す L23 si}ge(n.m.)＝椅子 L23 tr{pied(n.m.)＝三脚 L24 {b}ne(n.f.)＝黒檀 L27 pourchasser=追い回す L27 pilleur(se)(n.)＝盗人 L29 plier =折り畳む 　le＝狩猟用の椅子 　判事は折り畳み椅子持参で（部下に持たせるのでしょうが）捜査現場に来る習慣のようです。 【1253】Re:Les Ames grises　P23　なな - 07/7/17(火) 7:58 Ｌ１１?ｌ１２ il en fera un roman, のところがわからなくて?。 何度も読んでいるうちに「小説のような作り話に変えるんだろう」と言うようなことでしょうか？ 【1255】Re:Les Ames grises　P23　リエ - 07/7/21(土) 0:19 ななさん そうだと思います。 L10 L'autre=le fils Br{chut >L11 il en fera un roman, il=le fils Br{chut 　ここでは頭がはっきりしているが、後にカフェでこの話をする時には、それは 小説のようになる（脚色されて語られる）だろう 【1257】Les Ames grises　P24 リエ - 07/7/25(水) 0:08 Les Ames grises　P24 P24 L2 pommeau(n.m.)＝（杖の）にぎり L7 servile=卑屈な L8 couture(n.f.)＝縫い目 　ゆで卵が届きましたね L10 g{sir= 横たわる 　卵の殻は足下に捨てられています L12 batiste(n.f.)＝バチスト、上等の白麻布 　ハンカチの材質です。こうした細部の描写が、この小説の一つの持ち味かも。 L13 les os de verre ガラスの骨　ここでは卵の殻です L15 {peron(n.m.)＝拍車、（鶏の）蹴爪 　卵の殻が長靴にこびりつく様子の描写です L22 ses petits mondes 　小さな世界、これは卵のことでしょう L24 plastron(n.m.)＝胸当て L29 figurine de plomb(n.f.)＝鉛の小像 【1262】Les Ames grises　P25 リエ 07/8/5(日) 22:52 P25 L1 larmoyant(e)=涙ぐんだ L2 prendre la couleur de l'eau 水の色を帯びる 青白いということでしょうか L3 calepin(n.m.)＝手帳 L5 marbrer =皮膚に斑点をつける L6 para^tre de cire une visage de cire＝蝋のように青白い顔色 L10 happer =(動物が)口でくわえとる 　　ここでは大きく息を吸い込む動作のようです L11 sautiller=飛び跳ねる L19 n'avoir rien @ envier @ qn =（人に）負けるとも劣らない 　現場検証をしながら、判事は殺人者と同様の興奮を感じていると、語り手は確信しています 待っていた医師がやって来ました．判事とは孝行時代からの友人です L27 cochonnaille(n.f.)＝（多くpl）豚肉加工食品、ハム、ソーセージ、パテなど。 L27 abats(n.m.pl)＝ 臓物、もつ L27 museau(n.m.)＝（料理）ミュゾー（豚、牛の鼻面、頬肉を薄切りにした冷製） L27 gras-double(n.m.)＝（料理）みの L28 pan{(e) =パン粉をまぶして炒めた L28 tripe(n.f.)＝（pl）牛などのはらわた、モツ料理 　このへんは、二人があちこちで食べた物の羅列です。 L29 s'envoyer =（話）食べる、飲む 【1264】Re:Les Ames grises　P25 なな - 07/8/6(月) 9:10 - ▼リエさん： >L27 abats(n.m.pl)＝ 臓物、もつ >L27 museau(n.m.)＝（料理）ミュゾー（豚、牛の鼻面、頬肉を薄切りにした冷製） >L27 gras-double(n.m.)＝（料理）みの >L28 pan{(e) =パン粉をまぶして炒めた >L28 tripe(n.f.)＝（pl）牛などのはらわた、モツ料理 >　このへんは、二人があちこちで食べた物の羅列です。 この辺りを読んでいるとたまらなく面白い。二人の仲がどれほどのものかを言いたいのですね。 わたしがわからなかったところは： L8　bien content de se rentrer au chaud. 寒い場所から再び暖かい仕事場に戻れることに満足した、ということなんですね。 【1268】Les Ames grises　P26 リエ 07/8/11(土) 13:30 P26 L1 pli(n.m.)＝しわ、たるみ L3 survoler=ざっと目を通す L4 apitoiement(n.m.)＝哀れみ、同情 　往来の泥も、同情することも避ける、というわけですね 　二人は長年同じ物を食べてきたので、風貌も態度もよく似ているようです L5 cas d'{cole(n.m.)＝典型的な例、好例 　よくある溺死体、見慣れた例くらいの意味でしょうか 手袋を濡らしたくないという様子が見えた、という描写で人柄を示す。こういう書き方がこの作家は上手ですね。 L12 marbrure(n.f.)＝大理石風の斑紋 L13 strangulation(n.f.)＝絞首、絞殺 L18 se mettre sous la dent＝食べる 　食いつくものができて満足した L20 couronner＝最後を飾る、完成する 　殺人事件の被害者が少女であることに一番満足（捜査のやりがい、話題性など）というニュアンスのようです L21 mine(n.f.)＝（pl）気取り、しな L22 pose(n.f.)＝気取り 　avec des mines et des poses 気取りまくって、くらいでしょうか。しかし、ひげには黄身がついています L25 la Vierge Marie=聖母マリア 　聖母マリアが出現するときの現れ方（最初に光が現れるとか）というのがあるのでしょうかね。 L27 trouer =開口部を作る L28 enceinte(n.f.)＝囲い、城壁 L29 s{rieux(se)=ていねいな、入念な、（病気などが）重い 　un parc s{rieux, des arbres s{rieux　なので解釈に困りますね。まじめにきちんと手入れされた庭か、木々がうっそうと茂っている庭でしょうか L29 branchage(n.m.)＝（１本の木全体の）枝 【1270】Les Ames grises　P27　リエ - 07/8/12(日) 20:23 P27 L2 b[tisse(n.m.)＝ばかでかい建物 L4 se tordre =(体を)よじる L8 se foutre de =deをからかう、ばかにする L12 crotte(n.f.)＝くそ L13 musaraigne(n.f.)＝トカリネズミ 　これはもぐらの仲間だそうです 　検察官とはライバル関係なのですね L15 s'enrubanner =リボンで飾る L15 relant(n.m.)＝（pl）名残り、痕跡 L16 hair =憎む、嫌う（iトレマです） L20 gaillard(e)=元気な L25 bouvreuil(n.m.)＝（鳥）ウソ 　日本では神社でウソ替えの行事というのがありますね。本物は見たことが ありませんが、木彫のウソはどっしりしています L28 virer @ =@に変色する 短いですが、章が変わるので１ページだけ。 【1271】Re:Les Ames grises　P26 なな - 07/8/13(月) 12:01 ▼リエさん： 　avec des mines et des poses > 気取りまくって、くらいでしょうか。 なるほど。ここはわかりませんでした。 >L25 la Vierge Marie=聖母マリア >　聖母マリアが出現するときの現れ方（最初に光が現れるとか）というのがあるのでしょうかね。 そうですね。あるいは、突如現われる、と言う場合もあるでしょうか。誰もそれまで気づかずにいた、とう感じですね。 >　un parc s{rieux, des arbres s{rieux　なので解釈に困りますね。まじめにきちんと手入れされた庭か、木々がうっそうと茂っている庭でしょうか 少なくとも親子連れがのどかに遊ぶ公園ではないのでしょうね。 【1274】Les Ames grises　P28 リエ - 07/8/16(木) 21:52 P28 L2 en imposer @ qn=人に畏敬の念を起こさせる L2 coriace(n.)＝したたかな（頑固な）人間 L3 ardoise(n.f.)＝スレート L4 cossu(e)=裕福な L6 ne pas d{semplisir =いつもいっぱいである L6 boucherie(n.f.)＝殺戮 　戦争を指しています L10 {t{ comme hiver =夏も冬も、一年中 L11 panache(n.m.)＝羽飾り 　des panaches de fum{e＝もくもくと立ち上る煙 L16 friche(n.f.)＝耕されていない土地 L16 ronce(n.f.)＝イバラ L17 coteau(n.m.)＝小さな丘、丘の斜面 L18 cep(n.m.)＝ブドウの株 L18 sillon(n.m.)＝（畑の）畝溝、（pl）田畑 L20 loin s'en faut =それどころではない 町の説明が続きます。 【1277】Les Ames grises　P29?30 リエ - 07/8/17(金) 21:45 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P29 L1 comporter =もたらす、伴う L2 belv{d}re(n.m.)＝（屋上、名所などの）見晴らし台 L3 flatter =そそる、助長する L9 faire les malins =才気をてらう L9 consortium(n.m.)＝コンソーシアム、企業連合 L10 enblaver =麦をまく L23 [table(n.f.)＝家畜小屋 L26 calcaire(n.m.)＝石灰岩 L27 carbonate(n.m.)＝炭酸塩 　工場が町にもたらした物が列挙されています P30 L4 tourn{e(n.f.)＝（話）バーなどでのおごり L5 d{cuiter =？ L8 imposant（e）=堂々とした L9 bourg(n.m.)＝町 L10 d{sastre(n.m.)＝災害 L11 Sedan＝セダン、フランス北東部アルデンヌ県の都市。普仏戦争の激戦地 L12 l{siner=けちけちする 　お城はデスティナの父親が建てたものでした。 L20 combl{(e)=満足した L21 farcir =deを詰め込む L22 batard(n.)＝私生児 　男の子だけかと思いましたが、名詞は男女同形なので、女の子もいたのかもしれません。それとも、この時代だと女の子は勘定に入れないのかも。 私生児は２０歳まで面倒を見て、あとは追い出したそうです。 【1278】Re:Les Ames grises　P31?32　リエ - 07/8/18(土) 21:41 P31 L5 donner rendez-vous =約束がある L5 se donner =手に入れる、自分に?与える 　彼女に富と名声を約束した結婚式から半年後、検察官の妻は亡くなってしまいます L10 contemporain(e)=同時代の 　ここでは結婚式のその日、ということのようです L13 frappant(e)=目立つ、強い印象を与える L14 r{signation(n.f.)＝あきらめ L15 se pr{nommer =?という名である L18 r{giment(n.m.)＝連隊、多数 L19 se cantonner =閉じこもる L19 se g]ner aux entournure =（話）窮屈である L21 communal(ale)=市町村の L24 peinturlurer =（話）ごてごてと塗りたくる L24 badigeon(n.m.)＝石灰塗料 P32 L1 musurder =ぶらぶらする 　ここでは川のながれる様子です L3 tourbillon(n.m.)＝渦 L3 n{nuphar(n.m.)＝睡蓮 L4 impr{gner=しみ込む この湿気が妻の身体には悪かったようです L9 pellet{e(n.f.)＝シャベル一杯 L10 fossoyeur(n.m.)＝墓堀人 L10 d{verser =注ぐ L16 causeur(se)=話のうまい人 L24 m{tairie(n.f.)＝小作地 L25 p[ture(n.f.)＝牧草地 L26 matlas d'actions=多量の株券 L27 foireux（se）=（話）しくじった L28 Panama　 　パナマ関連の株で、暴落したものがあったようですね L29 coup de coude (n.m.)＝肘をぶつけること 　これは音の繰り返しがおもしろいですね 【1280】Les Ames grises　P33?34　リエ - 07/8/19(日) 20:09 P33 L1 {v]que(n.m.)＝＝(カトリック)司教 L1 pe{fet(n.m.)＝知事 L7 dot(n.f.)＝持参金 　デスティナの母親の描写です。 L8 bonnes mani}res(n.f.pl.)＝礼儀正しさ L13 nerf(n.m.)＝元気、活力 L15 internat(n.m.)＝寄宿舎 L17 geignard(e)=絶えず泣き言を言う人 ここでは泣いてばかりいた赤ん坊の息子を指します L21 bouton(n.m.)＝にきび L22 p{tri(e) de =deでできている L24 r}ve de coq =? これはいっぱしの男になりたいという夢でしょうか。 coq(n.m.)＝（話）女にもてる男　というのもありました。女にもてたいという夢かも。気取りやのようですし。 L28 frott{(e) de ＝deを少し学んだ L29 badine(n.f.)＝杖 L31 Jaubert =　人名のようです ジョベール風のポマードをつけた口ひげ P34 L2 menuisier(n.m.)＝指物師 L3 palissandre(n.m.)＝紫檀 L4 visser =ねじ止めする L5 caveau(n.m.)＝地下納骨所、墓 　老デスティナは妻のために豪華な棺をあつらえ、墓に彫像も造りました L11 brassard(n.m.)＝腕章 　ここでは喪章のようです L16 merdeux(se)=（話）青二才、あま 　息子は数年後に検察官になって故郷にやってきます L18 moue(n.f.)＝仏頂面 しかしすぐにパリに戻ってしまいます L22 veuvage(n.m.)＝やもめ暮らし L28 m{taireie(n.f.)＝小作地 L29 rabrouer =邪険にあしらう L29 mettre qn @ la porte =（話）追い出す、首にする 老デスティナは妻の死後８年目に亡くなります 【1283】Les Ames grises　P35?36 リエ 07/8/20(月) 23:16 - P35 L2 cnigler =激しく打つ L5 boulcer la boucle =振り出しに戻る L7 ferme(n.f.)＝農家、農園 L12 godelureau(n.m.)＝きざな男 L17 valet de pied(n.m.)＝従僕 L18 mener @ la baguette=人を意のままに動かす L19 se serer =身を寄せ合う L20 chambre sous les combles(n.f.)＝屋根裏部屋 L22 remercier =暇を出す L23 pingre =（話）けちな L24 coquette somme(n.f.)＝かなりの金額 父親の死後、デスティナは大勢いた使用人に暇を出してゆきます L29 pliss{(e)=しわの寄った 屋敷には二人の使用人だけが残りました P36 L4 tourelle(n.f.)＝小塔 L5 glycine(n.f.)＝藤 L6 ramure(n.f.)＝（集合的）枝 L6 persienne(n.f.)＝鎧戸 家族を亡くしたデスティナは世間との交流を断ちますが、日曜に教会にはやってきます L16 fichu(n.m.)＝肩掛け 　これは教会に来ている女性達をさしています L18 vol{e(n.f.)＝連打 L21 fume-cigarette(n.m.)＝シガレットホルダー L25 r{gl{(e)=一定の L26 gloser sur = surに注釈を加える L29 recevoir =面会する 【1284】Re:Les Ames grises　P35?36　なな - 07/8/21(火) 10:43 ▼リエさん： >P35 真ん中のパラグラフ。 @ la baguette＝命令どおりに これがちょっと面白いと思いました。baguetteは細い棒。オーケストラの指揮棒と言う意味があるのですね。だから指示通りに動く、という意味になるのですね。 >P36 >L25 r{gl{(e)=一定の 突然、balletが出てきて思案にくれました。世の中の駆け引き、会話が決まりきったもの、と言う意味でしょうか。 【1285】Re:Les Ames grises 36 - 07/8/21(火) 21:29 P36 L25 ballet(n.m.)＝バレエ 　（政治上の）忙しい動き、という意味もあるのですね．私はここは お決まりのバレエのステップ（のようないつもの会話）、という意味だと思って流してしまいました。 こういう短い１行がぱっぱっと挟まるのも、この作家の文体の特徴かも しれません。 【1286】Les Ames grises　P３7?39 リエ - 07/8/21(火) 21:49 - 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P37 L1 courbette(n.f.)＝ぺこぺこすること L2 rieur(se)＝よく笑う L4 rase-pet(n.m.)＝（話・古）男性用の短いマント L5 soutache(n.f.)＝飾りひも L11 perdreau(n.m.)＝ヤマウズラ L17 loiser(n.m.)＝余裕 　なかなか用件を言わないので、ついにデスティナは腕時計を見て 催促します L22 inopportun opportune(e) =時宜を得た L23 se jeter @ l'eau =水に飛び込む、思い切った決断をする P38 L4 jurer =ののしる L5 se produire＝生み出す 　動物みたいに、と言っているので、すぐに子供を作るということでしょう 　用件は城の庭にある小さな家を工場に貸してくれないかと いうものでした L15 @ defaut de =?がいなければ L16 suer @ grosses gouttes=大粒の汗をかく L24 voix blance(n.f.)＝うつろな声、そっけない声 L25 balbutier =口ごもる L25 bredouiller =早口で口ごもる 【1289】Les Ames grises　P40　リエ - 07/8/22(水) 21:39 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P40 家を工場に貸したのは、1897から　98年の話でした。 L3 ronger =蝕む L4 cale(n.f.)＝船倉 L7 fauc(n.f.)＝（長柄の）鎌 L7 rouill{(e)=錆びた L9 cal}che(n.f.)＝四輪馬車 L9 tilbury(n.m.)＝ティルバリー（2人乗り２輪馬車） L10 {cheveau(n.m.)＝（糸の）かせ L12 trougne(n.f.)＝赤ら顔 L13 empaill{(e)=剥製の L14 enrag{(e)=熱狂的な 　父は狩猟が好きで、獲物の首を落としたのは息子ですが、剥製にした 鹿やイノシシの頭を見るのを息子は嫌っていました。 L18 sarcophage(n.m.)＝（古代の）石棺 L19 toiletter=掃除する 　工場の費用持ちで、庭園の中の小さな家が整理されました。それまでは 物置になっていましたが、ちゃんとした家にするために、ブリュッセルから室内装飾家が呼ばれました。 【1301】Les Ames grises　P41?42 リエ - 07/8/31(金) 0:33 Les Ames grises　P41 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P41 L1 locataire(n.)＝借家人、下宿人 　　avoir des locataires =下宿人を置く 　　propri{taire ＝大家 L12 consigne(n.f.)＝命令、指令 　借家人は変わりましたが、皆、工場の決め事を守る行儀のいい 　若者たちでした L17 cantine(n.f.)＝食堂 L24 immuable =一定の L29 aust}re=（自己に対して）厳格な、飾りのない、地味すぎる tisser un habit d'aust}re l{gende いかめしい伝説の衣を織る、作り出す P42 デスティナの声を聞きたければ、裁判の傍聴にいくとよい L9 fusion(n.f.)＝融解 L15 ranci(e)=油にまみれた L15 c`toyer qn =（人と）よく会う 　ここでは陪審員として同席するという意味でしょう L17 besogne(n.f.)＝仕事 L17 soutane(n.f.)＝法衣 L18 paroisse(n.f.)＝小教区 L19 voiturier(n.m.)＝運送業者 L20 fourbu(e)=くたくたに疲れた L23 Epinal =? 陪審員が被告をひどく憎むのは、自分たちも一歩間違えば同じことを やっていた同類だと感じているからだ 【1302】Re:Les Ames grises　P41?42 なな - 07/8/31(金) 9:20 ▼リエさん： >陪審員が被告をひどく憎むのは、自分たちも一歩間違えば同じことを >やっていた同類だと感じているからだ leur fr}re になっていたかもしれませんよね。 【1311】Les Ames grises　P43?44 リエ- 07/9/9(日) 20:13 P43 L1 pr{toire(n.m.)＝法廷 L3 se r{ajuster =再び身なりを整える L5 saillir =張り出す 　ここでは、鏡の前でシャツの襟をびんとさせる様子です L11 esbroufe(n.f.)＝（話）はったり L15 br{viaire(n.m.)＝（カト）聖務日課書 L17 coupant(e)=よく切れる L20 entaille(n.f.)＝傷口 L21 ciselure(n.f.)＝彫刻 L33 vivre＝（話）一に世間はこういう物だと教える、（人を）こらしめる P44 L4 r{tr{cir =縮める、小さくする 　ここでは、死刑宣告をされて首をすくめた被告、くらいの意味でしょうか。 L7 tinter =（鐘が）鳴る 　裁判を終えた検察官はレヴィヨンで判事と会い、挨拶を交わします L13 manger en ogre =がつがつ食う 　manger comme un ogreが辞書には載っていました L14 {curie(n.f.)＝馬小屋 L16 brouilly =？ L19 somnoler =うとうとする L20 [tre(n.m.)＝暖炉 L24 aff~ter＝刃を研ぐ L25 `chafaud(n.m.)＝死刑台 pr{toire(n.m.)＝法廷 L3 se r{ajuster =再び身なりを整える L5 saillir =張り出す 　ここでは、鏡の前でシャツの襟をびんとさせる様子です L11 esbroufe(n.f.)＝（話）はったり L15 br{viaire(n.m.)＝（カト）聖務日課書 L17 coupant(e)=よく切れる L20 entaille(n.f.)＝傷口 L21 ciselure(n.f.)＝彫刻 L33 vivre＝（話）一に世間はこういう物だと教える、（人を）こらしめる P44 L4 r{tr{cir =縮める、小さくする 　ここでは、死刑宣告をされて首をすくめた被告、くらいの意味でしょうか。 L7 tinter =（鐘が）鳴る 　裁判を終えた検察官はレヴィヨンで判事と会い、挨拶を交わします L13 manger en ogre =がつがつ食う 　manger comme un ogreが辞書には載っていました L14 {curie(n.f.)＝馬小屋 L16 brouilly =？ L19 somnoler =うとうとする L20 [tre(n.m.)＝暖炉 L24 aff~ter＝刃を研ぐ L25 `chafaud(n.m.)＝死刑台 pr{toire(n.m.)＝法廷 L3 se r{ajuster =再び身なりを整える L5 saillir =張り出す 　ここでは、鏡の前でシャツの襟をびんとさせる様子です L11 esbroufe(n.f.)＝（話）はったり L15 br{viaire(n.m.)＝（カト）聖務日課書 L17 coupant(e)=よく切れる L20 entaille(n.f.)＝傷口 L21 ciselure(n.f.)＝彫刻 L33 vivre＝（話）一に世間はこういう物だと教える、（人を）こらしめる P44 L4 r{tr{cir =縮める、小さくする 　ここでは、死刑宣告をされて首をすくめた被告、くらいの意味でしょうか。 L7 tinter =（鐘が）鳴る 　裁判を終えた検察官はレヴィヨンで判事と会い、挨拶を交わします L13 manger en ogre =がつがつ食う 　manger comme un ogreが辞書には載っていました L14 {curie(n.f.)＝馬小屋 L16 brouilly =？ L19 somnoler =うとうとする L20 [tre(n.m.)＝暖炉 L24 aff~ter＝刃を研ぐ L25 `chafaud(n.m.)＝死刑台 【1316】Les Ames grises　P45?46　 リエ 07/9/16(日) 23:36 - P45 L15 garder en l'{tat＝元の状態を保つ L20 surplomber =上に張り出す L22 pervenche(n.f.)＝ツルニチソウ L27 malin(e)=賢い、抜け目のない L28 t[t`nner =手探りする 　事件とデスティナの関係が遠回しに語られています P46 L4 macache bono! これは何語でしょうか？ L12 J'en ai en = du temps L15 remous(n.m.)＝渦 L16 se d{rober = @から逃れる、離れる 語り手と事件、またはこの物語の位置関係も示唆されています 【1319】Re:Les Ames grises　P45?46 なな - 07/9/17(月) 10:34 >macaqche=否定の言葉らしいです。 googleで macacheを検索するとフランス語のページがあって、説明がでています。 【1320】Re:Les Ames grises　P45?46　リエ - 07/9/17(月) 15:01 ななさん、いいサイトを教えてくれてありがとう 最近はなんでもネットに載っているのだから、さっさと調べればよかった(^_^)。 以下を探してきました。 macache Non, rien, pas question, pas possible, il n'y a rien, il n'y a rien a faire bono ! Bon, bien ; tant mieux ! ca va bien !, expression de satisfaction なんてことはない、かわまないさ、くらいの意味のようですね。 【1321】Les Ames grises　P47?48 リエ 07/9/22(土) 13:17 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P47 L1 　un grand massacre これは戦争の殺戮のことですね L2 p{nurie(n.m.)＝不足 L5 gr]le=か細い L6 d'op{erette =粗末な、ちゃちな L7 courbette(n.f.)＝ていねいなお辞儀 L7 formule(n.f.)＝決まり文句 L９s'annoncer=予想される L11 remonter=ねじをまく L11 @ bloc=しっかりと L14 se refermer =ふさがる L15 d{goutter=滴る L16 s'infecter =感染する、化膿する L16 @ loisir ＝ゆっくりと L16 ressassement =? L17 rancoeur(n.f.)＝恨み P48 L3 lucidit{(n.f.)＝正気 L5 D{roul}de 　人の名前か曲名のようです L6 frondaison(n.f.)＝（多くpl）(集合的)木の葉 L7 bourdonner＝耳鳴りがする L14 d{rogation(n.f.)＝特例 L15 r{quisitionner =動員する L16 gaillard(n.m.)＝屈強な男 L17 garance(n.f.)＝（植物）茜 　ここは男性形になっているので、　茜色のズボン（第一次対戦までフランス歩兵がはいていた）を指すようです L17 bleu horizon(n.m.)＝ホライゾンブルー（第一次大戦から第二次大戦までのフランスの軍服の色） 　町の８００人の男達は、戦地に行くかわりに工場で働くことを命じられます L22 aubaine(n.f.)＝幸運 L23 obus(n.m.)＝砲弾 L25 babel{(n.m.)＝有刺鉄線 L33 veinard(e)=（話）運がよい L33 planqu{(e) =（話）かくれた、うまい仕事についた 【1325】Re:Les Ames grises　P49 リエ 07/9/23(日) 16:32 P49 L1 convalescence(n.f.)＝回復期 L2 borgne =片目の L2 cul-de-jatte =両足を失った L2 amput{(e)=片足の切断手術を受けた L2 {crabouill{(e)=押しつぶされた L3 gaz{(e)＝毒ガスでやられた（とくに第一次大戦で） L3 charcut{(e)＝身を切られた L4 musette(n.f.)＝布かばん L5 {charpe(n.f.)＝吊り包帯 　戦争で様々な怪我をした兵隊達の姿が羅列されています 　彼らの中には、工場で働く男達を憎むものもいます L10 troquer A contre B＝AとBをとりかえる 　 町には、農民もいて、彼らは戦地に行きます L11 lebel(n.m.)＝ルベル式連発銃 L15 faire date =.時代を画する 学校の先生が出征することになりました L17 Il n'{tait pas de coin. これはよく意味がわかりませんが、学校の先生といえば(隅にいる 人ではなくて）、重要人物だったということでしょうか。出征式が 行われました。 L21 blague @ tabac(n.f.)＝タバコ入れ L24 galuchat＝皮張り L25 papier de soie(n.m.)＝薄葉紙 L25 incr{dule=疑い深い、釈然としない 　きれいな革手袋は、戦場に似合わないと思ったのでしょうか L27 {lop{(e)=軽傷を負った 【1331】Les Ames grises　P50?51 リエ - 07/9/28(金) 22:06 P50 戦争は我々の世界と思い出を二分してしまった L6 imobilisable =動員不能の 　代わりに来た教師の描写です.牡蠣の白さの白目に鋼鉄の玉の目 L8 d'embl{e =一挙に L12 r{gler =けりをつける L12 gars(n.m.)＝若者 　gar\onの古い主格形　ガールとrの音が残る発音かと思いましたが、ガと発音するようです L13 perdre pied ＝(水底に)足が届かなくなっている 　ここでは正気を失っている、ということのようです L15 mitraillette(n.f.)＝小型機関銃 L21 larguer les amarres =大づなを解く、出港する L22 panache(n.m.)＝羽飾り L23 se saborder =自沈する L23 proue(n.f.)＝船首 L25 sautiller =飛び跳ねる L28 baguette de noisetier =ハシバミの杖 　une baguette de sourcier=占者の占い杖（地下水脈を見つけるのに用いたハシバミの杖） 　ここでは、見えない杖を振り回し、というイメージでしょうか P51 L1 cannonade(n.f.)＝砲撃 L5 charogne(n.f.)＝腐った死骸 L12 @ tue-t]te =声を限りに L18 tisonnier(n.m.)＝火かき棒 L22 fibre(n.f.)＝愛国心 L29 camisole(n.f.)＝キャミソール 　　camisole de force =(罪人、精神障害者の)拘束衣 L30 escrimeur(se)=フェンシングをする人 【1332】Les Ames grises　P52?53 リエ 07/9/30(日) 16:55 P52 L1 bosse(n.f.)＝こぶ L8 bourrer =詰め込む L9 en d{coudre =激しく戦う L11 un Boche＝（軽蔑して）ドイツ野郎 L20 malle(n.f.)＝（古）郵便馬車 L24 aligner =一列に並べる L25 taupe(n.f.)＝モグラ L27 mitre(n.f.)＝僧帽 　学校には先生がいなくなりましたが、1914年１２月３日 若い女性が町にやってきます P53 L1 notaire(n.m.)＝公証人 L2 paperasse(n.f.)＝反故、無用の書類 L5 rogation(n.m.)＝（話）（食事の）残り物 　ここでは同類の残り物たち、なので、まだ引退せずに働いている 　公証人仲間のことでしょう L6 emplette(n.m.)＝買い物、買った品物 　faire des emplettes=買い物をする L13 cognement(n.m.)＝ L16 s}ve(n.f.)＝樹液 L16 foug}re(n.f.)＝羊歯 L17 fermoir(n.m.)＝掛け金 L19 fioriture(n.f.)＝装飾、けばけばしさ 女性は　リジアという名前です L26 seoir=ふさわしい 【1344】Les Ames grises　P54?55 リエ - 07/10/8(月) 17:37 P54 L４　les figues s]ches これは後に登場するおばあさんたちを指すようです L8 bigot(e)=信心で凝り固まった人 L11 volute(n.f.)＝渦巻き状のもの 　ここは、ses plantes vertesの様子なので、つる性植物でしょうか L12 aquex(se)＝水っぽい L12 couper un chat ＝猫を去勢する 　頭を切られた、かと思いましたが、それならcoup{ la t}teですね L15 roman @ trois sous =三文小説 　辞書には　de quatre sous=何の価値もない、という表現が載っていました L17 bouffi(e)＝ふくれた 　冬の寒さが厳しいので、うわさ話が盛んになるようですね L19 une fille brave =まじめな、人のいい娘 　brave、勇敢なのかと思いましたが、名詞の前なので、正直な、人のいいという意味です。 　oie blanche=（皮肉に）世間知らずのおめでたい娘 L27 trente-six(n.m.)＝３６、たくさん 　なぜ３６なのかわかりませんが、（話）ではたくさんという意味だそうです。 P55 L19 b[tard(n.)＝私生児 【1345】Re:Les Ames grises　P54?55 なな - 07/10/10(水) 9:30 リエさん： 乾いた無花果やら、小間物屋やら、市長の使用人やらが、出てきてもう頭の中がこんがらがっていきました。で、ゆっくり３回、読み直しましたら、やっとつながってきて、会話のところはスムーズにわかりました。 気温が下がってってきたので、リエさん、ご自愛くださいませ。 【1347】Les Ames grises　P56?58 リエ - 07/10/11(木) 23:14 P56 L6 virevolte(n.f.)＝くるりと半回転すること 　町長は若い教師志願の女性が来たことに大喜びです L7 jaspe(n.m.)＝碧玉の模様（波形、縞模様） 　ここではズボンの模様を指すようです。サーカスの象のようにエレガント、と形容されていますが、町長はおでぶさんのようです L15 puer =?の臭いがする 　Il pue le vin.=彼は酒臭い 　l'enfant paysan のleが気になったのですが、こういうときは定冠詞を使うようです L18 bamboche 名詞は辞書にないのですが。 bambocheur(se)＝放蕩する、道楽な、というのがありました。ここでは、旗を燃やした行為を指しているようです L22 morsure(n.f.)＝刺すこと 　morsure du froid(n.f.)＝刺すような寒さ 　黒板には，コントルの書きかけの詩がありました P57 L1 pouilluex(se)=不潔な L2 grelotter=寒さで震える L3 d{charge(n.f.)＝放電 L6 ses doigts en sucisse ここでも町長の太ってる様子がわかります L7 faire l'important=えらそうにする、いばる L9 charbon(n.m.)＝炭 　un oeil de chabon どんな目？　なぜ単数？と思いましたが、まだ答えがみつかりません。 L11 foutre le champ=ずらかる、逃げる L16 pupitre(n.m.)＝教室机 L21 collerette(n.f.)＝飾り襟 L28 {gorger =喉を掻き切って殺す L29 larme blanche(n.f.)＝白兵（刀剣、銃剣類） 　白兵（はくへい）という日本語を知りませんでした 　larme @ feu =火器 L29 froc(n.m.)＝ズボン 　faire dans son froc=怖くて漏らす P58 L2 ravag{(e)=荒廃した L3 chim}re(n.f.)＝夢想 L4 soge(n.m.)＝空想 L４ivrogne(n.m.)＝酔っぱらい L7 digne de ?＝?にふさわしい 【1349】Les Ames grises　P59?60 リエ - 07/10/19(金) 0:32 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P59 L2 propret(te)=こぎれいな L4 mirabellier(n.m.)＝ミラベル（イエロープラム）の木 L9 c{libat(n.m.)＝独身 L10 prendre la succession de qn =人の後を継ぐ 　先生は学校の上に住むのがならいでした。町長と新しい先生は、コントルの部屋を見に行きます　 P60 L1 brass{e(n.f.)＝一抱え（の量） L13 bogue(n.f.)＝栗のいが 　情報のバグの意味もあるそうです 町長とリジアが去った後で，皆が部屋を見に行きます L20 d{vaster=荒廃させる L21 minutie(n.f.)＝細心 L24 gratte-papier(n.m.)＝（話）書記、小役人 L25 rogner＝削る L31 gisant(e)=横たわっている 【1351】Re:Les Ames grises　P61?63 リエ - 07/10/21(日) 1:05 - Les Ames grises　P61?63 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P61 L2 harangue(n.f.)＝演説 L3 p[querette(n.f.)＝ひなぎく L3 rose tr{mi}re(n.f.)＝タチアオイ L5 litanie(n.f.)＝連祷 L10 chier =糞をする L19 tranch{e(n.f.)＝塹壕 P62 L1 blafard(e)=青白い L3 plaie(n.f.)＝傷 L3 putride=腐敗した L5 mi{vre=弱々しい L6 suret(te)=多少酸っぱい L7 r{vulser =むかつかせる L10 abasourdir=びっくりさせる L11 verte(n.f.)＝（話）緑色のリキュール、特にアブサン L11 faire cul sec=（話）一気に飲み干す 　砂糖を溶かして飲むようでね。紹興酒をイメージしました(^_^) L16 calligramme(n.m.)＝カリグラム（詩句をものの形に配置したもの） L17 confetti (n.m.)＝（祭りや謝肉祭の時に投げ合う）色紙のつぶて、紙玉 L18 souillure(n.f.)＝汚れ L21 un lait d'encre＝？　濁った墨色のようなイメージでしょうか L23 se casser la gueule=失敗する 町長は女教師の住処に、デスティナの庭園の家を思いつきます。 【1352】Re:Les Ames grises　P64?65 リエ - 07/10/21(日) 20:57 P64 翌日、町長は、デスティナの家に出掛けます L1 rebattre de =deを捨てる L2 superbe(n.f.)＝尊大 L3 paletot(n.m.)＝パルトー（丈の短いコート） L4 loutre(n.f.)＝ラッコ L5 oubliette(n.f.)＝（多くはpl）地下牢 　jeter qc aux oubliettes =何をすっかり忘れる 　ここではこれまでのめかしこんだ格好をすっかり変えて、という意味のようです L9 godelurreau(n.m.)＝きざな男 L11 se mettre qn @ dos =(人を)敵に回す L19 patauger =泥のぬかるみの中を歩く P65 L1 flaque(n.f.)＝水たまり L2 sautiller =飛び跳ねる L3 d{tremper =水浸しにする L５ enfant espi]ge (n.m.)＝いたずらっ子 L6 nagu}re =かつて 　＝jadis, rec{mmet L6 marelle(n.f.)＝石蹴り L8 grouseille(n.f.)＝スグリの実 L10 requ]te(n.f.)＝請願 デスティナの家の入り口の広間の床は白黒の市松模様で 　それはチェスを思わせます L18 cr}ve-la-fain(n.m.)＝（話）食うや食わずの貧乏人 L19 d{baler =（話）打ち明ける L19 enjoliver=潤色する L21 gu]tre(n.f.)＝ゲートル L26 sonn{(e)=殴り倒された L27 cogner=打つ、叩く 町長はすべてを包み隠さず話しました。 【1353】Re:Les Ames grises　P64?65 なな - 07/10/22(月) 16:29 - ▼リエさん： P64　下から4行目 d'une dentelle de Bruges、 ブルージュのレースが宗教的な厳かさを与える、なんて！！きっと細い糸で編んだすばらしいものなのでしょう！！私の趣味のレース編みなのでつい反応してしまいました。 【1356】Les Ames grises　P66?67　 リエ - 07/10/23(火) Les Ames grises　P66 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P66 デスティナがリジアに会いたがっていると感じた町長はリジアを屋敷に連れて来ます。 L5 border=潤色する デスティナは娘の靴に目をやります L18 casque(n.m.)＝ヘルメット、鉄兜 L19 cordes de pluie　＝土砂降りの雨 Il pleut des cordes =（話）土砂降りだ L20 gadoue(n.f.)＝（話）泥 L22 immacul{(e)＝泥一つない 　どんな天気でも、デスティナの靴はきれいでした L22 {pousseter=ちりを払う L25 lambris(n.m.)＝（室内の）羽目板 L25 noyer(n.m.)＝クルミ材 L25 culott{(e)=手あかのついた L26 soupeser=手で重さを量る、検討する L28 d{dain(n.m.)＝軽蔑、尊大 L30 souillure(n.f.)＝（文）よごれ、しみ 　デスティナは泥のような自然な汚れも大嫌いなのです P67 L1 haut-le-coeur(n.m.)＝嫌悪 L2 godillot(n.m.)＝ドタ靴 L2 macul{(e)＝汚れた L2 justiciable(n.)＝裁判を受ける人 L3 pr{toire(n.m.)＝法廷 L6 digne de ?＝?にふわさしい L6 regarder qn dans les yeux=人の顔をまともに見据える デスティナは靴によって、人間を判断します L7 cirage(n.m.)＝靴磨き 　はげ頭の輝きと、磨かれた靴の艶が比較されています L12 {clabouss{(e)=泥のはねかかった 　しかし、リジアの靴の泥にはまった別の反応をします。 若い女性のパワーでしょうか。 L15 s'enrayer=(進行が)止まる L26 d{vorer ＝食い入るようにみつめる 【1357】Les Ames grises　P68?69 リエ - 07/10/23(火) 22:22 Les Ames grises　P68 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P68 L4 couillon(n.m.)＝馬鹿者 L8 intrus(e)=場違いな人 　見つめ合う二人の横で、町長は自分を邪魔者と感じたようです デスティナは家を貸すことに同意しました L24 h{b{t{(e)=茫然とした L28 heurt{(e)=ぎくしゃくした L29 phosphorescence(n.f.)＝燐光 L29 r{verb}re(n.f.)＝街灯 P69 L4 d'autrefois =昔の L9 interminable=果てしない L9 fourmili}re(n.f.)＝人の密集する場所 L10 se teindre de =deに色づく L10 harasse{(e) =へとへとになった L13 macabre=死の L19 feinter =（話）だます、フェイントをかける 　このあたりは着々と進む戦争と、それをあまり意識していない人々の 　様子が描かれています L26 aller bien @ qn =（人に）色や服が似合う 　Elle lui allait mieux qu'@ toute autre personne. Elle =la petite maison lui=la jeune institutrice L28 {crin(n.m.)＝宝石箱 　ここのElleも家です 【1360】Les Ames grises　P70-73 リエ - 07/10/28(日) 17:48 - P70 小さな町はよそ者を嫌いますが、リジアは皆に気に入られます L21 ren[cler @=@を嫌がる、不平を言う L22 pupitre(n.m.)＝教室机 子供達は喜んで学校に行くようになります L25 sabot(n.m.)＝（牛や馬の）ひづめ L29 serpolet(n.m.)＝イブキジャコウ L30 luzerne(n.f.)＝ウマゴヤシ P71 L6 offrande(n.f.)＝（人への）贈り物 L6 Certaines auraient ri 　ある者たちは笑って捨ててしまったかもしれない（条件法で推量を表しています） L20 se a[mer de =deにうっとりする，気が遠くなる L25 s'en moquer =（話）意に介さない、無視する P72 女教師が敷地内に住み始めてからのデスティナの様子が語られます L2 Barbe デスティナの家の料理人兼家政婦のような女性です L7 fouiller=探す L10 le Grave バルブの夫です 　デスティナも夫も死んだ後、事件や戦争のずっと後になってバルブは私に当時の様子を語ります L18 bourdon(n.m.)＝マルハナバチ P73 L7 d{r{gl{(e)=調子が狂った L13 avoir un bon coup de fourchette=よく食べる、健啖家で 　　　ある L19 syncope(n.f.)＝失神 L27 ruminer=思いめぐらす 【1364】Les Ames grises　P74-78 リエ - 07/10/28(日) 19:08 P74 L1 bondir=飛び跳ねる L6 en sourdine=音を弱めて L11 @ contrecoeur=しぶしぶ、いやいや L23 ＠ vau-l'eau =流れのままに L27 cogner=強く打つ 　デスティナはリジアに恋をしたようです P75 ある晩、デスティナはリジアを夕食に招き、二人で食事をします L23 fichu(n.m.)＝スカーフ L29 {toile filante(n.f.)＝流れ星 P76 L1 {tayer=支える L2 pr{sage(n.m.)＝前兆、予兆 L15 gardien(ne)=管理人、擁護者 　バルブと話した夜，バルブは語り手に城の鍵を渡します L23 gale(n.f.)＝介せん もう一度話をしたいと思いながら先延ばしにしているうちにバルブも亡くなってしまいます P77 L3 astiqu{(e)=磨かれた L4 voltiger =飛び回る L6 chevrotant(e)=（声が）震える L16 pellet{e(n.f.)＝シャベル一杯（分） L22 ouaille(n.f.)＝（多くplで）キリスト教の信徒たち L22 disperser=並ぶ L24 Cl{mence 語り手の妻でしょうか P78 L6 ressasser=何度も繰り返す L12 ronce(n.f.)＝イバラ 　バルブの葬儀のあとで、私は城に入ります L16 belle au bois dormant(n.f.)＝眠れる森の美女 【1366】Les Ames grises　P79-81 リエ - 07/10/29(月) 23:41 P79 城の話の前に、語り手は別のことを話します。それは1915年の春の ことでした L11 vol{e de mitraille(n.f.)＝一斉射撃 L18 tomber des hallebardes=土砂降りの雨が降る L80 L2 carbine(n.f.)＝カービン銃 L8 crosse(n.f.)＝（銃の）銃床 L8 merisier(n.m.)＝野生の桜の木 L10 Tu ne sentiras rien 何も感じないよ 撃たれて死ぬまでにあっという間だよ、というニュアンスでしょうか、 これは野禽に向けた言葉だそうです L13 avoir le bourdon=（話）気分がふさぐ L14 grisaille(n.f.)＝憂鬱 L16 emball{(e)=包まれた L22 endive(n.f.)＝アンダイブ L27 engin(n.m.)＝道具、器具 P81 L11 affligeant(e)=悲しい、ひどい L13 pharmaceutique=薬学の L24 fosse(n.f.)＝穴 【1368】Les Ames grises　P82-84　リエ - 07/10/30(火) 22:17 Les Ames grises　P82 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 L8 g[acer =浪費する ベルトは、私の家に週3回掃除にくる女性です。 L11 air(n.m.)＝歌曲、歌 L11 godiche=不器用な 私はずっと書いていて、書き連ねたノートが３冊あったようです。今書いているのは４冊めです L25　entreposer=倉庫に入れる、預ける L26 fossoyer=墓を掘る P83 L12 battoir(n.m.)＝木べら、大きな手 L12 carpe(n.f.)＝鯉 L15 l[chet{(n.f.)＝弱さ L20 vesse(n.f.)＝すかし屁 L29 par inadvertence=うっかりして P84 L1 pialler=小鳥がさえずる L8 bousquet(n.m.)＝植え込み，木立 L15 {parpill{(e)=広がった L15 d{jouner(n.m.)＝昼食 　イタリックなので、絵の「昼食」をイメージさせるということですね。 昼食というとマネの「草上の昼食」を思い浮かべますが、こちらはヌードです。ルノアールにもありましたね。ローブがふわっと広がっている「昼食」の絵は誰のでしょうか。 L16 p[ture(n.f.)＝牧草地 L19 frisure(n.f.)＝巻き毛 L25 p[lot(te)＝少し顔色の悪い L26 tremblotant(e)-微かに揺れる L29 fureur(n.f.)＝激しい怒り、興奮 L29 amorti(e)=弱まった L29 d{canter =上澄みを移しとる 【1373】Les Ames grises　P85-87 リエ 07/10/31(水) 21:50 P85 L3 p{tard(n.m.)＝爆竹 L4 avort{(e)=失敗した L6 simulacre(n.m.)＝見せかけ L9 barda(n.m.)＝（話）装具一式 L28 couillon =ばかな P86 L9 pendouiller=（話）だらりと垂れ下がる L11 {peiche(n.f.)＝アカゲラ L13 charg{(e)=弾丸がこめられた L21 laisser choir qn=（話）人を見捨てる L25 hommes 　男とも人とも取れますが、神とプリンセスが気にもとめない世界、ということなので、男（野蛮な戦いの世界）のほうが自然でしょうか L28 encoignure(n.f.)＝隅、角 P87 L1 casser trois pattes @ un canard 言い回しでしょうが、見つけられませんでした L6 chanter @ qn =（話）その気にさせる L11 p}lerinage(n.f.)＝巡礼 L18 panache(n.f.)＝もくもくと上がる煙 L18 lueur(n.f.)＝閃光 　この２語は戦争の情景描写のようです 【1376】Re:Les Ames grises　P85-87　なな - 07/11/1(木) 8:45 ▼リエさん： P85 下から４行目 droit comme un I　直立したまま これ、読み方は「ド（ル）ゥワ　コマ　ニ」みたいでしょうか？ それから前過去のお返事有難うございました。多分、リエさんはそういうスタンスだろう、 そうだといいな、きっとそうだ！と思いながら質問しました。 【1380】Re:Les Ames grises　P85-87　リエ - 07/11/5(月) 23:45 P85 下から４行目 droit comme un I　直立したまま どう読むのでしょうね？ 「コマ　ニ」とリエゾンするか、i　を強調してリエゾンせずに読むか、今度先生に聞いてみます droit comme un piquet 棒杭のようにまっすぐな droit comme une statue　彫像のようにまっすぐな という言い回しもありました リエゾンといえば trop occup{ 　が　トロポキュペ　とリエゾンして「ポ」の音が出るのを最初に聞いた時は ずいぶんへんな感じがしました。 【1375】Les Ames grises　P88-89リエ - 07/10/31(水) 23:16 - P88 L1 fanfaron(n.)＝ほら吹き L2 deux coup de cuill}re @ pot =手っ取り早く、てきぱきと L4 mariole(e)=（話）ずるい人、悪賢い人 　faire le mariolle =知ったかぶりをする L5 hostilit{(n.f.)＝（pl）戦争行為 フェルミランの居酒屋では開戦一周年が祝われます L7 {teignoir(n.m.)＝円錐形のもの L8 vocation(n.f.)＝神の召命、天職 店の名前はAu bon pied 元気、良い状態というイメージでしょうか L11 mastroquet(n.m.)＝（安手の）居酒屋の主人 L15 emmerder=無視する、問題にしない L17 tourn{e(n.f.)＝（話）バーなどでのおごり 　fendre d'une tourn{e　＝皆に一杯おごる P89 L11 pansard(n.m.)＝？ 　panseは太鼓腹なのですが L14　]tre @ jeun=何も食べず（飲まず）にいる L19 oxyde(n.m.)＝酸化物 　oxyde de cuivreは酸化銅でしょうか L20 fluxion(n.f.)＝炎症 　fluxion de poitrine =肺炎 L30 poilu(n.m.)＝（第一次大戦の）兵士、兵隊さん 　イタリックは曲名のようです 【1379】Les Ames grises　P90-92 リエ - 07/11/5(月) 23:37 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P90 L1 avec vigueur=力強く L2 fleuri(e)=生き生きした L6 vinnacier vinasse(n.f.)＝（話）安ワイン L9 d{gueulure d{gueuler =吐く、（悪態を）わめきちらす L11 secouer　qn comme un prunier=人を激しくゆさぶる ココではqnが複数なので、des pruniersになっています 　prunier(n.m.)＝プラムの木 　ゆすって実を落とすのでしょうか L12 pinot(n.m.)＝（ブドウノ）ピノ酒 L19 carmin=(不変)洋紅（ようこう）色の 　　　　　　　(n.m.)＝洋紅、カーマイン（紫がかった深紅） 洋紅という言葉を初めて知りました L24 tanner=悩ませる L28 foin(n.m.)＝干し草 L29 alangui(e)=ものうげに P91 L3 casse-cro`te(n.m.)＝（話）飯、食物 　casser la cro`te=飯を食らう L17 blasier(n.m.)＝猛火 L21 garenne(n.m.)＝アナウサギ L22 panse（話）太鼓腹 L24 bagne(n.m.)＝徒刑場 P92 L2 {chafaud(n.m.)＝死刑台 L6 en bataille=乱雑に L13 m[t(n.m.)＝マスト L21 naissant(e)=生まれかかった L21 enclume(n.f.)＝鉄床 L25 martinet(n.m.)＝牛の鳴く声 【1383】Les Ames grises　P93-95 リエ - 07/11/6(火) 22:19 P93 L4 jointure(n.f.)＝（骨の）関節 L6 avoir du plomb dans l'aile=（話）調子が悪い、事態がおもわしくない（文字通りは、翼に弾丸を受けている） L16 peupl{(e)=de でいっぱいの 　リジアの遺体を見た時の様子が語られています L17 chapeau de genderme(n.m.)＝紙の二角帽子 　これは、家具の形のようです L25 craqueler=ひびを入れる L28 entreouvert(e)=半ば開いた L29 tituber=よろめく L30 se cogner contre =contreにぶつかる L94 L2 atroce=ひどい L2 pavane(n.f.)＝パヴァーヌ（16、１７世紀の荘厳な舞踏の一種） 　ジャズナンバーで「亡き王女のためのパヴァーヌ」というのをときどき 　聞いていました L8 flanqu{(e)=deが横にある 　首つり自殺に使われたと思われるひもが示されます L30 meurtrissure(n.f.)＝痣、打撲傷 P95 L11 rayon(n.m.)＝分野 L12 la=la mort L16 r{tr{cissement(n.m.)＝縮まること L22 racler =ひっかく 【1384】Les Ames grises　P96-97　リエ - 07/11/6(火) 23:39 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P96 L1 hagard(e)=取り乱した L3 constat(n.m.)＝確認 L5 s'effonder=つぶれる，崩壊する L9 sec comme un coup de trique=ひどくやせている L19 cramoisi(e)=深紅色の L24 garde-manger(n.m.)＝食料貯蔵箱 L28 s'offusquer de =deに気を悪くする L29 bajoue(n.f.)＝垂れたほお L30 ficel{(e)=おかしな服を着た P97 L2 purin(n.m.)＝水肥 【1385】Les Ames grises　P98-101リエ - 07/11/7(水) 21:20 P98 リジアの死に沈んだ町の様子が描かれています L6 comm}re(n.f.)＝おしゃべり女 L6 pute(n.f.)＝売女 L7 pie(n.f.)＝カササギ、おしゃべり L7 prompt(e) @ =?するのが早い L7 m{disance(n.f.)＝悪口 L10 goulot(n.m.)＝（瓶の）首 L13 barre(n.f.)　 pavillon en verne=半旗 L16 ample=豊かな L17 tra^ner=うろうろする P99 L15 couillon＝（話）（不変）ばかな L15 trituer =こねまわす 　私は第一発見者のデスディナに話を聞くことをしませんでした P100 L6 barrer=線を引いて消す 　リジアの家族はみつからなかったようです L24 lavoir(n.m.)＝洗濯場 L25 d{biter=でまかせにしゃべる，単調に語る L25 boniment(n.m.)＝口上 L25 sacoche(n.f.)＝（肩から吊るす）かばん P101 L11 v{role(n.f.)＝天然痘 L12 survie(n.f.)＝余命 L20 instruction　publique(n.f.)＝初等教育 　大文字なので、初等教育の教育委員会のような機関でしょうか L28 {corcher=不正確に話す L30 fouiller=丹念に調べる 【1387】Re:Les Ames grises　P102-104 リエ - 07/11/8(木) 0:40 P102 L8 se d{barrasser＝追い払う L11 maladif(ve)=病弱な L13 toux(n.f.)＝咳 L23 larve(n.f.)＝幼虫、うじ L23 b]ta(sse)=ばか L25 ramolli(e)=無気力な L27 embo^tage(n.m.)＝缶に入れること 　これは秘書の体を指すようです L29 matraque(n.f.)＝警棒 P103 L1 chambranle(n.m.)＝（ドア、窓の）枠 L3 g[chis(n.m.)＝混乱 L7 tr{pigner=足を踏み鳴らす L11 empestaer=(悪臭を)放つ L11 amidon(n.m.)＝（洗濯に使う）でんぷん糊 P104 次にリジアの葬儀の様子が語られます L7 tirer sa r{v{rence=(ふざけて)立ち去る L24 s'emm]ler=しどろもどろになる L24 r{quisitoire(n.f.)＝論告 【1388】Les Ames grises　P105-108 リエ - 07/11/10(土) 13:22 P105 L7 gars(n.m.)＝（話）少年、若者 L21 bobard(n.m.)＝でま、ほら 　1916年、デスティナは職を辞します P106 L4 une brochette de =一並びの L5 greffier(n.m.)＝（裁判所の）書記 L8 mousseux(n.m.)＝（シャンペン以外の）発泡性ワイン L11 se rhabiller=（話）（下手な役者、競技者が、舞台、競技場を）下りる P107 そして、1917年。最初に語られた溺死の場面に話は戻ります L4 transi(e)=凍えた L6 c^q-@[ne(n.m.)＝ちぐはぐな話 L6 cafouilleux(se)=混乱した L12 air avantageux (n.m.)＝うぬぼれた態度 L13 pus(n.m.)＝膿み L14 besogne(n.f.)＝（課せられた）仕事 L19 hautain(e)-えらぶった L20 podagre=痛風の P108 L3 de part et d'autre=あちこちに、両側に L5 chasse-mouche(n.m.)＝はえたたき L6 ruisseler=流れる L7 gvre(n.m.)＝霧氷、霜 【1400】Les Ames grises　P109-111 リエ - 07/11/11(日) 23:45 - P109 L12 arriver la gueule enfarin{e =（話）おめでたい顔をしてやっってくる L17 canasson(n.m.)＝（話）馬、駄馬 L24 morsure(n.f.)＝刺すような寒気 L29 algue(n.f.)＝藻 L30 t[ter=触る P110 L2 reluire=（反射で）光る 　クレマンスは語り手の妻，お腹に赤ちゃんがいます L24 {trangler=喉を締める，絞殺する L29 s'en faire =心配する L29 rago^t (n.m.)＝シチュー、煮込み ここでは事件を指します L30 humer=(匂いを)かぐ P111 L1 accaparer =独占する L3 comp{tence(n.f.)＝権限 L7 une voix de pomade ねっとりした声、というイメージでしょうか L10 apollon(n.m.)＝アポロのような美男子 L10 grad{=下士級の L17 singe(n.m.)＝猿、（軍隊の隠語）コーンビーフ L21 clopinettes(n.f.pl)＝（話）何も（?ない） L25 refourguer=再び売りつける 【1403］Les Ames grisesP112-113　リエ -07/11/12(月) 21:09 P112 L1 n{goce(n.m.)＝商売 L1 poilu(n.m.)＝（第一次大戦の）兵士 L2 le coq gaulois=ガロアの雄鶏（フランスの象徴） L3 fig{(e)=凝固した ここでは彫像を意味しています L5 tuberculeux(se)=結核にかかった L8 socle(n.m.)＝台座 L13 municipalit{(n.f.)＝市町村 L14 moribond(e)=瀕死の人 L16 tilluel(n.m.)＝菩提樹 L17 p{tarader=続けざまに爆発する L18 pisseux(se)=小便じみた L23 bonnet(n.m.)＝縁なし帽 L24 taupe(n.f.)＝モグラの毛皮 L25 r{glisse(n.f.)＝甘草 L29 envoyer valser qn =（話）追い払う 　　l'＝l'argent L29 bordel(n.m.)＝（卑）売春宿 P113 L3 bourrer =詰め込む L3 grange(n.f.)＝納屋 L6 cr{cus(n.m.)＝（話）大富豪 　古代リディアの王クロイソスが大金持ちであったことから 　ここは大文字なので、クロイソスのように　という意味ですね L6 septic{mie(n.f.)＝敗血症 L9 {corchure(n.f.)＝かすり傷 L10 entaille(n.f.)＝切り傷 L13 sagaie(n.f.)＝（原住民の）投槍 　金を溜め込んでいたバスパンは３１年に敗血症であっけなく亡くなってしまいます 亡くなったバスパンは事件の調査にやって来た軍人のマティエフに部屋を貸していました。 【1404】Les Ames grises　P114-116 リエ - 07/11/13(火) 22:39 　P114 L1 agr{menter=deで飾る L2 contour(n.m.)＝輪郭 L6 ordonnance(n.f.)＝配置，構成 L8 vantaux =? L9 d{mordre=あきらめる L12 scie(n.f.)＝決まり文句 L22 puanteur(n.m.)＝悪臭 L23 bru[tre=褐色がかった P115 L1 vilebrequin(n.m.)＝ハンドドリル L4 culeux(se)=こまかい L9 larron(n.m.)＝泥棒 　s'entendre comme larrons en foire=よく気が合う L10 salissure(n.f.)＝汚れ P116 L3 enfourner=押し込む L8 pi{toner=もたつく L9 lustre(n.m.)＝５年間 　plなので、長年ということのようです L10 galon(n.m.)＝飾りひも 　ここでは昇進でもらう、肩章などの意味です L11 dreyfusard(e)-ドレフェス派の 　ドレフェス事件　1894年、ユダヤ系の大尉ドレフェスが陸軍の機密書類をドイツへ売却した嫌疑をかけられて終身刑になります。それにゾラなどの知識人が反発し、軍部との大論争に。後に真犯人が明らかになって、99年にドレフェスは釈放されたそうです L12 d'op{rette=ちゃちな、お粗末な L14 couille(n.f.)＝（卑語）多くpl きんたま、睾丸 L16 prendre @ rebrousse-poil =（話）神経を逆撫でする L16 {tat-major(n.m.)＝参謀部 L18 mitonner=入念に仕込む L19 propuler=推進する 　Les Ames grises　P117 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 　この事件を担当すると街に乗り込んで来たマティエフ大佐について 語られています P117 L4 oubliette(n.f.)＝落とし穴 tomber aux(dans les)oubliettes =完全に忘れ去られる L5 fouiller=調べる L6 ordure(n.f.)＝（pl）ごみ 　話は1926年、語り手の父が死んだ年に飛びます L8 bancal(ale)=ぐらぐらする、（家具の）脚の不揃いな L10 tra^ner=耐える L11 avoir son compte=（話）ひどい目に合わされる L11 pour de bon =本気で L13 galopin(n.m.)＝いたずらっ子 　母は子供の頃に亡くなり、今度は父。自分の育った家は墓場のように感じられました。村自体も戦争の傷跡が残り、住んでいたのは父と幼なじみの老人一人でした L24 tap{(e)=たるんだ L24 truite(n.f.)＝（魚）鱒 P118 L1 jugeote(n.f.)＝（話）判断力 L1 hargne(n.f.)＝不機嫌 L３s'invectiver=ののしりあう L8 cher=（話・卑語）糞をする L22 Le salaud, me faire ￥a. 　おれにそんなことをするなんて、汚い野郎だ 　憎み合っていても、いい相棒だったということでしょうね L26 fumier(n.m.)＝（話）くそったれ P119 L1 morveux(se)=鼻を垂らした L2 charogne(n.f.)＝（話）（ののしり言葉）悪党、悪人 L4 s'emmerder=うんざりさせる L16 andouille(n.f.)＝（話）あほう、まぬけ マルコワールじいさんは先に死んでしまった語り手の父に腹を立てています L18 faveur(n.f.)＝細い絹のリボン 　色々な意味がありますが、小間物屋の看板なので、リボンを選びました L18 colifichet(n.m.)＝小間物 L19 {ventr{(e)=大穴のあいた L22 bauge de sangulier(n.f.)＝イノシシの巣 L25 crasse(n.f.)＝汚れ L26 ankylose(n.f.)＝麻痺 【1407】Les Ames grises　P120-123 リエ - 07/11/17(土) 22:06 P120 L2 pharaon(n.m.)＝ファラオ 　フランス語ではファラオンと発音するのですね L8 litre(n.m.)＝１リットルの容器 L9 branlant(e)=ぐらぐらした L9 translucide=半透明の L18 retranc{(e)=塹壕をめぐらせた L18 foutin (n.m.)＝小さな要塞 L18 pacotille(n.f.)＝粗悪品 　de pacotille=粗悪な L22 d{labr{(e)=荒れ果てた L28 rouill{(e)=錆びた P121 L2 ferraille(n.f.)＝くず鉄 L10 gueuler=喚き立てる L12 brandir=振り回す L16 marmonner＝つぶやく L26 s'effondrer=くずれる l27 fl{tri（e）=しおれた P122 L12 incarcer=拘置する 　語り手は父の家の古新聞の山から、マティエフがドレフェスの味方を した記事が見つかります L17 matraque(n.f.)＝警棒 L22 rigueur(n.f.)＝厳しさ L25 fleurer=臭いがする P123 L1 torcher les culs =尻をふく 　新聞がトイレの紙に使われていた事を指すようです L5 jambe arqu{e ＝(n.f.)＝がに股 L5 bouc(n.m.)＝雄ヤギ、（他人の罪を負わされた）身代わり 　ブクと、最後のcを発音します L5 attirail(n.m.)＝道具一式 L6 bile(n.f.)＝かんしゃく L8 loucher vers la croupe =vers?をねたましく見る L9 lave-pont(n.m.)＝デッキブラシ .L10 sciure(n.f.)＝おがくず L11 fumier(n.m.)＝堆肥 L13 d{chet(n.m.)＝くず、惨めな人間　 L14 ordure(n.f.)＝ごみ 　おなじゴミでも、記事を書いた男より、マティエフのほうがずっとまし と言っています L25 barda(n.m.)＝道具一式 L27 trimbaler=(やっかいなものを)持ち歩く 【1409】Les Ames grises　P124-125 リエ - 07/11/20(火) 8:30 P124 語り手は雪の夜のことを思い出しています L12　retrancher＝隠す、守る L22 borgnard＝？ L26 souillure(n.f.)＝（文）よごれ、しみ L27 m{fait(n.m.)＝悪事、非行 L28 de mon vivant =私が存命中に 　du vivant de qn, de son vivant monとは普通言わないのでしょうが、今の私は死んでいるも同然 というニュアンスのようです P125 L3 sursis(n.m.)＝執行猶予、猶予期間 L5 tra^tre(sse)(n.)＝裏切り者，陰険な人 L5 rhumatisme(n.m.)＝リューマチ 　現在の語り手は、足にリューマチをかかえています L8 bourrique(n.f.)＝雌ロバ L8 broyer = 砕く，粉にする L13 b{r{zina(n.f.)＝（話）大災害、大失敗 　大文字になっているので，元は地名なのでしょうか L14 {pop{e(n.f.)＝叙事詩 L18 ajourner=延期する L23 picotement(n.m.)＝ひりひりした感じ L25 fouine(n.f.)＝（動物）ムラジロテン L29 sente(n.f.)＝小道 L30 diverger=分岐する 1411】Les Ames grises　P126-129 リエ - 07/11/20(火) 21:46 - P126 L2　bestiole(n.f.)＝小動物、特に昆虫 L4 couillon=ばかな L8 r[peux(se)=やすりのようにざらざらした L10 conscrit(e)=徴兵適齢者 　ジョゼフィーヌは語り手と同い年の幼なじみです L14 cossu(e)=富裕な L17 barr{(e)=柵でふさがれた L27 occire=殺す 　occis(e)=p.p. L30 refourguer=売りつける P127 L1 tanner=皮をなめす L22 charogne(n.f.)＝動物の腐った死体 P128 L25 crasse(n.f.)＝あか、よごれ L27 br}me(n.f.)＝鯉の一種 P129 L1 angelot(n.m.)＝小天使 L13 dorure(n.f.)＝金ぱく L18 dadais(n.m.)＝まぬけ、とんま 　ジョゼフィームは７歳のときから語り手をこう呼びますL L24 traisi(e)=凍えた 【1413】Re:Les Ames grises　P134-136 リエ - 07/11/21(水) 23:52 P314 L1 taper=打つ、たたく L1 gueuler=（話）どなる、わめきたてる L10 joliment grise これはなかなか良い表現だと思いました L17 aiguille(n.f.)＝針 L17 pelote(n.f.)＝（糸の）玉 L22 cogner=(強く)打つ、たたく 　お腹の赤ん坊が中からお腹を蹴ることを表現しています ジョゼフィーヌは昼顔が発見された前夜の様子を話に来たようです P135 L８poignard(n.m.)＝短刀 　冬の午後６時、短刀の時、キスが盗まれる時 　こういう短いレトリックは、この作者の特徴のような気がします L10 fiole(n.f.)＝小びん L11 sarrau(n.m.)＝上っ張り L13 {clop{(e)=足を痛めた L13 amput{(e)=(片足の)切断手術を受けた L14 culs-de- jatte =両足を失った L15 tr{pan{(e)=穿孔術を受けた L16 troquet(n.m.)＝（話）小さな居酒屋 　この時期、辺りには傷痍軍人があふれていました P136 L3 bouillie(n.f.)＝粥 　ここでは傷口が飛び出したかふやけた様のようです 　戦争を未直に感じてはいましたが、実際の負傷編を見て町の人々は 　現実をつきつけられます L4 civi}re(n.f.)＝担架 L4 pouilleux(se)=しらみのたかった L5 r[ler＝喘ぐ L5 psalmodier=(キリスト教)詩編を詠唱する、単調に話す L7 prendre un coup en pleine poire =顔面にまともにパンチを食らう 　ここでは負傷兵をまじかに見て、町民皆がショックを受けた様子が 語られています L10 brancardier(n.m.)＝担架係 L11 enfourner=（話）押し込む L14 contin|ment =連続して、絶え間なく 　新綴りではuにアクサンが付かなくてもいいそうです ショックを受けながらも、町の住民はそれが自分でなくてよかったと思っています L23 cochonnaille(n.f.)＝（多くpl）（話）豚肉加工食品 【1414】Re:Les Ames grises　P134-136 なな - 07/11/22(木) 9:53 ▼リエさん： >L10 joliment grise > これはなかなか良い表現だと思いました 私もまったく同感です。ここをなんども読み返して味わいました。 そしてそこから下へ３行いったところ： -Qu'est-ce qu'ils t'ont fait les mots? これは「言葉が君に何かしたのかい？」なんか恨みでもあるの？ということでしょうか？ 【1416】Re:Les Ames grises　P134-136　リエ - 07/11/23(金) 11:43 - ななさん >-Qu'est-ce qu'ils t'ont fait les mots? >これは「言葉が君に何かしたのかい？」なんか恨みでもあるの？ということでしょうか？ そうだと思います。 あたしたちは皆灰色よ。 そんなのは皆言葉だ（自分がろくでなしであることに変わりはない） 言葉が何をしたって言うの？ という感じでしょうか。 【1415】Les Ames grises　P137-138 リエ - 07/11/23(金) 0:54 P137 L1 cr[ne(n.f.)＝頭蓋、頭 L2 de travers=ゆがんだ L15 fraterniser avec qn=人と仲良くなる L19 d{funt(e)=故、死亡した L19 croquer=スケッチする L19 mari{(n.m.)＝新郎 　部屋に飾られている写真は、新郎の時のもののようですね L24 se d{verser= 流れ込む L24 cafeti}re(n.f.)＝（俗）頭、顔 　夫は工場で事故にあって死んだようです L25 bique(n.f.)＝雌ヤギ、意地悪ばばあ L28 morue(n.f.)＝塩ダラ、（卑）売女 L28 pouffiasse(n.f.)＝ブス、（古）淫売 L28 radasse=? L28 tra^n{e(n.f.)＝（話）売女 L28 grue(n.f.)＝（俗）売春婦 L29 cul-rouge = 尻軽 culの発音はキュです L30 s'en ficher=問題にしない L30 comme　de l'an quarate 　こういう言い回しがあるのでしょうか。以下の言い回しを 　大げさに言ったのかもしれません。 comme de l'an quarate＝（話）少しも、全然 P138 L4 pi}ce(n.f.)＝貨幣、コイン 　戦争中、兵隊に体を売っていたアガートは、1923年に町を出ます L8 malle(n.f.)＝郵便馬車 L15 kangourou(n.m.)＝カンガルー 　こう綴るとは思いませんでした L17 caverne(n.f.)＝穴居時代 　アガートはオーストラリアに移住しました 【1417】Les Ames grises　P139-140 リエ - 07/11/23(金) 15:31 P139 L2 emmerder=うんざりさせる L3 gueuler =（話）どなる L5 traverse(n.f.)＝近道 L9 bicoque(n.f.)＝あばら家 L12 rallonger=（話）遠回りさせる L12 bon =十分な、たっぷりの 　un bon kilom}tre =たっぷりに一キロは（遠回り） L17 ficher =打ち込む 　星が空に打ち込まれている、という表現です L18 raid(e)=固い L20 gla￥on(n.m.)＝氷 L28 tirer sa r{v{rence=立ち去る 　qui以下は、冬の日、日の光にかかっています 　日が暮れかけの頃、ジョゼフィーヌはデスティナと昼顔が話しているのを目撃します L30 crach{ promis C'est promis. Promis.=（話）約束するよ。それは確かだ 　crach{は、強調でしょうか L30 croix(n.f.)＝十字架 　croix de bois, croix de fer これは木の十字架、鉄の十字架ということでしょうか 　jurer sur la croix=十字架にかけて誓う P140 L1 bouc(n.m.)＝雄ヤギ 　ヤギの足、鹿の角も、お守りでしょうか L4 figer=動けなくする L9 chien d'arr]t=指示犬 　rester en arr]t devant qc=猟犬が何の前でぴたっと立ち止まる 　ジョゼフィーヌは何かを感じて、二人に近づきませんでした L17 se ficher de qn =人をからかう、ばかにする 　６０メートル先、暗がり、しかも酔っぱらっていて、肩に置いた手が 見えた？　からかうんじゃないよ 　ジョゼフィーヌはこう揶揄されたようです L18 asticoter=（話）悩ませる L18 d{mordre de =deをあきらめる L20 goutte(n.f.)＝（飲食などの）少量 　ここでは酒のことです 昼顔とでスティナがつながって、話が面白くなってきましたね 【1418】Re:Les Ames grises　P141-143 07/11/23(金) 19:24 Les Ames grises　P141 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515です。 P141 話している間、語り手には昼顔が部屋にいるように感じられていましたが、彼女は部屋から離れて行きました L10 rebrousser chemin =（話）引き返す L13 lampion(n.m.)＝ランプ L14 chaufferette(n.f.)＝あんか L22 pardi =（話）そうとも L23 soudard(n.m.)＝粗暴な兵隊 L25 se dess{cher=干上がる P142 L3 grignoter=ちびちび食べる L5 lamp{e(n.f.)＝一飲み L6 tomber dru=　降りしきる L11 gadoue(n.f.)＝ぬかるみ L11 oripeaux(n.m.pl)＝きんぴかの服 L12 se d{bander=ちりじりになる L14 orgie(n.f.)＝大響宴 　ここは雪の変化の描写です。なかなか美しいですね L21 p{ter=（話）（大きな音を立てて）爆発する 　大砲の音の描写です。悪の鐘という描写もあります 語り手は隣の部屋の妻のお腹の中の子供の存在を強く感じています P143 寒さしのぎに、熱いワインとコーヒーを持って、二人は出掛けます　 L12 ses deriniers mots 最後の言葉、というところに事件を感じますね 【1419】Re:Les Ames grises　P144-146　リエ - 07/11/23(金) 19:47 - P144 二人はミエルク判事を訪ねます L2 m{lasse(n.f.)＝（話）濃霧 L2 orni}re(n.f.)＝わだち L4 barrique(n.f.)＝大樽 L6 foss{e(n.m.)＝溝 L8 carriole(n.f.)＝二輪荷馬車 L13 docilement=すなおに、おとなしく P145 L6 somnoler=まどろむ、うとうとする L9 d{charge(n.f.)＝放電 　＝d{charge d'{l{ctrique びくっと体を揺らして居眠りから覚める様子を表現しています L13 membrure(n.f.)＝（集合的）四肢 P146 L9 vermisseau(n.m.)＝ウジ虫、ミミズ、人間のくず 　ジョゼフィーヌの目撃情報を話に来た二人は、判事とマティエフが談笑する部屋に案内されます。マティエフは二人をウジ虫同様の取るに足らない人間と判断したようです L11 agacement(n.m.)＝苛立ち L16 c^toyer qn =人とよく会う、ひんぱんに接触する L17 en l'air =軽々しく L28 se racler=咳払いをする L30 r{cup{rateur(trice)＝回収業者 【1420】Les Ames grises　P147-149 リエ - 07/11/25(日) 11:05 P14７ L8 rayer=(deから)線を引いて消す L11 pivoine(n.f.)＝（植物）芍薬 　devenir rouge comme une pivoime =真っ赤になる L12 p{toire(n.f.)＝（話）ぼろ鉄砲 L20 avari{(e)=損害を受けた L22 besogneux(se)=貧乏な、実入りの少ない L26 outr{(e)=極端な、度はずれた Lenflure(n.f.)＝はれ、むくみ P148 L5 couo-papier(n.m.)＝（複数不変）ペーパーナイフ L7 sous-main(n.m.)＝（複数不変）デスクマット L9 {talon(n.m.)＝種馬 L10 supplice(n.m.)＝拷問、責め苦 L12 opter pour =を選ぶ、に決める L13 conjoint(e)=共同の L16 salve(n.f.)＝一斉射撃 L24 sape(n.f.)＝対壕 L28 aigrelet(te)＝辛辣な P149 L1 flottement(n.m.)＝ためらい L14 apeur{(e)=おびえた L20 d{guerpir=立ち退く L24 accident(n.m.)＝起伏、でこぼこ L25 verrue(n.f.)＝いぼ L25 de plein fouet=真正面からの、まともに L26 emp]trer=身動きできなくする L27 relent(n.m.)＝臭気 L30 lubie(n.f.)＝気まぐれ L30 coquecigrue(n.f.)＝幻想、空想 L30 d{lire(n.m.)＝妄想 　ミエルクはこの目撃談を握りつぶそうとします 【1421】Les Ames grises　P150-152 リエ - 07/11/25(日) 21:08 - P150 L2 importuner=（文）悩ませる L4 confier=委ねる L13 goret(n.m.)＝子豚 　ジョセフィーヌはそのまま牢に入れられてしまいます L14 bonne soeur （話）慈善事業、教育に携わる修道女 L15 manche(n.m.)＝道具の柄 L15 pioche(n.f.)＝つるはし L15 vache(n.f.)＝雌牛、（話）ひどい奴 　La vache! =ちくしょう P151 L3 jouer @ colin-maillard=目隠し鬼ごっこをする 　二人は子供時代の話をします L7 r[peux(se)=（やすりのように）ざらざらした L7 rouill{(e)=錆びた L11 sceau(n.m.)＝刻印、しるし L12 parent{(n.f.)＝血族関係 　８歳の頃から毎週日曜日、昼顔は語り手が住む町にやってきていました L23 marraine(n.f.)＝（カトリックの）代母、名付け親 L24 parrain(n.m.)＝（カトリックの）代父、名付け親 P152 L1 b?cheron(ne)=きこり 　事件のあったときに80歳だった代母アデライドはがっしりした体つき 　だったようです L2 la main sur le coeur avoir le coeur sur la main =親切だ、寛大だ L3 {critures(n.f.pl)＝記録、簿記 L4 manier-取り扱う 　昼顔は毎週日曜に昼にやってきて6時の馬車で帰りました L16 tenir -把握する 　そのことは、彼女から聞いた L17 reprendre=もっと食べる、お代わりをする 　代母は昼顔に５フランの小遣いをやり、それは父親の手に渡りました L28 cordes(n.f.)＝縄 　il pleut des cordes =土砂降りだ 【1422】Les Ames girses P153-154　リエ - 07/11/26(月) 23:46 P153 L8 geler @ pierre fender＝石にひびが入るほど寒い L9 se fissurer =ひび割れを生じる L18 moufle(n.f.)＝ミトン L18 s'{vapoler=消え失せる L19 sautiller =飛び跳ねる L20 le chagrin tue 悲しみは人を殺す、消滅させる 事件のあった夜、娘を引き止めなかったアデライドは、悲しみと 後悔から、２２日後に亡くなってしまいます P154 L2 Baptiste(n.)＝バプティスト派 　悪い奴は長生きして、ベッドの上で死ぬ。バプティスト派の信徒の ように穏やかな気持ちで 　ジョゼフィーヌをミエルクのところに残して来た語り手は、彼らに逆らえない自分の気持ちをもてあまして、Vの町中をうろつきます。 L8 tourni(n.m.)＝めまい L9 recrue(n.f.)＝新兵 L9 semelle(n.f.)＝靴底 L10 bravache=空威張りの L11 rigolade(n.f.)＝（話）ふざけること 　町には新兵があふれ、戦争の高揚感が漂っています L19 rut(n.m.)＝（動物の）発情、さかり L24 nigaud(e)=愚か者 L27 planche(n.f.)＝板 　]tre clou{ entre quatre planches =棺桶の中におさまる （４枚の板の中に入る） L27 m{l}ze(n.m.)＝から松 L30 barbel{(n.m.)＝有刺鉄線 【1429】Les Ames girses P155-157 リエ - 07/12/2(日) 10:55 P155 町をさまよった語り手は、ブーラッシュの店の前にやって来ます L6 carcasse(n.f.)＝（話）（多くは悪い意味で）人体 L14 tabouret(n.m.)＝スツール L14 lutin(n.m.)＝小妖精 　g{antの連想で使っているのでしょうか、小さい、と言いたいようです 　火を見つめながら、語り手は妻と元気だった昼顔を思い浮かべます P156 L2 fumerolle(n.f.)＝噴気 L giguer =? L3 buter contre=contreにぶつかる L11 avoir affaire @ qn=人と関わる L12 tout bonnement=本当に、全く L15 bourdonner =耳鳴りがする L18 {carlate=真っ赤な L22 en nage=汗びっしょりで L26 renifler=鼻を鳴らす L27 prune(n.f.)＝プラム、プラム酒 L27 mirabelle(n.f.)＝ミラベル（スモモの一種）、ミラベル酒 L29 siffler =（話）一気に飲み干す P157 L1 lamper=（話）一息に飲む L1 d'un trait=一息に L4 couillon(n.m.)＝（話）ばか者 L9 gnole(n.f.)＝（話）ブランデー 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515を使っています。 P15８ L2 d'[querre=直角に L6 raser=すれすれに通る L9 d{p^t(n.m.)＝留置場 L12 octroi(n.m.)＝（昔の）入市税関 L16 gesticuler=盛んに身振りをする L19 raisonner=文句を言う L19 gaillard(n.m.)＝屈強な男 P159 L1 r{sign{(e)=あきらめた 妻には異変が起きているようですね。 語り手は乗り合い馬車に乗るつもりでしたが、停車場で神父と会います。 L5 r{quisitionner=動員する L6 r{giment(n.m.)＝連隊 　連隊が前線に移動するので、一般の人間は今日は移動ができないと神父に 言われます L13 barda(n.m.)＝（兵隊の）装具一式 L15 laper=舌を鳴らして飲む L20 abreuvoir(n.m.)＝（牛馬の）水飲み場 P160 L2 courroux(n.m.)＝（文）怒り L5 {tat-major(n.m.)＝参謀本部 L8 d{fonc{(e)=でこぼこの L9 canasson(n.m.)＝駄馬 L14 fourmi(n.m.)＝アリ 　兵隊を例えています L15 cahotant(e)=でこぼこゆれる L16 fourmili}re(n.f.)＝蟻塚 L17 {vech{(n.m.)＝司教区 　eは^付きです 　リュラン神父は自分の司教館に語り手を連れて行きます L21 d{dale(n.m.)＝迷路 1435】Les Ames girses P161-162 リエ - 07/12/2(日) 21:33 P161 妻に町に泊まると連絡したいと思いますが、道路同様、電話回線も軍隊に徴用されて使えないそうです．悲劇が暗示されますね L10 sans fa￥on＝遠慮なく L10 `ter=脱ぐ L11 p}lerine(n.f.)＝頭巾の付いた短マン L11 soutane(n.f.)＝（カト）法衣、スータンう L12 cal￥on(n.m.)＝パンツ、トランクス 　ブリーフはslipというそうです L13 coing(n.m.)＝マルメロ、西洋カリン L21 se douter de qc＝（何を）予想する、想像がつく 　douter だと疑うですが、こちらはほとんどわかっているという ニュアンスです L23 malin(gne)=利口な 　女性形が変則ですね L27 humus(n.m.)＝腐植土 L30 pain bis(n.m.)＝（ふすま入りの）茶色いパン P162 L1 billot(n.m.)＝まな板 L1 cruche(n.f.)＝水差し L5 suint(n.m.)＝羊毛脂 L5 calcination(n.f.)＝焦げ L9 dobu(e)=丸々太った L10 {br{chure(n.f.)＝欠け傷 L13 briqu{(e)=念入りに磨いた リュラン神父は花について語ります 1436】Les Ames girses P163-164 リエ - 07/12/4(火) 20:55 本はLes Ames girses（Philippe Claudel）Livre de poche 30515を使っています。 P163 神父は花について語ります。花を通して、人についても語ります L5 s{minaire(n.m.)＝神学校 L8 presbyt}re(n.m.)＝（カト）司祭館 L9 anth{mis(n.f.)＝カミツレモドキ L9 hell{bore＝ellebore(n.f.)＝へレボルス 　クリスマスローズのような花のようです L10 oeillet de po}te(n.m.)＝アメリカナデシコ、ビジョナデシコ L10 oeillet mignardise 　これもナデシコの一種です L11 sedum(n.m.)＝セダム、マンネングサ L11 corbeille d'argent(n.f.)＝アリッサム L11 pivoine cr{tel{e 　　 pivoine(n.f.)＝牡丹 L12 opale de Syrie 　　opale(n.f.)＝オパールしかみつかりませんでしたが、花があるのでしょう L16 resplendir =輝く L18 corolle(n.f.)＝（植物）花冠 L18 liseron(n.m.)＝ヒルガオ L18 parme=薄紫色の L24 horticulteur(n.m.)＝園芸家 L27 cette fleur これは殺された「昼顔」のことです P164 L4 luciole(n.f.)＝蛍 L11 obstination(n.f.)＝頑固 L14 chiendent(n.m.)＝ハマムギ（やっかいな雑草） L14 chardon(n.m.)＝アザミ その後の語り手の庭について話しています 　192５年、リュラン神父はインドシナ山中のアンナン族のもとに 布教に旅立ちます 【1437】Les Ames girses P165-167 リエ - 07/12/4(火) 23:03 P165 L7 une fourchette @ deux dents フォークの先はdentと言うのですね L16 J'en ai soup{=もうたくさんだ 　語り手は現実はもうたくさん、書物の中になぐさめをみつけたいと言っています P166 L3 relique(n.f.)＝聖遺骨 L9 crapaud-buffle(n.m.)＝ヒキガエル L9 poisser=べとつく L11 nymph{a(n.m.)＝（植物）スイレン L12 leseron(n.m.)＝ヒルガオ L18 manche(n.m.)＝（ほうきなどの）柄 L22 ourler=縁を飾る L22 feston(n.m.)＝スカラップ 武体は翌朝の司教館の戻ります L28 co~te que cou~te＝是が非でも L28 sur-le-champ=直ちに 語り手は妻の元に一刻も早く帰りたいと思います P167 L３pressentiment(n.m.)＝虫の知らせ L13 brass{e de =一抱えの L26 sordide＝たいへんきたない、みすぼらしい L7 une fourchette @ deux dents フォークの先はdentと言うのですね L16 J'en ai soup{=もうたくさんだ 　語り手は現実はもうたくさん、書物の中になぐさめをみつけたいと言っています P166 L3 relique(n.f.)＝聖遺骨 L9 crapaud-buffle(n.m.)＝ヒキガエル L9 poisser=べとつく L11 nymph{a(n.m.)＝（植物）スイレン L12 leseron(n.m.)＝ヒルガオ L18 manche(n.m.)＝（ほうきなどの）柄 L22 ourler=縁を飾る L22 feston(n.m.)＝スカラップ 武体は翌朝の司教館の戻ります L28 co~te que cou~te＝是が非でも L28 sur-le-champ=直ちに 語り手は妻の元に一刻も早く帰りたいと思います P167 L３pressentiment(n.m.)＝虫の知らせ L13 brass{e de =一抱えの L26 sordide＝たいへんきたない、みすぼらしい 【1442】Les Ames girses P168-171 リエ - 07/12/5(水) 21:24 P168 L2 d{chiffrer=判読する L4 tripe(n.f.)＝（話）内蔵 　語り手がこの文章を書いている現在の描写です．語り手は50歳に なっています。ベルトは使用人のようです。 L7 cul sec=一気に ベルトは朝から酒を飲む語り手を非難しています L15 fiche-moi le camp! ＝出て行け L16 se m]ler=干渉する 場面は語り手が家に帰った朝に戻ります P169 L4 godillot(n.m.)＝（話）どた靴 L19 trimardeur(n.m.)＝放浪者 　家は奇妙な沈黙に包まれていました P170 L16 chute(n.f.)＝転落 L23 ceux que la vie abandonne 主語はla vieです。死のうとしているのではなく、生きたいのに命に見捨てられようとしているのですね L29 poign{e(n.f.)＝ドアノブ、（窓の）取手 P171 L1 s'entailler=自分の（指などを）切る L7 toujours =いつまでも、永遠に、今もなお 【1445】Les Ames girses P172-174　リエ - 07/12/8(土) 0:46 P172 L7 mortuaire=葬式の L11 bouffer（話）がつがつ食べる L14 d{ment(e)=精神錯乱者 L21 h{morragie(n.f.)＝出血 医者が診察し、クレメンスは病院に運ばれます P173 L5 d{vorant(e)=どん欲な 　命は腹の中に逃げ込んでいた 　生きているのはお腹の中の赤ん坊だけと思えたということでしょうか L19 cocu(n.m.)=（話）妻を寝取られた男 　avoir une veine de cocu =（話）非常に運がいい 　なんでめでたいのかわかりませんが。 　あのめでたい戦争（皮肉？）から離れていられる、くらいのニュアンスでしょうか L24 prendre qn @ t{moin=人を盾に取る L24 apostropher=不意にぞんざいな口をきく 待合室で待つ語り手は、隣に座っている片腕を失った兵士を観察して気を紛らわします P174 L22 harass{(e)=へとへとになった L23 d{guiser=変装する 　肉屋に変装する 　ここでは、血の付いた白衣を着た医者の姿を指しています L27 meurtrir=打ち傷をつける L29 m[le=雄の 【1446】Les Ames girses P175-177 リエ - 07/12/8(土) 21:26 P175 L12 asperger =振りかける、はねかける L13 cerne(n.m.)＝隈 L14 s'emberlificoter=まごつく、足をとられる L15 @ bout de + N =わずかなばかりの 医者にクレメントがたすからなかったことを遠回しに告げられ 語り手は医者に殺意を抱きます P176 時分のたいへんなことが起きると、人はエゴイストになる。 語り手は、自分がいるべきところにいなかったことを悔やんでいます L4 ordure(n.f.)＝げすな人間 　ここでは判事とマティエフを指しています L7 se d{barrasser de qn＝人を厄介払いする L7 avoir les coud{es franches =自由にふるまえる L8 sans vergogne =破廉恥にも L11 cavalcade(n.f.)＝騒々しく駆け回ること L15 nvadrouiller=（話）ほっつき歩く L23 trente-six=（話）たくさんの 　３６という数字は「たくさん」の象徴のようです 　J'ai trante-six choses @ faire. しなければならないことがたくさんある L28 polulation(n.f.)＝（一定地域の）住民 　人口しか頭に浮かびませんでしたが、住民という意味のあるのですね 　誰かが濡れ衣を着せられた事を示唆しているようです L30 se socier de =deのことを気にかける P177 L1 c'est une autre paire de manches ＝（話）それはまったく別問題だ L2 en l'accurrence=この際 L6 brandir=振り上げる L8 passez muscade.=はい、ご覧の通り、消えました（手品師のかけ声から） 　muscade(n.f.)＝（手品に使う）小さなコルク玉 L13 invention(n.f.)＝発明、でっち上げ、作り話 【1450】Les Ames girses P178-180 リエ - 07/12/9(日) 14:57 P178 L1 patauger =ぬかるみの中を歩く 　司教館から自宅へと帰る道のようです L4 infanterie(n.f.)＝歩兵隊 L5 mar{chauss{e(n.f.)＝憲兵隊 L6 r{cup{rer =回収する L6 nasse(n.f.)＝やな L7 d{bandade(n.f.)＝敗走 L10 four{e (n.m.)＝やぶ、茂み L10 boqueteau(n.m.)＝小さな森 その朝、二人の脱走兵が捕まります。 tombaient bien に、だれにとってもおあつらえ向きの 人間が手に入ったというニュアンスがあります L15 m`me(n.)＝（話）子供、がき L16 pandore(n.m.)＝（話）憲兵、おまわり L18 loqueteaux(se)=ぼろを着た人 L18 hirsute=(髪、ひげが)ぼうぼうの L19 quenouille(n.f.)＝糸巻き棒 　糸巻き棒が軍服を着たみたい（貧相）ということでしょうか P179 L10 p{core（話）気取ったばかな女 　fouleが女性名詞なので、ここも女性になっています 　事件が起って５日目くらいでしょうか、群衆は犯人を求めています L14 ]tre @ l'aff|t de qc=?を待ち伏せる L19 cavaler=逃げ出す L25 devise(n.f.)＝スローガン L27 assaillant(e)=攻撃者 L27 d'op{rette=おそまつな、ちゃちな P180 L1 intestin(n.m.)＝腸 L14 [tre tomb{(e) sur la t}te=頭がすこしおかしい L15 {lucubration(n.f.)＝（多くはpl）(苦心のあげくの)駄作 L19 cr{tin(n.m.)＝（話）馬鹿者 【1455】Les Ames girses P181-182 リエ- 07/12/9(日) 21:06 P181 市長は群衆をなだめるため、判事の名前を出します L1 blanc comme une colombe 一般的な比喩かどうかわかりませんが、イメージしやすいですね L6 apitoiement(n.m.)＝哀れみ L9 quatre murs 　前にも出て来ました．棺桶、死を指しています L9 fricoter ＝ひそかにたくらむ L10 croquemitane(n.m.)＝（子供を脅す）こわいおじさん L13 s'effilocher=(雲が)ちぎれる L14 colique(n.f.)＝下痢、腹痛 L19 {pouvantail(n.m.)＝案山子 L20 lynchage(n.m.)＝リンチ L21 avertir=警告する L29 transporter @ =@に身を置く L30 camp retranch{(n.m.)＝張り巡らせた陣地 L30 @ l'appui de ~ =?の支えとして P182 L5 victuaille(n.f.)＝（pl）買い込んである食糧 　判事とマティエフが市庁舎にやってきます L5 pain blanc 神父が食べていた麸いりのパンはpain noirでした。白いパンは高級品ですね。 ミエルクはワインとつまみを用意するように命じます 脱走兵たちが二人の前に連れて来られます L22 typograple(n.m.)＝植字工 　町長はずっと後になって、このときの様子を語り手に話しsました。 【1458】Les Ames girses P183-186 リエ - 07/12/10(月) 22:12 P183 L2 se foutre de =deをからかう、ばかにする L4 salve(n.f.)＝祝砲、一斉射撃 L7 toiser=(軽蔑の目で)上から下までじろじろ見る L10 se sauver de =deから逃げ出す L13 {carquiller les yeux=目を大きく見開く L29 naseau(n.m.)＝（馬、牛の）鼻孔 L30 moufter=（話）文句を言う P184 L3 bondir=跳び上がる L6 se tortiller=身をくねらせる L18 se cramoisir=赤くなる L19 vociferer=わめrく P185 L25 petit-lait(n.m.)＝乳清 　boire du petit-lait=自尊心を大いにくすぐられる 乳清は口当たりがよくていくらでも飲めるそうで、快適な様子を表現するようです 脱走兵の一人、植字工のほうは判事の誘導のまま、いいなりの自白をします L27 morve(n.f.)＝鼻汁 P186 L7 se contrefoutre de=（話）?を問題としない、ばかにする L10 hasarder=思い切って言ってみる L16 insinuer-ほのめかす L22 emmerder=無視する L28 s'accorderer=?を与える 二人は濡れ衣を着せる格好の相手をみつけたようです 【1463】Les Ames girses P187-190 リエ - 07/12/15(土) 21:48 P187 L1 larmoyer=涙を流す L6 passer qc au peigne fin=?を細かく調べる L11 vache=すばらしい 　前線に行っていた兄弟がいたルイゼットは逃げてきた兵隊たちに同情的です L22 armistice(n.m.)＝休戦 L26 lard(n.m.)＝豚の脂身 　料理に使うラードは un saindoux P188 L9 lani}re(n.f.)＝細長い布 　つかまったら銃殺と覚悟していた植字工は、嘘の自白をした上に自殺して しまいます L14 chambouler=（話）ひっくり返す 　二人は、もう一つ証拠が増えたと喜びます L23 riette(n.f.)＝リエット L27 cochonnaille(n.f.)＝豚肉加工品 L28 brais{(e)=弱火で蒸し煮した L29 pt{e(n.f.)＝肉と野菜の煮込み L30 estouffade(n.f.)=ettouffe、蒸し煮 　死体の横でゆで卵を食べただけに、自殺を知っても食欲は旺盛です P189 L9 abasordi(e)=びっくりして 　町長は熱を出してしまいます L20 ch{tif(ve)=弱々しい L23 l'Affaire これは溺死というよりも、この夜の出来事を指しているのでしょう P190 L3 courette(n.f.)＝小さな庭 L4 auvent(n.m.)＝ひさし L8 engeuelade＝？ L12 tintouin(n.m.)＝（話）騒々しさ L19 gpmmeux(n.m.)＝（話）きざな青年 【1464】Les Ames girses P181-194 リエ - 07/12/15(土) 22:11 P191 1921年、語り手は当時ただ一人見張りとして状況を見ていた憲兵セスピオーにカフェで話を聞いています L6 d{go~t(n.m.)＝嫌悪 L27 pleurer comme une Madeleine=（話）（マグダラのマリアの悔恨の涙より）さめざめと泣く Madeleineはマグダラのマリアなのですね P192 ちびのブルターニュ生まれの男は、二人の前に連れて来られます P193 L5 par contre =そのかわりに L6 badine(n.f.)＝細いステッキ、むち L6 cingler=(むちなどで)打つ L8 s'arr~ter net =ぴたりと止まる L9 intermittence(n.f.)＝断続 L20 ex{cution(n.f.)＝（命令）実行しろ、かかれ 　22歳の憲兵は命令に逆らう事ができませんでした L29 tourn{e(n.f.)＝（話）（バーなどでの）おごり P194 L16 vermillon=朱色の L18 se pr{occuper de ?＝?の心配をする マイナス12℃の中庭の木に脱走兵を縛り付け、その後は見ているしかなかった デスピオーは、自分がしたことを恥じています。 【1466】Re:Les Ames girses P181-194　なな - 07/12/16(日) 12:49 ▼リエさん： >Madeleineはマグダラのマリアなのですね 今の今までマグダラとマドレーヌが同じ語とは知らなかったです！！あんまり使わない言葉ですが「勉強になります！」ほんとに！！ 【1467】Re:Les Ames girses P181-194　リエ - 07/12/16(日) 16:41 ななさん 私もマグダラがマドレーヌとは思いませんでした。 マグダラのマリアについてちょっと調べてみました。 マグダラは彼女の出身地という説が多いようですが、確定されてはいないようです。 フランス語ではMarie Madeleine 英語ではMary Magdalene（メアリ・マグダレーン）と綴るそうです。 聖書では「改悛した罪の女」と言われ、娼婦だったという説もあるそうですが、イエスの死を見届け、 復活の最初の目撃者、という重要人物です。 ダヴィンチコードでは、イエスと結婚していたことになっていますし、 最後の晩餐の絵にも描かれていたことになっていますね。 ギリシャ建築を思わせるパリのマドレーヌ寺院はマグダラのマリアを祭り、 お菓子のマドレーヌも彼女の名前にちなんだものだそうです。 【1465】Les Ames girses P195-199 リエ - 07/12/16(日) 11:26 P195 L6 puanteur(n.m.)＝悪臭 L7 en vouloir qn de + inf=?で人に腹を立てる 　自分が人間である（のに、人としてやるべきことができない）ことに腹を立てていた L10　mettre cocu dehors 　なんでcocuが出てくるのかわかりませんが、こういう言い回しがあるのかも。 以下の用例を見つけました。なんとなく何が言いたいか想像できる気もしますね etre cocu=踏んだり蹴ったりの身にあまんじている Il fait un temps @ ne pas mettre un chien dehors 犬も外に出せないような（ひどい）天気だ L12 se r{galer=ごちそうを食べる 　Il fait un temps @ ne pas mettre un chien dehors P196 二人は外に出て星の話などをしながら脱走兵に近づきます P197 L15 faisand{(e)=腐った L20 vareuse(n.f.)＝上着 P198 二人は戻って平気でデザートを平らげます 食事風景と対比させることで、二人の残虐な様子が浮き彫りになりますね 語り手が聞いている現在と回想を交互に入れる手法も、うまいなと思います L17 frivole=移り気な デスピオーは、ただ見ているしかなかった自分の辛さを語ります P199 L4 de plus belle=前よりいっそう激しく L5 croc(n.m.)＝（犬などの）牙 L12 reliure(n.f.)＝製本 L21 supplier＝懇願する L25 broc(n.m.)＝水差し L28 d'ailleurs =そもそも 【1470】Re:Les Ames girses P200-204 リエ - 07/12/17(月) 21:21 P200 拷問に耐えられず、脱走兵は罪を認めます L18 trinquer=グラスを軽く触れ合う、＠のために乾杯する L22 veiller=徹夜する 　見張りではなく、看病するというニュアンスです P201 L2 tromperie(n.f.)＝ごまかし L6 gros mot(n.m.)＝下品な言葉 L7 cendre(n.f.)＝灰、（pl）死者の記憶 L9 d{tresse(n.f.)＝苦境 L19 lueur(n.f.)＝（目の）輝き L20 aff|t{(e)=尖った 　多分、語り手はデスピオーの上司だったのでしょう。 「あのとき、あんたはどこにいたんだ？」という問いは、妻の死に立ち向かっていたとしても、胸に刺さる言葉でしょう L30 enfoncer=(帽子を)目深にかぶる P202 L5 pays (n.m.)＝国、地方、村 　自分たちは悔恨の中に生きているという告白のような言葉です P203 舞台は妻のいる病院へ戻ります L2 de vue=目で見て、顔だけは（知っている） L3 beau monde(n.m.)＝上流社会 L5 tomber=死ぬ L10 pr{fet(n.m.)＝知事 L17 tomber dans les pommes=気絶する P204 L3 ressuscit{(e)=命を取り留めた L3 mutiler=切断する L4 souiller=傷つける L4{ventrer=腹を裂く L12 encombrer de =deで一杯の L12 r[le(n.m.)＝ぜいぜい言う音、あえぎ L14 souillure(n.f.)＝汚れ L16 odieux(se)=堪え難い L19 oblong(ue)=細長い 【1473】Les Ames girses P205-207 リエ - 07/12/18(火) 23:07 P205 病院で働くフレル夫人が「子供は大丈夫ですよ」と声をかけますが、 語り手の頭に赤ん坊のことはないようです L26 se vo｜ter=腰が曲がる L27 se briser=壊れる L27 se rider=しわがよる 　これは現在の語り手の描写です L28 f]lure(n.f.)＝ひび P206 L1 buter @ =@を狙う 　le=son visage L3 l'apercevoir l'=son visageh L8 chantonner=くちずさむ_ L8 s'emporter=かっとなる L13 faucher=鎌で刈る L15 trousseau(n.m.)＝下着類 L18 brasser =まぜる L28 r[le(n.f.)＝ぜいぜい言う音 L29 gaz{(e)=毒ガスでやられた P207 L9 picotement(n.m.)＝ちくちくした感じ L25 advenir=起る、生じる 【1475】Re:Les Ames girses P205-207 なな - 07/12/19(水) 10:09 ▼リエさん： 魔法の言葉、例えば子どもとか神とか。一つの国に生きるように悔恨の中に生きる、とか。巨人の背中に外套をかけるような夜、とか〜。そんな表現に立ち止まります。やっぱりこの作者はすばらしいですね。 そんな中、Ｐ２０６、上から６行目： sans queue とどまることなくですが、このqueueという単語が外国旅行の時に案外便利なのです。チケットを買うときや空港などで意外に使う頻度が多いと思いました。英国では； Are you making a queue?（キュー） ここが列の最後ですか？　で通じます。 フランスでは； une queue?でいいのかな？（クー）それともla queue? かな？ こんな言い回しはありなのかなと、ふと考えてしまいました。 【1478】Les Ames girses P208-211 リエ - 07/12/20(木) 0:38 - P208 隣で苦しんでいた男はクレマンスのすぐ後に亡くなります。天国の入り口でしょうか、クレマンスが並ぶ列のすぐ近くにいると思うだけで、語り手は男に嫉妬します。 話は昼顔の葬式に移ります L19 pleine @ craquer＝はちきれそうなくらい一杯の L19 parvis(n.m.)＝（教会前の）広場 P209 次はクレマンスの葬式の話です L7 officier=祭式を執り行う L12 f[cher avec qn ＝人と仲違いする L17 puisque 以下で、語り手がその後ずっと一人だったことがわかります。子供は？ L20 fossoyeur(n.m.)＝墓堀人夫 L29 combr{(e)=塞がった P210 L6 griffe(n.f.)＝（動物の）かぎ爪 L13 terne=生気のない L21 osciller=心が揺れる L23 magasin(n.m.)＝（連発銃の）弾倉 　死にたくなり、酒の飲み、時には暴れる。気持ちがわかります。 P211 そんな時に赤ん坊が手渡されます 【1479】Les Ames girses P212-214 リエ - 07/12/24(月) 14:42 P212 L2 m]me si =たとえ?だとしても L3 en fait =実際は L4 zigouiller=（話）殺す、ばらす 　軍は銃殺したがったようですが、ブルターニュ人は６週間Ｖ市の監獄に 入れられたままでした。語り手は会いに行きます L8 couvent(n.m.)＝修道院 L8 dater de =deに始まる L8 d{tenu(e)=留置人 L10 r{fectoire(n.m.)＝食堂 L12 barreau(n.m.)＝格子 L14 fa^te(n.m.)＝棟 L14 h{ris{(e) de =deを備えた L16 b[tisse(n.f.)＝ばかでかい建物 P213 L9 prostr{(e)=衰弱した L21 fredonner =歌などを口ずさむ L27 demeurer =?のままでいる、とどまる L28 angelot(n.m.)＝小天使 L29 cr}che(n.f.)＝キリスト生誕時のうまやの中の群像模型 L29 pi}ce(n.f.)＝コイン、貨幣 　ここではお賽銭（というのでしょうか）のことですね 　お金を入れると天使がお礼に頭を下げる人形が多いのでしょうか P214 L2 alouette(n.f.)＝ヒバリ 　拷問で、ブルターニュ人は精神の均衡を失ってしまったようです L8 comparaitre＝出頭する L9 d{sertion(n.f.)＝脱走 L10 chef(n.m.)＝（法律用語）項目、条項 L10 inculpation(n.f.)＝取り調べ L11 dans la foul{e＝その直後に 　ブルターニュ人は脱走と殺人の罪で有罪になり、銃殺されました L15 consentant(e)=(法律)同意する、承認する 　語り手がこのでっちあげを知ったのは、デスピオーの話を聞いたときでした L20 tomber dans le oubli=忘れられる L22 Cela ne faisait aucune pli ! ＝確実だった、疑いの余地はなかった L23 agacer =いらいらさせる 　ミエルク判事がデスティナを尋問しなかったのはなぜか、と語り手は自問します 【1481】Re:Les Ames girses P215-217 リエ 07/12/24(月) 18:57 P215 L2 baisemain(n.m.)＝手にする口づけ L3 lambris(n.m.)＝装飾 L5 connivence(n.f.)＝見逃す事 L5 renvoi(n.m.)＝送り返すこと L10 tortiller=よじる L11 fiente(n.f.)＝（鳥獣の）糞 　上流階級の助け合いは、自分たちの魂も他の人間同様腐っていることを隠すため。 作者がこの物語を通して言いたい事のひとつがここにあるような気がします。 P216 L2 peinturlurer=ごたごたと塗る L5 sans mal =簡単に L14 dosage(n.f.)＝分量、調合 L18 personnel(n.m.)＝人事 L20 tout @ trac=軽々しく L23 lean-foutre(n.m.)＝ろくでなし L25 entreposer=倉庫に預ける L26 hangar(n.m.)＝倉庫 L27 engueuler=（話）どなりつける L27 couillon(n.m.)＝馬鹿者 L29 rapport(n.m.)＝報告書 　工場の人事担当者は昔からの知り合い。彼の兄の盗みを、被害が無かったので報告しなかった貸しもあります P217 L4 tendre l'oreille=耳を傾ける L21 asticoter=（話）悩ませる L22 g]ne(n.f.)＝とまどい 　ここでももみ消し工作が行われたようです L30 poireauter=（話）長いこと待つ 　勝手な捜査は、判事の耳に入ったようです 【1485】Les Ames girses P218-220 リエ - 07/12/26(水) 23:55 P218 L5 pan(n.m.)＝（織物の）端 待たされている間に、壁の絹地を端を破いていました。 心のなかの苛立ちが感じられますね L8 greffier(n.m.)＝書記 L9 pein{(e)=心配した L18 abrutir=ぼーっとさせる L20 ficher le camp =逃げ出す L21 entreprendre=(質問などで)悩ませる L21 bille en t]te=遠慮なく L23 aboyer=ほえる、がみがみ言う L26 payer=償う L28 avoir le don de + inf=?するのがうまい L30 insinuer=ほのめかす P219 L4 nourrain(n.m.)＝（肥育用の）子豚 L5 couille(n.f.)＝（多くpl）きんたま、睾丸 L11 adourci(e)=和らげる L17 embellir=美化する L18 un brin de =一茎の L20 {carquiller=目を剥く L20 s'empourprer =赤くなる L24 emmerder=問題にしない 　je vous emmerde あんたなんか、くそくらえだ 　死んだ妻のことを話題にされて、語り手はかっとなります L25 faillir + inf=あやうく?しそうになる P220 L8 baume(n.m.)＝慰め L13 all{g{(e)=軽くなった L15 envoyer pa^tre qn=（話）人を追い払う 判事に暴言を吐いたことで、語り手は首になるかもしれません 【1488】Les Ames girses P221-225 リエ - 07/12/29(土) 17:31 P221 L9 louis(n.m.)＝ルイ金貨 　数週間が過ぎ、語り手は変化を期待します L17 mettre qn @ pied=人を首にする L20 aboutir=成功する 　ミエルクの復習で境遇が変わることも期待しましたが 何も起りませんでした P222 1918年になり、戦争は終わりかけていました L9 d{semplir =(否定形で)いつも一杯である L10 station baln{aire(n.f.)＝海水浴場 L14 d{bander=目隠しを取る L17 nagu}re＝（文）最後まで L20 fouiller=くまなく調べる L21 corniaud(e)=.愚かな、雑種の P223 L2 dissemblable=似ていない、異なっている L19 lustre(n.f.)＝（文）５年間 　depuis des lustres =ずっと前から P224 L3 maladif(ve)=病的な L18 tinter=鳴る L24 vaciller=ゆらめく L25 se m{fier de =deを疑う P225 L1 tourbillon(n.m.)＝うずまき L2 sombrer=沈む L8 itact(e)=無傷の L13 cruchon(n.m.)＝水差し L15 privation(n.f.)＝欠乏 L17 foss{(n.m.)＝断絶 　戦争が終わり、戦争に行った者と行かなかった工場労働者の家族の断絶は深まります L23 poilu(n.m.)＝兵士 L29 inaugurer=式を行う 　1920年、町長が記念碑の除幕式を行いました 【1489】Les Ames girses P226-230 リエ - 07/12/29(土) 18:49 P226 L4 garde champ[tre(n.m.)＝田園監視人 　この町から出征して戦死した４３人の名前が読み上げられます L10 r{glisse(n.f.)＝甘草 L10 sucette(n.f.)＝棒付きキャンデー L13 lugubre=悲痛な L19 au bout d'une heure=1時間後に L28 p{tant(e)=きっかりに P227 L6 piaffer =苛立つ L6 crottin(n.m.)＝（牛、馬の）糞 L16 fine(n.f.)＝極上のブランデー 　デスティナはいつもと同じ食事をしたあと、昼顔の父親と昼顔の話をする 習慣ができました L18 lamper=一息に飲む L26 foue=ぼやけた P228 L9 elle aurait pu ]tre 条件法過去です。絵の中にいればよかった（描かれればよかった）のに という後悔、残念な気持ちを表現しています L12 manie(n.f.)＝癖 L24 d{plaire =気に入らない L27 gateux(se)=もうろくした 　父親はこの情熱を奇異に思いますが、それも年のせいだろうと考えます L30 co~ter=高くつく P229 昼顔の写真を欲しがったデスティナに、父親は１枚の写真を渡します L21 昼顔は空くを知らずに死んだが、我々は悪によってかくも醜くなった 　デスティナが犯人だとしたら、動機はこのへんかも、と感じさせる文章ですね L28 prendre la mesure=寸法を測る P230 書き手は、書く事の苦しみを語ります L6 gribouiller=（話）なぐり書きする L9 fl{trissure(n.f.)＝生気を失うこと 　全ては妻のため、妻に聞かせる為に書いている 書くことで気はまぎれますが、もう一度傷跡を掘りかえすという要素も ありますね。 【1491】Les Ames girses P231-236 リエ - 07/12/30(日) 18:23 P231 1921年９月21日、語り手は事故に遭います L3 heurter =ぶつかる、衝突する L12 tracas(n.m.)＝苦労、心配 　事故に遭った直後、語り手は妻を生きているものとして考ええたのを 覚えています P232 L24 d{lirer=うわごとを言う L27 J'ai eu chaud =（話）危なかった L28 se faire du mauvais sang =気をもむ、不安がる P233 見舞いに来たリュラン神父がデスティなの死を告げます。それは事故の 翌日のことでした P234 L9 {plucher=（野菜などの）皮をむく L15 se chamailler（話）つまらぬ口喧嘩をする 　主語がカラスなので、ここでは突つき合いですね L20 pressentiment(n.m.)＝虫の知らせ P235 L8 se d{placer=出向く L9 cort}ge(n.m.)＝行列、随行員 　デスティナの葬儀は大臣級の豪華でした L16 le voir leはデスティナ（の墓）ですね L24 d{cevant(e)=期待はずれの 　死んで妻のそばに行きたかったということでしょう L30 couronne de perles =ビ?ズの輪 　花輪だけでなく、こういう輪もお墓に置くようです P236 L1 r{pandre=まき散らす 　les premi}res=花輪のことです。les sicondesがビーズの輪です L5 affaiss{(e)=たわんだ 　デスティナはようやく妻の傍らに横たわったわけです L12 {maner de =deから発散する 【1493】Les Ames girses P237-238　リエ - 07/12/31(月) 11:33 P237 数年後、語り手はお城を訪ねる気になります L6 s'acheminer vers =?に向かって進む L10 d{cacheter=開封する L12 depuis toujours =ずっと以前から la v{rit{が説明されています 　私の真実、私を人間たらしめているもの こうして、自分の職務だった調査を続け、真実を追究し、自分の心のうちをさらすことが自分を人間にしている、という語り手の思いがあるのかもしれません L17 torchon(n.m.)＝ふきん、雑巾 　絹のハンカチの間の雑巾 　身分違い、場違いの描写です L19 fr`ler =かすめる P238 L1 aviser=(文)気づく L1 flamboiement(n.m.)＝炎の光 　朝焼けか夕焼けの光のことのようです L2 ardoise(n.f.)＝スレート L3 pignon(n.m.)＝きり妻 L5 effar{(e)=仰天した、おびえた L14 d{funt(e)=死亡した L27 fig{(e)=固まった、動けない L28 Saxe((n.f.)＝ザクセン（旧東ドイツ地方） 　saxe(n.m.)＝マイセン焼き 　ここではマイセンの磁器を指しています 　駒を奪われたチェッカーボード、動きを止めた磁器の踊り手 人のいない館の描写が映像的ですね 大きな鏡が語り手の姿を写します 【1494】Les Ames girses P239-241 リエ - 07/12/31(月) 18:11 P239 鏡の中の自分を見て、書き手は父親を見た気がします。それだけ年を取り、 容姿が似て来たわけですね L4 monter la garde=見張りに立つ L5 b{ant(e)=大きく開いた L6 aveuglant(e)=まばゆい L8 lustre(n.m.)＝シャンデリア L13 diad}me(n.m.)＝（女性用の）王冠型髪飾り 　ティアラのことでしょうか 書き手はデスティナの妻の大きな肖像画に迎えられます L19 poignant(e)=胸を刺すような、悲痛な 　肖像画の描写からは、若い妻が幸せだった感じがしませんね P240 L2 hostile=敵意をもつ L7 friable=くだけやすい L9 fugace=うつろいやすい L11 sarabande(n.f.)＝（舞踏）サラバンド L26 foss{(n.m.)＝溝 　クレマンスの写真を見て苦痛を増やすのは、重荷を乗せた馬車にさらに重荷を乗せることだと言っています P241 デスティナ自身も美術館の肖像画のような存在。生きていなかった、生きる事やめた存在だったのかも、と書き手は想像します L6 persienne(n.f.)＝鎧戸、ブラインド L9 vill{giature(n.f.)＝保養 　partir en vill{giature＝保養に出掛ける L15 intrus(n.m.)＝闖入者 L16 cheminement(n.m.)＝ゆっくりした歩み L17 baliser =標識を設置する L20 resserre(n.f.)＝物置 L20 buanderie(n.f.)＝洗濯場 L21 fumoir(n.m.)＝薫製室、喫煙室 L22 tapisser=覆い尽くす L26 lampe-bouillotte =? bouillotte(n.f.)＝小さな湯沸かし L26 coupe-papier(n.m.)＝ペーパーナイフ L27 sous-main(n.m.)＝デスクマット L28 ample=ゆったりした L29 accoudoir(n.m.)＝肘掛け 鏡の中の自分を見て、書き手は父親を見た気がします。それだけ年を取り、 容姿が似て来たわけですね L4 monter la garde=見張りに立つ L5 b{ant(e)=大きく開いた L6 aveuglant(e)=まばゆい L8 lustre(n.m.)＝シャンデリア L13 diad}me(n.m.)＝（女性用の）王冠型髪飾り 　ティアラのことでしょうか 書き手はデスティナの妻の大きな肖像画に迎えられます L19 poignant(e)=胸を刺すような、悲痛な 　肖像画の描写からは、若い妻が幸せだった感じがしませんね P240 L2 hostile=敵意をもつ L7 friable=くだけやすい L9 fugace=うつろいやすい L11 sarabande(n.f.)＝（舞踏）サラバンド L26 foss{(n.m.)＝溝 　クレマンスの写真を見て苦痛を増やすのは、重荷を乗せた馬車にさらに重荷を乗せることだと言っています P241 デスティナ自身も美術館の肖像画のような存在。生きていなかった、生きる事やめた存在だったのかも、と書き手は想像します L6 persienne(n.f.)＝鎧戸、ブラインド L9 vill{giature(n.f.)＝保養 　partir en vill{giature＝保養に出掛ける L15 intrus(n.m.)＝闖入者 L16 cheminement(n.m.)＝ゆっくりした歩み L17 baliser =標識を設置する L20 resserre(n.f.)＝物置 L20 buanderie(n.f.)＝洗濯場 L21 fumoir(n.m.)＝薫製室、喫煙室 L22 tapisser=覆い尽くす L26 lampe-bouillotte =? bouillotte(n.f.)＝小さな湯沸かし L26 coupe-papier(n.m.)＝ペーパーナイフ L27 sous-main(n.m.)＝デスクマット L28 ample=ゆったりした L29 accoudoir(n.m.)＝肘掛け 【1496】Les Ames girses P242-244リエ - 08/1/1(火) 19:23 - P242 L1 empreinte(n.f.)＝跡 L2 craquel{(e)=ひびの入った L4 disposer=並べる L8 absorber=吸い込む L16 デスティな野書斎にはパスカルのパンセがありました。書き手はそれを 現在手元にもっています。 L19 encombr{(e)=詰まった L20 bondieuserie(n.f.)＝（話）凝り固まった信心 L20 cafouilleux (se)（話）混乱した 　パンセは広辞苑によると「パスカルがキリスト教擁護教論のために書いた 断章の集成。人間の本性の矛盾に関する深い洞察と信仰に対するするどい分析がある」そうです L22 sanie(n.f.)＝（医）血膿 L25 sanglant(e)=血まみれの、むごい、人の心を傷つける L25 quelque + 形容詞 +que + subj =(文)いかに?であろうとも 　パスカルの２行は以下のような意味でしょうか。 劇の残りの場面がいかに美しくても、最後の場面はむごたらしい(人 の心を傷つける）。頭の上に土が投げられ、それで永久におしまいだ。 P243 L1 faire froid dans le dos=(恐怖で)背筋を寒くさせる L4 s'en batter l'oeil=（話）どうでもいい L5 outre mesure =過度に 　パスカルも愛する人を早くに失ったのだろうと、書き手は推測します L15 delaisser =見すてる L18 {corchure(n.f.)＝かすり傷 L21 baldaquin(n.m.)＝天蓋 L23 parquet(n.m.)＝寄せ木作り L27 aust}re=いかめしい P244 テスティナの寝室に続く廊下の両側には様々な版画があります L3 bobine(n.m.)＝顔 L3 antiquit{(n.f.)＝古い時代 L3 rogaton(n.m.)＝（話）（plで）残り物 L4 ranci(e)=腐敗した L4 raise(n.f.)＝襞襟 L14 montant(n.m.)＝（家具の）縦の支柱 　ココでは、ベッドの枠組を指すようです L15 fanfreluche(n.f.)＝レース飾り L15 polonaise =? これも飾りの一種のようです デスティナの寝室はとても質素なものでした L27 puiser=汲み取る L30 imperm{able @ =@を受け入れない 【1499】Les Ames girses P245-249 リエ - 08/1/3(木) 22:51 P245 L5 le banc 死がデスティナを迎えに来たベンチ 語り手は、この部屋がデスティナの人生を表現しているように感じます L24 secr{taire(n.f.)＝書き物机 L25 {ph{m{ride(n.f.)＝日めくりカレンダー L26 souche(n.f.)＝切り株 ここでは、日めくりのページのなくなった残りの部分を指しています P246 L6 se douter que + ind.＝?と予想する 　　douter de =deを疑う 代名動詞など、ずいぶん意味が違ってきます L8 gousset(n.m.)＝（チョッキなどの）小ポケット L12 {clisse(n.f.)＝薄板 こじあけた引き出しの中にはリジアの赤いノートが入っていました L30 claqumurer=狭いところに引きこもる P247 L12 effleurer =軽く触れる 　書き手は、家に持ち帰ったノートを開きます P248 ノートの中身は手紙でした。1914年12月13日の日付 L8 Messie(n.m.)＝救世主 L18 prendre soin de qn =人に気を配る 　Prendes soin de toi 体に気をつけて、という表現のようです P249 L15 se d{gagner =明らかにする、発散する 手紙はジリアから戦場にいる恋人に宛てたものでした。 町に来た日とデスティナを訪ねた日のことが綴られています。 いつも持っていた赤いノートにこれが書かれているという事は、 手紙を出す事ができない事情があったのでしょうか。 【1503】Les Ames girses P250-253 リエ - 08/1/4(金) 13:20 P250 L17 @ c?ur =熱中する L18 docile=従順な、素直な デスティナはTristesse(悲しさ９と呼ばれています。 妻を早く亡くして、孤独が滲み出ているイメージなのでしょうか P251 1915年1月７日 恋人から手紙が来たようです。ということはこの手帳の手紙は 下書きなのでしょうか。こういうラブレターの下書きをする、もしくは 手紙を手帳に写しておく、というのは不自然な気がしますが。全部妄想？ P252 L3 Tu me manque. あなたがいなくて私はとてもさびしい P253 L4 frise(n.f.)＝柱や壁や家具の帯状の装飾 L4 reproduire=複写する 手帳の手紙は、実際に出した手紙の写しということですね。出す前にこういう手紙を手帳に写すというのは不自然な気がしますが、こうしないと読者に手紙を見せる手だてがないですね。まあ、そういうちょっと変わった（律儀な？）女性だったと考えることもできます L15 primev}re(n.f.)＝サクラソウ 【1505】Les Ames girses P254-257 リエ P254 彼女は毎日手紙を書いていましたが、返事は８ヶ月で９通でした 相手がリジアと同じ気持ちだったかどうかはわかりません L16 toujours est- il que + ind.=とにかく、?は事実である 　倒置は慣用のようです リジアが手紙を書き、それを手帳に写し続けた理由が語られています P255 L2 h{berger=(自宅に)止める L5 b{gaiement(n.m.)＝どもること、たどたどしい試み L5 accoutrement(n.m.)＝おかしな身なり デスティナがリジアを招待した夕食のことも書かれていました P256 L1 frac(n.m.)＝燕尾服 L2 {blouissant(e)=（美しくて）まぶしいばかりの L23 divertir=楽しませる 前の手紙は６週間前、近くにいるのに外泊許可も取れない（取らない）と 恋人を責めています P257 L6 peser @ qn =(人の)重荷となる 　孤独は辛すぎないか、とリジアはデスティナに尋ねました L9 quoi qu'il advienne=どんなことが起ろうとも 何があっても、人間は結局ひとりですよ この言葉はデスティナの生き方を表していますね。作者が言いたかった一行かもしれません L27 au fur et @ mesure que +ind.＝?に応じて L29 amertume(n.f.)＝苦み、苦渋 L29 abattement(n.m.)＝落胆 【1507】Les Ames girses P258-262　リエ - 08/1/7(月) 23:12 P258 L3 fiel(n.m.)＝胆汁、苦い気持ち L9 chanceux(se)=運のいい L10 palme(n.f.)＝棕櫚の枝葉、勝利、栄誉 L10 s'en prendre @ ?＝?を非難する、責める L11 pomme(n.f.)＝（話）頭、顔 L19 papier buvard(n.m.)＝吸い取り紙 P259 語り手と丘の上で出会った日のことが記されています L5 d{luse(n.m.)＝（砲弾の）雨 L9 policier(n.m.)＝警官、刑事 L12 l[che=臆病な 　ここでは、戦場に行かない恵まれた立場を言っています L18 bouffon(n.m.)＝道化者、おどけ者 P260 L2 odieux(se)=憎むべき、醜悪な L7 [pre=厳しい L8 en vouloir @ qn=人に恨みを抱く L9 couillon(n.m.)＝（話）馬鹿者、のろま L12 les vivants=生者、生きている者 L18 bile(n.m.)＝胆汁 L18 mare(n.f.)＝水たまり 　手帳の内容は、だんだん荒んでいくようです L21 entailles(f.pl)はらわた P261 L1 guirlande(n.f.)＝（花飾りのように）ひと連なりになったもの L9 armure(n.f.)＝甲冑 L11 man]ge(n.m.)＝メリーゴーラウンド L12 lass{(e)=うんざりした 相手の男がリジアの手紙にどう反応したかはわかりません。 最後の手紙の日付は1915年８月３日でした。 L20 abr{ger=短くする P262 手帳の白いページが死を表現しています 【1510】Les Ames girses P263-266 リエ - 08/1/9(水) 0:34 - P263 手帳には１通の手紙がはさまれていました L15rafale(n.f.)＝一斉射撃 L15 mitrailleuse(n.f.)＝一斉射撃 L15 secourir=救助する L17 tranch{e(n.f.)＝塹壕 P264 L5 vaillance(n.f.)＝（文）勇ましさ L9 ignorer=知らない L20 suffirer=十分である 　恋人の死を知らせる手紙がリジアの命を奪いました L21 compassion(n.f.)＝同情 P265 L12　Myst}re et boule de gomme! =（話）全くの謎だ 　男がリジアをどう思っていたかは謎のままです L20 sablier(n.m.)＝砂時計 手帳には３枚の写真もはさまっていました。 P266 L3 prairie(n.m.)＝草原 L3 persemer de =deが点在する L3 ombellif}re(n.f.)＝（植物）セリ科 　別名「草原の女王」と言う名の植物だそうです 写真はデスティなの妻、昼顔、リジアの３枚でした 【1515】Les Ames girses P267-272 リエ - 08/1/9(水) 22:13 P267 L9 gn`le(n.f.)＝ブランデー 　語り手は３枚の写真に共通項を見いだします L22 a{r{nit{(n.f.)＝穏やかさ そしてクレメンスにも共通項があるかもと思います P268 語り手はデスティナと自分の似た部分も感じます L25 {trangler=絞殺する L29 se d{barraser de =deを葬り去る L29 @ toujours =永久に P269 L19 sordide(n.m.)＝卑劣さ 　語り手はずっとデスティナが犯人だと思って来ました。しかし、ある日、手紙が来ます P270 手紙は投函されてから６年後に配達されました。 L14 brasser=かきまぜる L18 ni vu ni connu=誰にも知られずに L28 {clore=花開く P271 L3 m{ticuleusement＝細々と 　銃殺されたブルターニュ人が真犯人かもしれないという可能性も 出てきました。しかし、冤罪の可能性もあります P272 L9 intention(n.f.)＝犯意 　犯意と実際に罪を犯す事に違いはない 【1516】Re:Les Ames girses P273-277リエ - 08/1/9(水) 23:09 - P273 最終章です L12 entrelac{(e)=からみあった P274 われわれの魂はjoliment grises また、この表現が繰り返されています 生きたのではなく、生き延びてきた。 　この感覚はよくわかります P275 もう一つ、言うべき事がある、と語り手は言っています L27 nouriisson(n.m.)＝乳児、乳飲み子 L29 douillet(te)気持ちのいい 　クレマンスの死の一週間後に赤ん坊が手渡されました P276 この子を無地に生むために命を賭けたとは思えなかったのですね L25 pr{m{ditation(n.f.)＝（法律）予謀 P277 赤ん坊を殺した事に後悔はない、と言っています。子供は自分の虚無を埋められないということですね。 【1517】Re:Les Ames girses P273-277　なな - 08/1/10(木) 16:32 - ▼リエさん： なんだかねぇ〜、作者の言っていることがことごとくわかるのです。理不尽なことを、とうとうと理屈にあっているかのごとく述べるP２７６の前半は小気味がいいくらいです。 【1518】Les Ames girses P278-80 リエ - 08/1/12(土) 23:26 P278 語り手は昔妻と行った橋の思い出を語ります L3 tra^ner＝うろつく L6 groseille=スグリの実（明るい赤色） L11 argue(n.f.)＝藻 P279 L6 remous(n.m.)＝渦、打ち返す波 L18 saint-frusquin(n.m.)＝（話）持ちもの全部 L18 faribole(n.f.)＝くだらないもの L19 farcir =詰め込む L22 usure(n.f.)＝衰弱 語り手はカービン銃を分解掃除し、組み立て直して弾をこめました P280 語り手は心の中にあった全てを語り終わり、これで妻に再び会うことができると言っています。 天国なのでしょうか、死ねば愛した死者に会えると思えればラクでしょうね。 でも、そこには殺した赤ん坊も待っているわけですが、それは考えていないようです。 これでこの本は終わりです。 一緒に読んでくださったみなさん、ありがとうございました。