L'apiculteur (Le livre de poche ISBN2253152560) Maxence Fermine 「蜜蜂職人」 マクサンス・フェルミ-ヌ （角川書店） 2006年 -江崎リエ -- 06/1/15(日) 22:51 【409】L'apiculteur　P５-７ L'apiculteur P５-７ 本は-L'Apiculteur（Maxence Fermine） Le livre de poche、ISBN : 2253152560を使っています アクサン文字のかわりに以下の記号を使って代用しています @ = a + accent grave 　 　　 ] = e + accent circonflexe [ = a + accent circonflexe 　　 & = e + trema　 　　　 - = c + cedillLe 　　 { = e + accent aigu　　　　 ^ = i + accent circonflexe } = e + accent grave | = u + u accent grave 　` = o + accent circonflexe ~ = u + accent circonflexe　 この本はペ-ジの最後まで文章がないとペ-ジナンバ-が印字 されていません。逆算してペ-ジ数を入れました。 P5 献辞はお祖父さんに向けて書かれています。 お祖父さんは養蜂家だったのですね apiculteur(trice) =養蜂家 d{dicace(n.ｆ.)＝献辞 　d{dicacer =献辞を書く フランス語の先生に、最近私がノベライズした文庫本をあげたところ、 献辞を書いてくれと言われてあせりました。 こういうときにかっこいい言葉をフランス語で書けるようになりたい ものです。 P7 L1 il est vain de ＋inf＝-するのは無駄である L1 exiger =求める L1 davantage =それ以上に、いっそう、もっと 　ilはcette secr}te harmonie ですね 　この秘めたる調和以上のものを人生（生活）に求めても無駄である L2 passag}rement =しばらく 　qui以下はcette secr}te harmonieの説明です 　我々を我々以外の物と結びつける L3　permettre du + inf.=-することを許す L3 en compagnie de =と一緒に L3 leur = des autres 道の一部を共に歩き回るのを許す Alvaro MUTIS 養蜂家なら des autresは蜂かなと思いましたが、コロンビアの小説家で ヨ-ロッパではガルシア・マルケスと同じくらい有名、という記事が ネットに載っていました。 -江崎リエ -- 06/1/16(月) 23:56 【411】L'apiculteur　P8-13 P11 L1 Aur{rien Rochefer　オ-レリアン・ロシュフェ-ル 　主人公の名前です L2 go~t de l'or =金色への好み、黄金への嗜好 訳すとなったら、l'orにどういう言葉を当てるか迷うと思います 黄金、金、金色、最後まで読んで、もう一度考えるでしょうね L2 avider =渇望する L3 r{colter le miel =蜂蜜を収穫する L4 s'enrichir =金持ちになる、豊かになる 　蜂蜜の収穫では、金持ちになるチャンスは最少だが L6 l'or de la vie =人生の黄金 　富を求めるのではなく、人生の黄金と彼が呼ぶ物を探していた L7 en gu]te de =探し求めて 　彼は美を探し求める人間だった L8 existence (n.ｆ.)＝存在、生活 L10 traverser =通り抜ける、しみ通る L12 abeille(n.ｆ.)＝蜜蜂 L12 ruche(n.ｆ.)＝蜜蜂の巣箱 L14 Langlade オ-レリアンの住んでいる所ですね、プロヴァンスの村のようです L14 Provence (n.ｆ.)＝フランス南東部、旧プロヴァンス地方 1885年、二十歳のオ-レリアンは蜜蜂を夢み、蜂蜜を収穫する 計画を立てます。 L15 insolite =突飛な L16 r]ve(n.m.)＝夢、夢のようなもの、理想 　この計画は、彼の人生を夢のようなもの（すばらしいもの）に 　するのに十分だった。 　la vieを（毎日の）生活と考えることもできますね P13 L2 se griser de =de に酔う L3 se cogner @ =@にぶつかる L3 vitrail(n.m.)＝ステンドグラス L4 nectar(n.m.)＝花蜜 　オ-レリアンにとって、人生は好奇心の強い金色の蜜蜂だった 　この５行はなかなか美しいですね(^-^) -江崎リエ -- 06/1/18(水) 21:19 - 【414】L'apiculteur　P14-18 P15 L1 de tout temps = つねに、ずっと L4 gigantesque =巨大な、とほうもない L7 @ force de + inf =-すれば 　オ-レリアンは黄金を求めれば、それだけに人生を費やしそうだと わかっていました。 L9 intuition(n.ｆ.)＝直観、勘 　でも、それで自由で幸せな生活が送れるという直観も持っていました。 子供の頃、手のひらに乗った蜜蜂が残した黄金色の花粉を見て、オ-レリアンは 養蜂家になろうと決めました。 山田養蜂場のホ-ムペ-ジで得た知識ですが、蜂は蜜を巣に運ぶだけでなく、花粉も 運ぶそうです。以下、山田養蜂場のＨＰからの引用です。 http://www.3838.com/mitsubachi_park/lifestyle/lifestyle_meal.html ●花粉だんごと蜂パン 働きバチが、花の奥にある蜜を吸おうとして潜り込んでいるうちに、からだに生えている 細かい毛に花粉が付いてしまいます。蜜を吸い終わった働きバチは、足にあるブラシに、 いま吸ったばかりの花蜜をつけて湿り気を与えます。その後、空中に飛び立つと、自分 のからだに付いた花粉をぬれたブラシでこすりながら少しずつ丸めて、後ろ脚の花粉籠 というところに集め、一本のながい毛を串がわりに花粉だんごをつくります。こうして 巣に持ち帰られた花粉だんごは、巣の中の働きバチにかみ砕かれ、巣房の底へと押し込 まれます。そして、巣房がいっぱいになるくらいたまると、その上にはちみつを塗られ て、蜂パンという保存食として蓄えられるのです。 これは、私は初めて知りました。 P17 オ-レリアンの住むラングラ-ドでは、富と言えばラヴェンダ-でした。 L５mars(n.m.)＝（南プロヴァンスの）農家 L7 tournoyer =旋回する L8 un soleil de plomb＝焼け付くような太陽 L11 @ l'envi＝競って L15 absinthe =アブサン、アブサント、ニガヨモギのリキュ-ル 　人にはそれぞれの色がある。オ-レリアンの祖父にはラベンダ-の紫、 オ-レリアンには蜂蜜の黄金色、村のカフェの主人クロヴィスにはアブサンの緑 祖父は養蜂では暮らしていけないと孫に言いますが、孫は、蜂蜜は僕の命だと言います P18 L1 Arles =アルル（フランス南部の町） L3 trait{(n.m.)＝概論 L6 osier(n.m.)＝ヤナギ -なな -- 06/1/19(木) 17:47 - 【415】Re:L'apiculteur　P14-18 -ＴＧＶに乗ってパリから南へ。アルルに降り立った時の抜けるような青空を 思い出しています。車でシト-会の修道院まで行ったとき、あたり１面ラヴ ェンダ-畑でした。蜂の巣箱には気づきませんでした、が、あったのかな？ オ-レリアンは太陽と光の大きな絵の中で生まれた、なんていう文章でプロ ヴァンスを表現するところ。いいです。 アブサンはフランス人はアブサントと言いますね？ 小説「アブサン」もフランス語で読んだので、妖しい緑色のイメ-ジが湧い てきます。 なんか、わくわくしてくる小説です。 -江崎リエ -- 06/1/21(土) 0:09 【417】L'apiculteur　P19-21 P19 L3 trahir =秘密をもらす L5 loquace =おしゃべりな L7 de trop =余分な、余分に dire un mot de trop =一言多い L9 se diluer =薄まる 考えがアルコ-ルによって柔らかく広がっていく、というような イメ-ジでしょうか L13 effrayer=おびえさせる、怖がらせる L14 d'alcool des r]ves de r]ve =夢のような、非現実的な 複数形の意味が捉えにくいのですが、思考が現実感を失わせる酒の中に 融けていく、というようなイメ-ジでしょうか L17 biriller de -＝-で輝く オ-レリアンが蜜蜂の話をすると、目の中で狂気の粒のようなものが光ると 祖父は言います P20 L2 chanter @ qn =（話）人の気に入る、その気にさせる L3 ceux =ces {clats P21 L3 dizaine ＝（ひとまとめにした）１０、１０個の L4 artusanale =手工業的な L5 reposant(e)=心のなごむ 1886年、オ-レリアンは10個の蜂の巣箱を持った養蜂家としてスタ-トを 切ります L6 se cultiver =耕される、養われる、育てられる 蜂蜜とは育てられた太陽、育てられた日光である、とオ-レリアンは言います L9 essaim(n.m.)＝蜜蜂の群れ（分封した） L10 agglutiner =かたまる L11 capturer =とらえる 分封について、山田養蜂場のＨＰを見てきました。 http://www.3838.com/mitsubachi_park/lifestyle/hixtukosi.html 内容をカンタンにまとめます。 巣に蜂が多くなりすぎると、古い女王蜂は仲間の半分を引き連れて巣から飛び立ち 新しい巣を作るようです。これを、巣分かれまたは分封というそうです。 分封は春から初夏の晴れた日に行われ、女王蜂を中心に球のような塊を作ります。 オ-レリアンはこの塊をつかまえたわけですね L15 exploitant(e) =経営者 　ここでは養蜂家でしょう。オ-レリアンは彼から７つの蜂の群を買います L18 plateau(n.m.)＝高原 L21 edification(n.ｆ.)＝樹立、構築 L21 couvan(n.m.)＝卵の塊 L24 butiner =蜂が花から花へと蜜をあさる L24 rel[che(n.ｆ.)＝休み -江崎リエ -- 06/1/22(日) 17:32 - 【428】L'apiculteur　P22 P22 L3 tourbillonner L4 s'{merveiller =感嘆する L5 transformer A en B =AをＢに変える 山田養蜂場のＨＰに書いてあった話によると、働きバチが花から集めた花蜜は 働きバチたちによって熟成・濃縮されて蜂蜜になるのだそうです。 花蜜は蜂の酵素によって性質が変化し、蜜を貯める部屋に運ばれてから、 蜂の羽ばたきの風で水分が蒸発。34℃前後という巣の中の高温も影響して 蜂蜜になります。蜂蜜の詰まった部屋は蜜ろうでフタし、保存食として貯蔵 するのだそうです L7 proc{der ＠=＠にとりかかる L7 munir＝備え付ける L8 enfumoir =くん煙器 　enfumer une ruche =蜜蜂の巣に煙をかける くん煙器の絵が、山田養蜂場のＨＰにありました。 http://www.3838.com/mitsubachi_park/beekeep/ beekeep02/beekeep_step02_2.html 巣に煙を入れ、蜂がおとなしくしているあいだに蜜の詰まっている 部屋がたくさんある板を抜くのですね L8 un cadre des hausses=巣枠、巣板 ネットで見ると蜂蜜が貯えられている板は巣枠とか巣板と呼ばれて います。以下に養蜂の道具の解説があります。　 http://www.3838.com/mitsubachi_park/beekeep/ beekeep02/beekeep_step02_1.html L9 d{soperculer =（養蜂で巣房の）ふたを開ける 　蜜ろうのふたをナイフでこそげ落とします。このふたを集めて 　水から似ると蜜蝋ができるそうです L9 alv{ole　蜂の巣の穴 　フタを開けた巣枠を円筒の中で回転させて遠心力で蜂蜜を 　取る様子も山田養蜂場のＨＰに載っています L11 en fusion =融解した 　採集された蜂蜜が流れてくる様子は、融けた金のようだと言っています L14 d{taillant(e) =小売商 9月にオ-レリアンは蜂蜜を売りました。自分用の３つの瓶、 ポ-リ-ヌにプレゼントする３つの瓶を残して L20 un pi}ge d'amour＝濃いの罠 　ポ-リ-ヌの目の中には恋の罠がしかけられているようだった 目を見た男は心を捉えられてしまう、というわけですね オ-レリアンは長い間彼女を見てしまうので、恋の罠に落ちて しまったようです -なな -- 06/1/23(月) 9:23 - 【429】Re:L'apiculteur　P22 L5の「alchimie」 錬金術なんて言葉をスランス語で覚えるのも、小説を読むからこそ、 のご褒美です。滅多に日常的に目にしませんが、ここ１週間は新聞 紙上でひんぱんに見ます。 「堀江もん式錬金術」なんて-。新聞の見出しで見た瞬間「あっ、 私、これ、フランス語で言える！」と大喜びしました。堀江もん効果です。 ついでに「chimie」を辞書でひいてみました。 英語のchemistryには化学という意味の他に、 The chemistry is right for us. お互いに相性がいい。 という意味があるのですが、フランス語ではそういう使い方はないみたいですね。 -江崎リエ -- 06/1/27(金) 0:33 - 【440】L'apiculteur　P23-25 P23 オ-レリアンにとっていちばん辛い時期は冬でした 冬は蜜蜂は活動しません。 いつも参考にしている山田養蜂場のＨＰによると、 蜜蜂達は冬は巣の中に閉じこもるのだそうです。産卵を休んでいる 女王蜂を中心にして、働き蜂たちが体を寄せ合い蜂球を作ります。 蜂達は細かい羽ばたきで熱をおこして体を暖め合うので 巣の中は33度℃前後に保たれているそうです。そして、冬の間は、 蜂蜜が大切な食料となります。 L3 avec une lenteur de glace =氷のような遅さを持って 　氷がゆっくりと溶けるのを待つように春を待つ、という感じでしょうか L5 @ l'abri =安全な場所に L7 tenter de + inf. =-を試みる L8 en cntact avec =-と接触して L9 irr{m{diablement =必ず、決定的に L12 gel{e (n.ｆ.)＝霜 L12 chanterelle(n.ｆ.)＝アンズタケ（食用きのこの一種） L14 en paraissait blanc 　ここと次のenはよくわかりません。 　en ]tre =-の状態である、というのがあったので、en para]tre 　も同じような意味に取れそうには思うのですが。 L17 tromper =紛らす L18 balade(n.ｆ.)＝（話）散歩 L18 enneig{(e) =雪で覆われた L21 trait{(n.m.)＝概論、論 L25 blotti(e) =身をすくめた P24 L2 oeuvrer pour =-のために働く L4 {volution(n.ｆ.)＝進化 L5 paradis(n.m.)＝天国、楽園 L6 se prendre @ + inf. =突然-し始める 　オ-レリアンは蜂が自分たちの共同体のために働く姿を見て 突然蜂になりたいと思い始めます P25 蜂は花への愛のために死ぬことができる(可能） 死ぬこともありうる、死ぬかもしれない（推測、可能性） pouvoirをどう取るかですね -- 蜂の生態については、現在でもまだわかっていないことがたくさん あるそうです。 -なな -- 06/1/29(日) 8:13 - 【441】Re:L'apiculteur　P23-25 >L14 en paraissait blanc > 　ここと次のenはよくわかりません。 >　en ]tre =-の状態である、というのがあったので、en para]tre >　も同じような意味に取れそうには思うのですが。 おはようございます。 ２日間、enを勉強しておりました。 「太陽はあまりにも青いから」、だから太陽が白く見えた。 「オ-レリアンの心があまりにも冷たくなっているから」、 だから死んだようだった。と【原因、手段などをあらわす】enに落ち着きました。 -江崎リエ -- 06/1/29(日) 18:27 - 【445】L'apiculteur　P26-29 P27 L2 v]tu(e) =deを着た 　]tre v]tu de noir =黒い服を着ている 　１月のある朝、オ-レリアンは１匹の蜂が雪の中で死んでいる のを見つけます L6 se briser =壊れる P29 L3 ensevelir =埋める、隠す、沈める L6 essaimage(n.m.)＝（蜂の）分封 L8 prendre son envol =飛び立つ L8 entra^ner =連れて行く 　２年目の春、最初の蜂の巣箱は蜂の数が多くなりすぎたので、女王蜂が 　仲間を連れて巣分かれします。オ-レリアンは新しく巣を作ろうと枝に 　止まったその一群をかんたんにつかまえました。 L14 orphelin(e)=孤児の ここでは女王がいなくなった、という意味ですね。女王は巣の全ての蜂の母親 ですから L15 se mettre @ ＋inf=-し始める L15 cellule(n.ｆ.)＝蜜房 　cellule royale =女王蜂のため房、王台 大台は、女王蜂を育てるための特別な房。働きバチが蝋を加えて作るそうです。 また、山田養蜂所のＨＰの受け売りです。「女王バチも働きバチもメスなので もともとはまったく同じ有精卵です。3日後に孵化したときも同じ幼虫ですが、 王台で生まれた幼虫だけが働きバチからロ-ヤルゼリ-を与えられ、女王バチ へと育ちます。王台は10個ほどつくられ、女王バチ候補はその数だけ産まれ ます。 L17 alv{ole(n.ｆ.)＝蜂の巣の穴 　16日後、新しい女王蜂が出て来ました。 L18 t[che(n.ｆ.)＝（課せられた）仕事 L18 {liminer =消す L19 nymphe(n.ｆ.)＝さなぎ 最初に王台から出た蜂が女王になり、他の王台のさなぎたちは排除するのですね L21 f{conder =受胎する L21 alimenter ＝食物を与える、養う 　女王蜂は結婚飛行に出かけ、外で雄蜂と交尾して巣に戻り、その後は毎日卵を 産み続けるのだそうです。 L24 disposer =並べる、準備知る 　同じようにそれぞれの巣箱で分封が起こり、オ-レリアンは二十ほどの巣箱を 持つ身となりました。 -江崎リエ -- 06/2/3(金) 0:46 【452】L'apiculteur　P30-33 P30 L5 se voir +inf.=-される 　se voirは受動態と同じような使われ方をしていますね。 L7 en moyenne =平均して L14 comme s'il en pleuvait =（話）たくさん、どっさり L30 se gratter =（自分の体を）掻く L31 valoir la peine de + inf. =-する価値はある L31 L1 visiter =点検する L3　pr{sence d'esprit (n.ｆ.)＝沈着、冷静、とっさの機転 　彼に少しのツキととっさの機転がなかったら L4 cours(n.m.)＝経過、流れ L5 funeste=致命的な L6 replacer =もとの場所に戻す L6 hausse(n.ｆ.)＝台　 L7 cogner =叩く 　隣の巣箱に肘をぶつけたオ-レリアンは持っていた巣板を落として しまいます。 L12 cuisant(e) =ひりひりする L13 essaim(n.m.)＝蜜蜂の群 L13 en furie =激怒した 　川に飛び込んだことが、ツキととっさの機転ということでしょうね L20 chanceler =よろめく L20 tum{fier =腫らす P32 L4 dard(n.m.)＝蜂などの針 L4 d{coction(n.ｆ.)＝煎じ薬 L5 plaie(n.ｆ.)＝傷 L6 propolis(n.ｆ.)＝プロポリス、蜂蝋（蜜蜂がポプラなどから集める樹脂 　で巣の補強に使われる） L8 veiller =徹夜で看病する 　ポ-リ-ヌが看病にやって来ますが、蜂に刺されたオ-レリアンは 　顔や体が腫れて、ひどい姿です L16 rai(n.m.)＝光線 L18 trois mots これはje t'aimeでしょうね L20 d{lirer=精神が錯乱する、うわごとを言う L20 ronger =苦しめる L25 affaire(n.ｆ.)＝困難 　se tirer d'affaire =窮地を脱する 　３日目に起きられるようになったオ-レリアンは、また養蜂場へ 戻ります。この日以来、オ-レリアンには蜂の免疫ができました P33 L3 immuniser contre=-に対して免疫になる L3 venin(n.m.)＝毒液 L5 gu]pe (n.ｆ.)＝スズメバチ L5 frelon(n.m.)＝モンスズメバチ L7 propension @ =@の傾向 -江崎リエ -- 06/2/4(土) 12:24 - 【454】L'apiculteur　P34-40 P35 L7 r{sine(n.ｆ.)＝樹脂 L7 colmater =穴を塞ぐ L7 interstice(n.m.)＝すき間 L8 intemp{ries(n.ｆ.pl)＝悪天候 L10 propri{t{(n.ｆ.)＝特性 L11 caut{riser =(化膿を防ぐために）傷口を焼く L12 pr{tendre =主張する 　on pr{tend　-＝-と言われている L13 enduire =de を塗る、塗装する ストラディバリウスは、（自分が作る）バイオリンにプロポリスを 塗ったので響きがよくなった P37 L2 apicole＝養蜂の L2 vertus(n.ｆ.)＝効力 L2 th{rapeutique =治療の L4 gel{e royale(n.ｆ.)＝ロ-ヤルゼリ- 　これは女王蜂だけの食べ物なのですね L7 exclusivement =ひたすら、もっぱら　 ポ-リ-ヌがロ-ヤルゼリ-を食べ続けたら、16日後には女王なるよ と、オ-レリアンはいいます。 いい口説き文句だと思うけど、その後は子供を産むことを期待される わけね（この時代なら当然なんだろうけど） P39 養蜂も３年目になりました L3　affaiblir = 弱める 昨年同様にして、オ-レリアンの巣箱は増えて行きました L6 gel(n.m.)＝氷点下の寒さ L7 gr]le(n.ｆ.)＝雹 L8 d{g[t(n.m.)＝被害、損害 L9 mais(n.m.)＝トウモロコシ 　i トレマ　マイスとｓを発音します この年１８８８年は悪天候でしたが、そのために 蜂蜜の値段は十倍になります L11 d{cupler =十倍にする L12 {pargn{(e) =免れた L13 intemp{rie(n.ｆ.)＝悪天候 L25 d{tach{(e) =平然と、無関心な 　蜂蜜の売上げを知ったお祖父さんはやっと、養蜂は黄金だ （これで食べていけるものだ）と言うことを認めます。 　そこで、オ-レリアンに結婚を勧めます P40 L11 exploitation(n.ｆ.)＝開拓、経営 　オ-レリアンは今は巣箱を増やす必要がある、結婚は その後でたぶん考えるよ、と言います。 -なな -- 06/2/4(土) 17:54 - 【456】Re:L'apiculteur　P34-40 ストラディバリウスは、（自分が作る）バイオリンにプロポリスを 塗ったので響きがよくなった 名器ストラディバリウスにはこういう秘密があったのか？ 　>L9 mais(n.m.)＝トウモロコシ 語源はスペイン語かなんかでしょうか？ -江崎リエ -- 06/2/6(月) 22:15 【457】L'apiculteur　P41-46 P41 L6 aiguillon(n.m.)＝行動を促すもの ポ-リ-ヌはオ-レリアンの性癖がわかっているようです。 P43 L4 desceler =掘り起こす L9 bouton-d'or(n.m.)＝キンポウゲ 　翌日、オ-レリアンはチョウチョを捕りに行きます。 　一番好きなのは黄色いチョウです L10 {clabousseure(n.ｆ.)＝はねかえり L14 pluie torrentielle =滝のような雨 L17 clairi}re(n.ｆ.)＝林間の空き地 L17 myrtille(n.ｆ.)＝コケモモの実 　秋のある朝、オ-レリアンは山で黄金色の傘のキノコを見つけます 夜、キノコの下ごしらえをしながら、自分の生活を幸せだと思います P45 翌日、オ-レリアンは全ての財産を失います L９foehn(n.m.)＝（ドイツ語）フェ-ン現象 L11 zebrer =縞をつける L12 inoui(e) =途方もない、並はずれた L16 foudre(n.ｆ.)＝雷 L17 ch]ne(n.m.)＝カシワの木 L19 en proie @ qc =-のとりこになっている、-に苦しめられて いる 　木に雷が落ちて火が出、それが巣箱に移っています L20 virevolter =あちこち飛び回る L21 brasier (n.m.)＝猛火 L24 rucher(n.m.)＝養蜂所、巣箱全体 Ｐ46 L4 poulie(n.ｆ.)＝滑車 　井戸から水を汲む滑車でしょうね 　火は蜜と蜂、巣箱を一舐めにしてしまいました -なな -- 06/2/7(火) 18:18 - 【458】Re:L'apiculteur　P41-46 落雷による火事は、思いがけない展開！！ 面白くなってきました。 -江崎リエ -- 06/2/12(日) 10:05 【473】L'apiculteur　P47-54 P47 その後一週間、オ-レリアンは部屋に閉じこもります L5 torpeur(n.ｆ.)＝無気力、マヒ L9 prostr{(e) =衰弱した L14 d'une traite =一気に L18 narrer =物語る 読書の後、オ-レリアンは自分の人生の方向を変える夢を見ます P49 L2 d{valer =急速に下る L2 cascade(n.ｆ.)＝滝 L3 assoiff{(e) ＝喉が乾いた L13 cataracte(n.ｆ.)＝大瀑布 　目と髪が黒く、黄金色の肌の女性とは、蜜蜂の精でしょうかね P51 夢を見た翌朝、オ-レリアンは祖父に、家を出てアフリカに行く と言います L6 intens{ment =強く L12 boucler =（バックルなどで）留める L18 conception(n.ｆ.)＝考え L19 {garement(n.m.)＝錯乱、道に迷うこと、道を踏み外すこと L20 se trouver =自己（の本質）を見出す P53 中庭には祖父が植えた二本のレモンの木があります。ここでも 黄色のイメ-ジですね。 L8 d{blayer =取り除く L10 mener loin =（仕事などを）大きく進展させる L11 enrihir =豊かにする L20 glacer =（気持ちを）すくませる、ぞっとさせる L23 de plus =さらに P54 L4 rajuster =調整する L4 bretelle(n.ｆ.)＝つりひも 孫がこんなふうに突然出ていってしまうのは寂しいと思いますが レオポルドは孫の気持ちを理解したようですね -江崎リエ -- 06/2/12(日) 12:58 【475】L'apiculteur　P55-63 P55 クロヴィスのカフェで、オ-レリアンはポ-リ-ヌを どうするんだ、と言われます。 L8 tenir @ =@に愛着を抱く P57 いない間に他の男と結婚してしまってもしょうがないと 言ったオ-レリアンですが、ちゃんとポ-リ-ヌには会いに 行きます。 L1 {tiqueter =ラベルを貼る L3 prodiguer =惜しげなく与える L13 trembler =動揺する 黄金を探しに行くというオ-レリアンに、黄金はここにもあると ポ-リ-ヌは言います。しかし、彼の心にその言葉は届きません。 P58 L1 troubler le sommeil de qn =人の眠りを妨げる 　天使の眠りも妨げない 慣用的な表現でしょうか、なかなかイメ-ジはきれいですね P59 L3 Abyssinie(n.ｆ.)＝アビシニア（エチオピアの別名） 　広辞苑ではエチオピアの旧称となっています。 　オ-レリアンはまず、マルセイユへ向かいます L5 fouiller =掘り返す L5 receler =隠し持つ オ-レリアンはアビシニアに本当に金があるのかどうか わかっていませんが、太陽の色をした何かを探し求めるのが 自分の宿命なのだと思っていました。 P61 オ-レリアンはアルルに寄ります。 L6 fureur(n.ｆ.)＝怒り、熱狂 L11 deviner =推察する、想像する L12 trahir =（秘密を）もらす L17 disposer de qc=(何を）自由に使う、持っている オ-レリアンは通りに立って自画像を描いている絵描きに 近づきます。 　この絵描きはゴッホを思わせますね L17 se peindre =自画像を描く L19 chrome (n.m.)＝クロ-ムイエロ- L23 absorb{(e)　＝没頭している L23 t[che(n.ｆ.)＝仕事 P62 L12 contre =引き替えで 　オ-レリアンは夢の女性の絵を描いてくれるように頼みます。 L16 devoir =（意向、未来、予定）するつもりである、することになっている 　-すべきでは変と思いましたが、こういう用法があるのですね L21 labeur(n.m.)＝根気仕事 L32 incr{dilit{(n.ｆ.)＝疑い深さ P63 L3 hanter =(妄想などが）つきまとう L5 chevalet(n.m.)＝イ-ゼル 　イ-ゼルはフランス語かと思いましたが、英語だそうです L18 revenir chercher qn(qc) =取りに戻ってくる 　オ-レリアンは宿の主人に絵を預けます L22 esquisser =（身振りなどを）ちょっと示す -江崎リエ -- 06/2/13(月) 14:50 【478】L'apiculteur　P65-71 P65 L1 Sainte-Celine =聖女セリ-ヌ 　聖女セリ-ヌの日にオ-レリアンはマルセイユから船に乗ります 　画家のパレットと言い、海の色といい、色の描写がきれいですね L11 enexorablement＝無情に、冷酷に L12 venin(n.m.)＝（蛇などの）毒 P67 L2 d{sesp{r{ment =絶望的に、比類なく L3 silex(n.m.)＝すい石、火打ち石 　火打ち石の広辞苑の説明は以下。 　石英の一種、玉髄ににて不透明、灰白色、黒、褐色 L6 s{r{nit{(n.ｆ.)＝穏やかさ 地中海の青さの中で、沈みゆく太陽は丸い蜜蜂のよう。 このイメ-ジもきれいですね P69 L1 escale(n.ｆ.)＝寄港地 L5 profiter de -=-を利用する L6 harceler =悩ませる L6 mendiant(e) =物乞い L9 d{ambuler =ぶらつく L11 sillage(n.ｆ.)＝航跡 L13 point de mire(n.ｆ.) =標的 L14 franchir =越える、乗り越える L71 L1 Ferdinand de Lesseps スエズ運河を開通させたフランス人。1869年の開通だそうです 19年後、オ-レリアンがここを通ります L8 seigner =血を流す L9 cicatriser =傷を癒着させる、治す L10 lambeau(n.m.)＝断片 スエズ運河を渡る船の上で、オ-レリアンはついにアフリカの大地に やってきたことを感じます -江崎リエ -- 06/2/15(水) 23:40 【482】L'apiculteur　P73-81 P73 11月にオ-レリアンはイエメンに着きます L3 insouciance(n.ｆ.)＝無頓着、のんき L4 crat}re(n.m.)＝噴火口、クレ-タ- L5 lunaire＝月を連想させる L5 craquel{(e) =ひびの入った L9 incandescente =真っ赤におこった 　une braise incandescente =真っ赤におこった炭火 L11 fouler le soi =土を踏む L12 fournaise(n.ｆ.)＝猛火 L22 boutre(n.m.)＝ダウ船（アラビア人が用いた三角帆の小型帆船） L25 gencive(n.ｆ.)＝歯茎 L26 infester =はびこる P74 L11 d{vider =（巻いてある物を）ほどく L1 2 objurgation（(n.ｆ.)＝（多くpl）勧告 P75 L1 l'antichambre de la mort =死の一歩手前 L4 passeur(se) =渡し守 L7 indig}ne =現地の P77 L4 m{hari(n.m.)＝ヒトコブラクダ L6 Y{m{nite＝イエメン人 L9 cimeterre(n.m.)＝三日月刀 L9 flanc(n.m.)＝脇腹 L9 griser =酔う L10 l'app[t du gain =儲けの誘惑、利欲 L13 imposant(e) =堂々とした L16 propice =好都合な L18 reporter =延期する P81 オ-レリアンは自分をアフリカの奥地へ連れて行ってくれるキャラバンを 見つけますが、キャラバンはなかなか出発しません。 -江崎リエ -- 06/2/19(日) 23:19 【488】L'apiculteur　P83-90 P83 L1 aupr}s de qn =(人の）そばに L7 irruption(n.ｆ.)＝侵入、闖入 　faire irruption dans -＝ -へ侵入する L8 stature(n.ｆ.)＝身長 L8 imposant(e) =堂々とした 　ヨ-ロッパ人のオ-レリアンは、ジャンヴィエの家に入るのを 止められませんでした L15 traiter avec = -と取引をする L20 appartenir =(@の、に）（の）所有である L20 confier =委ねる Ｐ84 L4 liasse(n.ｆ.)＝束 L9 interc{der =仲介する L9 en faveur de =-のために P85 L3 miroiter qc ＠ qn =　　人に-をちらつかせる P87 船の旅が終わり、ソマリアの砂漠の旅が始まります P89 L1 atroce =耐え難い L2 torride = 酷熱の L3 sans discontinuer =絶え間なく L4 traitre(sse)=見かけによらず危険な L4 tranchant(e) =鋭利な L5 silex(n.m.)＝火打ち石 L7 implacable =過酷な L14 {claireur(n.m.)＝斥候 L15 pasteur＝牧畜民 L16 hostile =敵意を持った L16 dysenterie(n.ｆ.)＝赤痢 L18 succomber @ =@に屈する L19 epuisement(n.m.)＝へとへとの状態 　７人のうち５人は死んでしまいます P90 L1 initiation(n.ｆ.)＝通過儀礼 L10 aune(n.ｆ.)＝（昔の）オ-ヌ（約１，１８ｍ） L16 gaspiller =浪費する L'apiculteur P91-99 本は-L'Apiculteur（Maxence Fermine） Le livre de poche、ISBN : 2253152560を使っています P91 オ-レリアンは喉の渇きに苦しみます L5 aride=乾燥した L9 b[t(n.m.)＝（馬、ろばの）荷鞍 P92 L5 perturber =妨害する L10 d{ssecher =乾燥させる P93 L2 intuition(n.ｆ.)＝直観 L4 solidit{(n.ｆ.)＝強さ L4 tisser =織る L5 {tancher sa soif =渇きをいやす P95 命は金の糸、露の数滴は金以上の価値。金の比喩がいろいろと 出てきます P97 L4 {tancher la soif =渇きをいやす L6 gouverneur =総督、知事 L9 dignitaire =高官 L10 asseoir en tailleur =あぐらをかく L16 d{baller =（行商が商品を）並べる L19 en abandance = 多量に L21 confisquer =押収する L23 illicite =不法な P98 L9 argile(n.ｆ.)＝粘土 L10 extraire =採掘する L11 p{pite(n.ｆ.)＝（天然の）金塊 L13 ＠ ta guise =きみの好きなように P99 L7 pr{cepte(n.m.)＝掟 L13 interdit(e) =（口がきけないほど）驚いた、狼狽した 　　en rester interdit=驚いたままでいる 　アラ-ルの王の部屋で、オ-レリアンは美しい女性とすれちがいます -江崎リエ -- 06/2/22(水) 23:06 【495】L'apiculteur　P101-109 P101 L1 inoculer =吹き込む、植え付ける L3 d{celer =気づく、見分ける L6 lancinant(e) =（痛みが）刺すような L8 dard(n.m.)＝蜂などの針 　この女性が夢の女性なのかもしれませんね P103 L11 conseiller(}re) =助言者、忠告者 P105 L6 discret({te)＝口が堅い、秘密を守る L10 {vasivement =あいまいに P107 L4 d{cid{ment =まったく、確かに、やっぱり L8 s'appr]ter @ + inf =まさに-しようとする L19 muezzin(n.m.)＝（イスラム寺院の）祈祷時報係（塔の上から 祈祷時刻を告げる） L19 minaret(n.m.)＝ミナレット、尖塔 L24 paroi(n.ｆ.)＝岩壁 L25 gorg{e　de =deで満ちた 　女性は蜜蜂の国にいる、とオ-レリアンは教えられます その場所は「蜜蜂の断崖」と呼ばれています P108 L13 battu(e) =（土が）踏み固められた L19 confier =打ち明ける L23 enfreindre =（法規に）違反する 　その断崖は聖なる場所で、そこに行くことはガラの国の法規に 　反することになる、死の危険もあると、王は忠告します P109 L3 p{rilleux(se) =危険な L4 conviction(n.ｆ.)＝確信 L11 assentiment(n.m.)＝承認 　旅立とうとするオ-レリアンに王は、蜜蜂の装身具を二つ与えます 　それは純度の高い金を彫ったものでした。 -江崎リエ -- 06/2/25(土) 21:44 【501】L'apiculteur　P111-118 P111 L4 s'assurer =手に入れる L4 escorte(n.ｆ.)＝護衛隊、お供 L5 profiter de =deを利用する L5 se rendre @ =@に行く L22 bivouaquer =野営する、ビバ-クする 　ビバ-クはフランス語だったのですね。 L24 sortir de son mutisme なかなかおもしろい表現です P112 L4 duper =だます L5 {tui(n.m.)＝ケ-ス L6 bouff{e (n.ｆ.)＝一吹き L12 songe(n.m.)＝夢 P113 L2 oued(n.m.)＝水無川（雨季のみ流れる） L3 s'abreuver =水を飲む L4 natte(n.ｆ.)＝ござ、むしろ L6 bourrer =タバコを詰め込む L6 pipe d'{cume(n.ｆ.)＝海泡石のパイプ 　夫が一時パイプを吸っていたので、私も吸っていました。 　海泡石は白い石に小さな穴（泡の跡？）があいた柔らかな石で、外側に彫刻 　がほどこされた物が多いです L15 maudit(e) =呪われた L17 vouloir de qn =人を受け入れる、ほしがる P114 L3 coincidence(n.ｆ.)＝偶然の一致 L6 {charpe(n.ｆ.)＝マフラ-、ショ-ル P117 L12 massif(n.m.)＝山塊 L14 mirage(n.m.)＝蜃気楼 L19 clou{(e) au sol＝地面に釘付けにされた -江崎リエ -- 06/2/26(日) 17:31 【503】L'apiculteur　P119-125 P119 L2 r{cul{(e) =僻地の L7 luxuriant(e) =繁茂した 　v{g{tation luxuriante =生い茂った植物 L10 parois rocheuse(n.ｆ.)＝ =岩壁 キャラバンを率いていたフランス人ラ・ファランジと別れ ます。本の裏表紙の解説にゴッホとランボ-の名前が 出てきますが、ファランジはランボ-をイメ-ジさせますね L21 @ perte de vue =見渡す限り L23 appartenir =＠の所有である 　Tout lui appartenait. 全ては彼の所有するものだ 　「物が彼に所属する」という意味ですね。ちょっと意味がとりにくい P120 L4 tranchant(e) =鋭利な L6 pr{cipice(n.m.)＝絶壁 L6 d{limiter =境界を定める L7 prodigieux(se) =おどろくべき、けたはずれな L9 issue(n.ｆ.)＝出口 L10 longer =沿って行く L12 infrachissable =越せない L13 s'appr]ter @ ＋inf. =まさに-しようとする オ-レリアンは湧き水を見つけました P123 L2 ｛tancher la soif =渇きをいやす 　彼は蜂の羽音に気づきます P125 L1 des myriades de -＝無数の L4 abrier =収容する、保護する 岩壁に無数の蜂が住み、蜜を採集する人影が頭上に見えます L16 pr{cautionneusement =用心深く 　これだけ長い単語は珍しいですね L18 agilit{(n.ｆ.)＝すばやさ 壁に縄ばしごを下ろして蜜を集めていた男がオ-レリアンの そばに下りてきます。顔を覆っていた布を取ると、それは女性 でした -江崎リエ -- 06/2/26(日) 22:39 - 【506】L'apiculteur　P127-131 P127 L2 habit(n.m.)＝（pl)服、衣服 目の前で衣服を脱ぐ美女、黄金の肌に流れる蜂蜜。 なかなかセクシ-な場面ですね P129 L5 campement(n.m.)＝野営地 L5 de fortune＝応急の、そのばしのぎの 　fortuneは財産なので、豪華な野営かと思ったら、違いました L10 singulier(}re)=奇妙な、風変わりな L23 d{visager =じろじろ見る 　オ-レリアンはやっと探していた女性に出会います 130 L2 broc(n.m.)＝水差し L3 tremper =浸す 蜂蜜が首から胸へと流れていきます。これも色っぽいですね L8 d{glutir=飲み込む L8 @ trois reprises =3度繰り返して、３度も L13 enduire =deを塗る L16 pulpe(n.ｆ.)＝果肉 L16 se d{faire =ほどける、解体する、捨て去る 　ここでは視線をはずすことなく、という意味です 　オ-レリアンは見つめ合うだけで官能を感じます P131 L5 envoutant(e) =魅惑する （uはアクサングラ-ブ付きです） その夜は祝宴になります L18 obsedant(e)=(うるさく）心につきまとう 　宴の音を聞きながらオ-レリアンと女王はセックスをします 　見つめ合って愛を交わしながら、オ-レリアンは生きていることの美しさを 　感じます -江崎リエ -- 06/3/5(日) 13:29 【516】L'apiculteur　P133-140 L'apiculteur　P133-140 P133 L2 perforer =小穴をあける L3 aiguillon(n.m.)＝(蜂の)針 目を覚ましたオ-レリアンは、現実という蜂の針に穴をあけられて、 美しすぎる夢から抜け出てきたような気分です L4 hagard(e) =取り乱した L9 pesant(e) = 重い、重苦しい L9 r{gner =君臨する、支配する L13 inlassablement =疲れを知らずに L14 emmagasiner = 貯蔵する L16 se rendre @ =@に従う L16 accouplement(n.m.)＝交尾 オ-レリアンが目を覚ますと、村には誰もいませんでした。 女王蜂が交尾の後に雄蜂を捨てるように、オ-レリアンも捨てられた のです P135 小屋に戻ったオ-レリアンは、金の蜂を鞄の上に見つけます。 　前に王様にもらった金の蜂と同じもののようですね L9 perforer =小穴をあける L9 bulle(n.ｆ.)＝泡 L9 tenir lieu de qc =-の代わりになる 金を探すという夢の代わりとなっていた「王様のところで出会った金色の 肌の女を探す」という夢の泡に穴をあけ、現実に戻ることに決めます。 P137 L6 @ jamais =いつまでも、永遠に L8 obs{dant(e) =心につきまとう P139 オ-レリアンはHararに戻って来ます L5 sujet(te ) =臣下 L8 br-ler les l}vres =（質問したくて）うずうずしている P140 オ-レリアンはマコンネンに女の居場所を聞きますが、わかりません。 金色の肌の女は、愛を交わした後は男を殺すのが普通だと知らされます。 -江崎リエ -- 06/3/5(日) 22:39 - 【517】Re:L'apiculteur　P133-140 Ｐ140 金色の肌の女は、愛を交わした後は男を殺すのが普通だと知らされます。 ここを読み間違えました。 ２度寝る男は死刑判決にサインするようなもの、と書いてありますね。 １度だけなら命は助かるわけです。 【518】Re:L'apiculteur　P133-140 plus d'une foisのところをどう読むか？ですよね？ 辞書で plus d'une fois-は、「一度ならず」と言う意味です。 国語辞典で「一度ならず」を調べると「一度だけでなく、二度も三度も」と書いてあります。 わたしは「一度ならず」は一度も駄目。一度でも交われば、死刑宣告にサインをするこ とになるのに、オ-レリアンは特別に生かしてもらった、と言う風に解釈して読んでい ました、が、今、国語辞典をよくみると、一度はセ-フ。二度、三度は駄目と言う意味 ですね！ ああ、疲れました。 でも面白い！！ -江崎リエ -- 06/3/9(木) 22:37 - 【519】L'apiculteur　P143-149 2章に入ります P143 アビシニアの砂漠を歩き回ったオ-レリアンはアデンにやってきます。 L７pellicule(n.ｆ.)＝フィルム、膜 L11 {corce(n.ｆ.)＝皮 L16 m{har{e(n.ｆ.)＝メハリによる遠征 　m{hari(pl meharis, mehara)メハリ、早駆け用ヒトコブラクダ L20 z{nith(n.m.)＝天頂 L21 puiser =汲む L24 Grande-Bretagne(n.ｆ.)＝グレ-ト・ブリテン、イギリス P144 L13 en terre cuite =テラコッタの、素焼きの L20 bease(n.ｆ.)＝ずた袋 L26 renseignement(n.m.)＝案内 道を教え、水をかけてくれた若い女に、オ-レリアンは金の蜂を 一つ、プレゼントします P147 L2 ruelle(n.ｆ.)＝路地 L7 demander une audience =謁見を求める L9 {b}ne =漆黒の L9 faire patienter qn =辛抱強く待たせる L10 jalousie(n.ｆ.)＝鎧戸 L10 @ claire-voie =格子になった L11 rumeur(n.ｆ.)＝ざわめき L15 cantharide(n.ｆ.)＝ツチハンミョウ L16 {blouir =目を眩ます L17 aura(n.ｆ.)＝オ-ラ、霊気、威光 L21 se permettre de -＝あえて-させてもらう P148 L1 contr{e(n.ｆ.)＝地方 L1 inhospitalier(}re) =住みにくい、居心地の悪い L2 hardi(e) =大胆な L2 explorateur(trice) =冒険家 オ-レリアンは３年間、アビシニアをさまよっていました L10 avoir mal @ inf.=するのが困難だ L17 s'eponger =（自分の）-をぬぐう L18 suffocant(e) =息がつまるような L22 hormis =-をのぞいて L29 arpenter =（話）大股に歩く P149 L1 servir @ =-するのに役立つ L4 suinter =染み出る L17 tremper =浸す L18 phal}ne(n.m.ｆ)＝尺蛾 　イギリス領事にあったオ-レリアンは、故郷に帰る手助けをして ほしいと頼みます。 -江崎リエ -- 06/3/12(日) 17:05 【522】L'apiculteur　P151-156 P151 L2 frapper =（病気、不幸が）押そう、苦しめる L3 dysenterie(n.ｆ.)＝赤痢 L4 calvaire(n.m.)＝苦難 L5 r{chapper =危機を脱する 帰りの船の中で、オ-レリアンは魅力的な人物に出会います L12 bey(n.m.)＝ベイ（昔のチュニジアの総督） L18 {voluer =変化する L18 indescriptible =表現できない、筆舌に尽くせない P152 L7 cuivr{(e) =銅色の、赤褐色の P153 オ-レリアンはイポリットにガラの女の話をし、二人の間には特別な友情が 芽生えます L17 habit{(e) =潜む L18 se d{p]cher de + inf.=急いで-する P155 マルセイユについたオ-レリアンはそのまま入院します L7 ]tre sur pied =起きている、立っている L14 d{ambuler =ぶらつく L17 amputer =切断する L18 d{lire(n.m.)＝精神錯乱、妄想 歩けるようになって病院内をぶらついていたオ-レリアンは ル・ファランジと再会します P156 死にかけているル・ファランジはオ-レリアンに手書きの詩を渡します L13 avidit{ (n.ｆ.)＝渇望 　avec avidit{ =食い入るように 詩を読んだオ-レリアンは感動して涙を流します L17 rincure(n.ｆ.)＝安物のがらくた 　ｃはセディ-ユ -江崎リエ -- 06/3/12(日) 17:21 - 【523】アルチュ-ル・ランボ- ル・ファランジはランボ-をイメ-ジさせるので ちょっと調べてみました Jean Arthur Rimbaud(1854-1891) マルセイユで死んだそうです。 ル・ファランジが死んだ年と場所と合わせてあるのですね。 私は高校時代に小林秀雄訳の「地獄の季節」を読んで （もちろん、日本語。大学時代にいくつかの詩はフランス語で 読みました）好きになりました。ものすごく好きという詩人はほかに たくさんいましたが、ランボ-の投げ出したような言葉 の使い方は、生意気盛りの高校生の心を捉えました。 １６歳でデビュ-、２，３年詩を書き、ヴェルレ-ヌとの 関係を精算するため、または別のことがしたくなってアフリカに 行く。アフリカで何をしていかた不明、というのが私が知っている ランボ-像です。映画もありましたね。 -江崎リエ -- 06/3/19(日) 16:32 - 【527】L'apiculteur　P157-162 P157 L1 trajet(n.m.)＝旅程 L10 s'evaporer =消え失せる P158 L10 essuyer =拭く オ-レリアンはアルルに寄って、預けてあった絵を 手に入れます。画家は消えていました。 この画家はゴッホがモデルだと思います。 ゴッホは（１８５３-１８９０）なので、 もう亡くなっていますね。 P159 L7 brin(n.m.)＝一茎 　祖父がアルルの駅に迎えに来ています。 息子のいる私は、オ-レリアンよりも待っているレオポルドの 気持ちがよくわかります。 L9 fougue(n.ｆ.)＝血気 L17 ]tre en retour =戻る、帰ってくる L19 en abondance =多量に P160 L11 fortune(n.ｆ.)＝財産、富、（文語）運命、運 　自分が求めていた「金」「幸運」くらいの意味でしょう P161 L10 sablier(n.m.)＝砂時計 L10 bouch{(e) =詰まった L14 p{pite(n.ｆ.)＝金塊 L17 exploitation(n.ｆ.)＝開拓、開発 　オ-レリアンはまた養蜂をやると言います P162 L4 accomplir = やり遂げる L5 regard perdu(n.m.)＝ぼんやりした眼差し L5 regarder dans la vague＝虚空をみつめる、 ぼんやりとした眼差しをする 大きな事をやるために戻ってきた、素晴らしいことを するんだとオ-レリアンは言います。 おじいさんは、また心配しそうですね。 【528】L'apiculteur　P163-171　江崎リエ -- 06/3/19(日) 17:05 P163 L12 s'assombrir =表情が曇る 　ポ-リ-ヌに会ったオ-レリアンは自分の計画を 話します。 L24 ]tre pr{f{rable que + subj =-した方がいい 夢に出てきた女性の話を聞いたポ-リ-ヌは恋文を オ-レリアンに返します P165 オ-レリアンは養蜂の仕事に戻ります。1892年の 収穫は良好でした。 L7 hiberner =冬を越す L7 subsister =存続する L15 faire la sourde oreille =聞こえないふりをする 雪の中、レオポルドがオ-レリアンの巣箱のところにやって来ます。 オ-レリアンが女の話をしないので、アフリカで誰かに恋をしたのは 確かだ、と祖父は言います P167 L6 serein(ne) =落ち着いた、穏やかな L6 pr{mice(n.ｆ.pl)＝発端 P169 L4 se d{salt{rer=（飲み物で）喉の渇きをいやす L8 troubler =濁らせる 　美しい緑の酒アブサンは、水を混ぜると白濁するそうです。 　一度試してみたいものです 　５月１日にイポリットがやってきます L16 le jour des fleurs ５月１日は好きな人にスズランの花を贈る習慣があるそうですが、 これが「花の日」なのでしょうか？ P171 L5 faire d{faut =欠けている、不足する 　イポリットはオ-レリアンと何かをやるために金を持って 来るようです 【534】L'apiculteur　P173-183-江崎リエ -- 06/3/25(土) 23:10 L'apiculteur P173 L4 hym{nopt}re(n.m.)＝膜翅類の昆虫 　膜翅類を広辞苑で調べました。昆虫網ハチ目のことだそうです L4 Apis mellifica ラテン名ですね。蜜蜂ということでしょう L8 entretien(n.m.)＝保守、メンテナンス P175 L3 @ la post{rit{ =後世に L5 fronton(n.m.)＝切妻壁 L5 H`tel de Ville (n.m.)＝=市役所 L9 patrie(n.ｆ.)＝祖国、母国 L9 reconnaissant(e) = 感謝して イポリットの望みは、銅像となって後世に名を残すことです P177 L6 tapisser =壁紙を貼る L7 s'accommoder =順応する L11 effroi(n.m.)＝恐怖 P179 L17 annotation(n.ｆ.)＝注釈 L17 pr{visionnel(e)＝予測による L18 sch{ma(n.m.)＝図表、概要 L18 expliciter =明白にする L19 d{mesure(n.ｆ.)＝並はずれた感情、態度 L22 rengorger =胸を張る P180 L4 g{ologue（n)＝地質学者 L8 exhausif(ve) =徹底的な L8 {puiser =(問題を）極め尽くす L9 sommit{(n.ｆ.)＝最高権威者 L11 susceptible de + inf =-するかもしれない L13 osciller =迷う、揺れる L14 acharn{(e) =激しい L15 r{diger =(文章を）書く L17 faire autorit{ =信用できる L21 mellifi}re) =蜜を生じる L23 d{duire =割り引く L27 r{torquer =言い返す イポリットは自分で本を書き、壮大な計画と お金を持っています。 -江崎リエ -- 06/4/1(土) 10:31 - 【544】L'apiculteur　P183-186 前の書き込みでペ-ジのカウントを間違えました。前はＰ181 まででした。 P183 ２シ-ズン持つと思ったお金は３カ月持たなかったようです L５s'av{rer =-が明らかになる L5 envergure(n.ｆ.)＝規模 L8 exploiter =利用する L9 chantier =作業場 L12 pharaonique = ファラオの イポリットは自分の銅像が欲しいという気持ちも オ-レリアンに伝えます P185 プロポリスを採取する作業場はアピポリスと名付けられた ようです。建築が始まります L2 de main de ma^tre =見事な腕前で L4 trempe(n.ｆ.)＝タイプ、性質 L5 habilet{(n.ｆ.)＝巧妙さ L5 diplomate(n.m.)＝駆け引きのうまい人 L5 virtuosit{(n.ｆ.)＝妙技、名人芸 L9 calcaire(n.m.)＝石灰岩 L9 abrupt(e)=険しい、切り立った L11 @ proximit{ =-の近くに L13 muletier(}re)=ラバの通る 　chemin muletier (n.m.)＝狭く険しい道 L18 acheminer =運ぶ L23 meunier (n.m.)＝製粉業者、粉屋 L23 louer =賃貸する L23 [nesse(n.ｆ.)＝雌ロバ P186 L1 gitan(e) =エジプト人、ジプシ-（ジプシ-はエジプト 　　から来たという誤解から） L1 Camargue(n.pr.ｆ.)＝カマルグ（フランス南部、ロ-ヌ川 　　のデルタ地域 L3 osier(n.m.)＝ヤナギ、ヤナギの細枝 L3 nacelle(n.ｆ.)＝ゴンドラ、釣りかご L4 mar{chal-ferrant(n.m.)＝蹄鉄工 L5 pieu(n.m.)＝杭 L6 goulotte(n.ｆ.)＝（荷物などを滑らす）傾斜溝 L7 palefer　＝？ L7 poulie(n.ｆ.)＝滑車 L8 menuisier(n.m.)＝指物師、建具屋 L9 poutre(n.ｆ.)＝梁 L10 recruter =採用する L11 aboutir =成功する 「少しの金と大きな意欲があれば、不可能な物はない」と いうのは、なかなかいいフラ-ズですね。 L18 potence(n.ｆ.)＝横木 L25 r{serve(n.ｆ.)＝遠慮、控えめな態度 L28 exhorter @ inf =（話）けんめいに-する L29 @ la t[che =出来高払いで -江崎リエ -- 06/4/8(土) 【547】L'apiculteur　P187-190 P187 9月のある朝、アピポリスは完成します L2 bruit(n.m.)＝噂、評判 　bruit qui court =巷の噂 L4 s'endetter =借金する L5 remboursement(n.m.)＝返済 L6 {ch{ance(n.ｆ.)＝支払期日 L13 emprunter =借りる L13 colossal(ale) =巨大な L14 cr{ancier =債権者 L15 exploitation(n.ｆ.)＝営業、経営 L16 requin(n.m.)＝サメ L16 maugrer =悪態をつく L16 contraint et forc{ =強制されて L17 requ]te L22 amortir =弱まる P188 L9 orpheliner orphelin(e) =親のいない、なので、女王蜂がいなく なって新しい女王が生まれる状態のようです。巣別れさせる というような意味でしょうかね。 L9 approvisionner =仕入れる L20 r{tr{cir =小さくなる L21 chagrin(n.m.)＝粒起なめし革 　se r{tr{cir une peau de chagrin =徐々に減って 　ついになくなる 　バルザックの「あら皮＝une peau de chagrin」から 来ているそうです P189 L4 grandoise =堂々たる L6 r]ne(n.ｆ.)＝手綱 L6 carriole(n.ｆ.)＝二輪荷馬車 L8 nimb{(e) =後光に取りまかれた L10 mass{(e) = 集まった L12 mirage (n.m.)＝蜃気楼 L17 cohorte(n.ｆ.)＝（同一行動をとる）一群、一団 L25 assirent これは assoirの単純過去複数形でした。 単純過去の複数形って、あんまり見慣れません L25 margelle(n.ｆ.)＝（井戸などの）縁石 鉢の巣箱をアピポリスに据え付けた二人は、満足して アピポリスを眺めます。 【551】L'apiculteur　P191-199　-江崎リエ - 06/4/9(日) 17:12 - P191 L3　se rendre @ =@に行く 冬の間、二人はアピポリスで眠る蜂を見守ります P193 L2 labeur(n.m.)＝労苦 L12 stentor (n.m.)＝大声の持ち主 　voix de stentor =大声で 　春のある日、蜂達は次々に蜜を集めに飛び立ちます。 　イポリットは、これからは蜂が働いてくれる、と喜びます P195 L2 voir qc d'un mauvais oeil =-を悪意を持ってみる 　おじいさんは二人のやっていることに懐疑的です 巣別れの日、イポリットは女王蜂をつかんで顎に置いたので その回りに働き蜂が集まり、蜂のアゴヒゲが出来ました お祖父さんの評価はfouからoriginalになったようです P197 L2 sans rel[che =休みなく、絶えず L3 dominante(n.ｆ.)＝基調、主調 L3 grave =音の低い L5 variation(n.ｆ.)＝変化、（音楽）変奏（曲） L6 silence(n.m.)＝無言、（音楽）休符 L6 soupir(n.m.)＝溜め息　（音楽）４分休符 音楽用語と取るか普通の意味に取るか、両方を掛けて いるのかもしれません。 オ-レリアンは蜂が蜜を集める羽音を蜂のオペラと呼びます P199 最初の収穫の日がやってきました L2 liesse(n.ｆ.)＝歓喜 L3 convier =@に招く、招待する L6 s{nateur(n.m.)＝フランスの上院議員 L6 au premi}re loge =二階ボックス席に 　ここでは、政治家のように良い席に座ったということ でしょう L9 yeux exorbit{s=(驚きなどで）大きく見開かれた目 L10　]tre plus mort que vif =（恐怖などで）生きた心地が しない オ-レリアンは壁の上にいます。高いところが嫌いなようですね L11 directive(n.ｆ.)＝（多くはpl)指示、指令 L13 compl{ter =補う L13 {quipe(n.ｆ.)＝（作業の）組、班、チ-ム 　cette folle {quipe はオ-レリアンとイポリットの ことですね L14 chaudi}re (n.ｆ.)＝ボイラ- L15 s'eclaircir la voix =咳払いして声（喉）をすっきりさせる L22 repr{sentation(n.ｆ.)＝（芝居の）上演、興行 イポリットの演説のあと、収穫の様子が村人に披露される ようです。 -江崎リエ -- 06/4/15(土) 23:07 - 【555】L'apiculteur　P200-205 P200 L5 interminable =果てしない L7 prodige(n.m.)＝奇跡 L9 insiter =しむける L12 instrument @ vent =管楽器 　英語ではwind instrumentと言います。同じですね L14 trappe(n.ｆ.)＝揚蓋 L14 {vacuation(n.ｆ.)＝排煙 L15 jute(n.m.)＝（織物）ジュ-ト L16 combustion(n.ｆ.)＝燃焼 L17 tuyau(n.m.)＝パイプ、管 L17 orgue(n.m.)＝パイプオルガン L18 alimenter =補給する L22 relais(n.m.)＝引き継ぎ、リレ- L23 se jucher =高いところに上る L23 nacelle(n.ｆ.)＝（気球、飛行船の）ゴンドラ、つりかご L24 treuil(n.m.)＝巻揚機、ウィンチ L28 cuivre(n.m.)＝金管楽器 L29 partition(n.ｆ.)＝楽譜 L31 laminoir(n.m.)＝圧延機 P201 L5 se figer =固まる L7 g{nie(n.m.)＝天才（的人物） L9 ingenieux(se) =利発な L11 ir{el(le) =現実ではない L12 ali{n{(e) =気の狂った 収穫の様子は村人に披露されます。それはさながら、音のないオペラの ようでした。 P203 二人の成功はプロヴァンスの噂になります. 二人は夢想家と変人と呼ばれているようです P205 L3 envi{(e)=うらやましがる L5 inconscient(e) =うっかりした、無警戒な L7 {clorer =花開く L10 d{dier =捧げる L12 d{sastre(n.m.)＝災難 L12 germir =芽生える L13 d{l{t}re =有害な Deux moisの繰り返しがこわいですね L14 teigne(n.ｆ.)＝コクガ（穀蛾）　 　fausse teigneなので、コクガに似た昆虫なのでしょう L15 insatiable =どんよくな -江崎リエ -- 06/4/16(日) 14:17 - 【556】L'apiculteur　P207-210 P207 L１La Galleria Cerelle これがfausse teigneの学名です 蝋を食べる蛾だそうです。巣の蜜蝋が狙われるわけですね L3 pondre =卵を産む L3 huit jours =8日、一週間 L4 ponte(n.ｆ.)＝産卵 L5 chenille(n.ｆ.)＝毛虫、芋虫 L6 chrysalide(n.ｆ.)＝蛹 　発音が覚えにくいです。クリザリド 卵は４週間で蛹になり、それから２週間後に蛾になります チョウも蛾もパピヨンです。日本だと、蛾は嫌われるけど チョウはいいイメ-ジ。これは幼時のすりこみでしょうか？ L9 rayon(n.m.)＝蜜蜂の蜜房 この蛾は巣の蜜房だけでなく、巣板や木枠も破壊してしまいます L9 b[ti(n.m.)＝枠、骨組み L14 abriter =(建物が）収容する L15 larve(n.ｆ.)＝幼虫 ２回目の収穫をしようとした時、３つの巣箱で幼虫が死んでいるのが みつかります L20 insidieux(se) =陰険な L20 se propagner =広まる L21 vertigineux(se) =目の眩むような L22 infecter =感染させる、汚染する P208 L3 exempt(e) de -＝-を免れた ２カ月後にはすべての巣箱が蛾にやられてしまいます P209 L2 ouvrage(n.m.)＝作品、仕事 二人は事業がだめになったことがわかると、集められそうな 蜂蜜だけを集めます L11 {tiqueter =札を付ける、ラベルを貼る 　{tiquette(n.ｆ.)＝札、ラベル、レッテル 　ワインのラベルもエティケットっと言うんでしたね 取れた蜜は100キロ。100の瓶に詰め、90を売り、７を 回りの人間に配り、２つをイポリットに渡し、オ-レリアンは １瓶だけ自分用に取っておきます。 L21 cr{ancier(}re)=債権者 アピポリス破産のニュ-スを聞いて、債権者が押し寄せます P210 L1 chavirer＝心を揺り動かす、仰天させる L1 {ternel (le)=（名詞の前）いつもの、例の 　{ternel cigare =いつもの葉巻 L3 parasite(n.m.)＝寄生虫 L10 pluie d'or =黄金の雨、莫大な金 L13 pas (n.m.)＝難関、難局 　sortir(se tirer ) d'un mauvais pas =難局を脱する 　オ-レリアンは金の蜜蜂を売って、借金返済の一部にします L20 {talement(n.m.)＝分割払い L20 solde(n.m.)＝未払い金、残金 L23 se saouler =酔っ払う -なな -- 06/4/16(日) 17:50 - 【559】Re:L'apiculteur　P207-210 >２カ月後にはすべての巣箱が蛾にやられてしまいます 前回は雷にやられ、今度は-、うまくいってしまうと 読み物としては面白くないので、今度はどんなことが起こるのだろうか？と わくわく？いや冷や冷やしていました。 蛾とは！！ 【563】L'apiculteur　P213-220 -江崎リエ - 06/4/23(日) 12:15 - P213 第三章に入ります １８９４年９月のある朝、イポリットはラングラ-ドから 出て行きます。 L８compter + inf.=-するつもりである、-しようと思う L9 exhautif(ve) =徹底的な、網羅的な L10 couvain(n.m.)＝（昆虫の）卵のかたまり L11 {radiquer =根絶する P215 翌年の春、祖父が亡くなります L３tombal(e) =墓の 　pierre tombale =墓石 L4 vein{(e) =石目のある L4 cercueil(n.m.)＝棺 L15 exploitation(n.ｆ.)＝開拓 L24 forger =（金属を）鍛えて作る、（性格などを）鍛える P217 L1 au cours de -＝-の間に、-の期間中に L2 colis(n.m.)＝小包、荷物 L3 exp{diteur(se) =差出人、発送人 　　destinataire =（郵便物の）受取人、宛名 　　こちらはteurでは終わらないのですね L4 intriguer =不思議がらせる、妙だと思わせる L5 un laps de temps =期間 L8 f{brile =熱のある、熱っぽい L9 surprenant(e) = 驚くべき、不意の、意外な L12 par la force des choses =事の成り行きで L13 se mettre @ + inf.= -し始める L13 manquer @ qn = -がいなくて寂しい、-が恋しい　 　Tu me manques beaucoup =君がいなくて、私はとてもさびしい 　ここではilがオ-レリアン、luiがポ-リ-ヌです L19 impalpable =手で触れない、手応えがない L23 s'av{rer =（属詞をともなって）-であることがわかる P219 L3 ent[tement(n.m.)＝頑固さ、強情さ ポ-リ-ヌはオ-レリアンの家にやってきます。 オ-レリアンはまた養蜂を始めようとしていました。 L8 fleau(n.m.)＝禍、大災害 L17 toiser qn=（人を、軽蔑の目で）上から下までじろじろ見る P220 Ｌ６il n'est jamais trop tard pour rien. どんなことにも、遅すぎるということはない いい言葉ですね。ここまで読んで来てこのこの言葉を読むと 恋愛だけでなく、これから何でも始められそうな気がします。 -江崎リエ -- 06/4/23(日) 17:45 - 【564】L'apiculteur　P221-222 P221 L3 se degager =deから自由になる L3 {tereinte(n.ｆ.)＝抱擁、締め付け L4 extr{mit{(n.ｆ.)＝端、はずれ オ-レリアンの手元に残った物は５つ 蜂蜜のびん、金の蜜蜂、紙を書いたノ-ト、アフリカの本、ラベンダ-が一本 L15 hormis =(文語）-を除いて L18 d{daigneux(se) =横柄な、侮蔑的な 　アフリカの黄金の肌の女性なんかに負けないという態度でしょうか L25 d{lice(n.m.)＝ 至上の喜び ポ-リ-ヌは蜂蜜の瓶を開け、指で味見をします。 そして、蜜を集めたことが、あなたがやった最高のこと、これが 人生の黄金だ、と言います。 P222 L4 pinceau(n.m.)＝刷毛 L4 {tabli(n.m.)＝仕事台 オ-レリアンは全てをポ-リ-ヌにプレゼントすると言います 蜂蜜の瓶を持つポ-リ-ヌ。一滴の蜂蜜が瓶を伝って流れているところを 見つめているポ-リ-ヌの目、肌、手に蜂蜜の黄金色が映っています。 この姿を見て初めて、オ-レリアンは彼女が探し求めていた黄金色の女、 人生の黄金だと言うこと気づくのでした。 待っている女にしたら、男というのもなかなかめんどくさいものですね。 というわけで、この本も終わりです。 読書会におつきあいくださったみなさん、ありがとう。 -なな -- 06/4/23(日) 20:05 - 【565】Re:L'apiculteur　P221-222 >人生の黄金だと言うこと気づくのでした。 これでやっと 　l'or du temps　に「人生の黄金」と言う言葉を当て はめることが出来ます。読み終わるとぴたっとします。 >読書会におつきあいくださったみなさん、ありがとう。 有難うございました。 読み終わった本が積みあがってゆく！-まだたったの２冊ですが-のが なんともいい気分です。 Merci mille fois!!